天樹征丸のレビュー一覧

  • 金田一少年の事件簿 File(33)

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    「錬金術殺人事件」収録。
    密室はかなり強引な気がしますが、大胆かつ大がかりなトリックでなかなか興味深かったです。部屋割りのマジックトリックも単純明快で良かったですし、ラストにちょっとしたサプライズもあり楽しめました。
    ただ、用意周到な犯人がしょうもない見落としで足がついてしまい、ずっこけてしまいました。

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    2014年08月11日
  • 金田一少年の事件簿R(1)

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    新シリーズですね。最近は短期間に連載してまたしばらく休載、って感じなんでしょうか。
    雪山での事件遭遇は何度目なんですかね。

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    2014年08月03日
  • 金田一少年の事件簿R(2)

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    ネタバレ

    絵も変わらないですが、面白さも変わらないですね笑
    本とは関係ないですが、ドラマ化もまたするようですね、でも、私的には堂本剛以外はもう見ないですが。

    今回は雪鬼の犯人編と、廃墟での亡霊教頭を操る地獄の傀儡師編ですね。
    雪鬼編は前回の続きですが、やはりネットを使った炎上と中傷を現していますが、ネット社会の表現でみんな思ってるんですね。
    小説や漫画でもネットのこういう情報をネタにすることが増えてますね。
    少しでも抑制になるメッセージだと受け取ってもらえればいいですが。

    廃墟では、傀儡師との対決です。
    お決まりだと、ツアーコンダクターが犯人、大穴で金田一くんに最初よってきた女の子ですかね。
    まだ、

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    2014年07月22日
  • 金田一少年の事件簿 File(34)

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    ネタバレ

    金田一少年の事件簿にしては珍しく(?)、犯行事態の目的(ターゲットは全員殺す)は達成された感じです。まぁ、死者が2名と少ないってのもあるでしょうが。
    今回の内容は、友人と遊園地で遊んでいるさなかにはぐれ、帰りのバス代さえ使ってしまった挙句、美雪と徒歩で旅館に向かう途中、大雨に降られ、偶然通りかかったバスに乗せてもらったら催眠ガスが出てきた。感じです。
    書いただけですと、悲惨なことこの上ないですね。
    犯行の動機はともかく、今回の事件は違和感たくさんあって、狙われてるのはわかるけど誰かはわかんない感じでした。
    もうちょっと読み応えは欲しかったですね。薄かったので笑

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    2014年07月14日
  • 金田一少年の事件簿 File(32)

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    過去に剣持警部も関わっている事件で、女子高生暴行事件により少年院に入っていた3名が出所したところから始まる話。
    主犯格である青年は剣持警部を怒らせるような言動を取り、他の2名も反省の色がないし、既に出所しているとのこと。そんな中、彼等が何者かに殺され、剣持警部の拳銃や私物が使われ、本人も行方不明に・・・。

    自分は、某少年探偵より、金田一の方が好みです。
    この手のレビューは普通のよりもネタバレ度が高くなるのであまり余計には書きませんが、犯人じゃないように仕向けられてる人に犯人が多いのは金田一ですね。
    変わらずに面白いです。

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    2014年07月03日
  • 小説 金田一少年の事件簿(1) オペラ座館・新たなる殺人

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    【オペラ座館・新たなる殺人】。
    嵐で連絡手段が絶たれた孤島、見立て殺人に密室殺人…まさに本格ミステリーの王道のような設定で魅力的です。おどろおどろしい雰囲気もあり最後まで楽しめました。
    犯人、トリック、動機など特に意外性はないのでミステリー小説を読み慣れている人は物足りなく感じるかもしれませんが、無難に纏まっていて印象は悪くありません。見立ての理由や殺人の動機は十分納得出来る内容でした。

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    2014年07月14日
  • 金田一少年の事件簿R(1)

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    ネタバレ

    今回から「R(リターンズ)」がついて金田一少年の新シリーズがスタート。最初の事件は雪鬼伝説殺人事件。
    いつものごとき導入から金田一と美雪はとある雪山リゾートへ。リゾートの会員権を目当てにモニターとして集まったメンバーの一人が行方不明に?いったい何が起こったのか。そして新たな惨劇が続く…。

    リターンズとあるので、過去の事件をトリックなどを手入れしてもう一度描くのかと思っちゃいましたが、さすがにそれはなかったですね(笑)。1巻では真犯人暴きまではいきません。直前まで。「謎はすべて解けた」まではいきますので、次巻が出るまでに推理を楽しめる構成ともいえますかね。

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    2014年03月26日
  • 金田一少年の事件簿 File(8)

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    【首吊り学園殺人事件】収録。
    トリックを惜し気もなく盛り込んだ野心作。特に室井殺しのトリックは感心しました。答案用紙が物的証拠になるところが素晴らしかったです。
    また、「仁藤の癖」や「髪が伸びる絵」「深町充の写真」など、ほんの些細な事柄が、全て犯人に結び付くところも良く出来ていると思いました。作中に出てくる金貨のクイズは蛇足ですが面白かったです。
    ただ、犯人が見た目よりも短絡的な人物だったので感情移入出来ませんでした。予備校が監獄だったという件は割愛しても良かったと思います。

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    2014年11月17日
  • 金田一少年の事件簿 File(9)

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    【飛騨からくり屋敷殺人事件】収録。
    『犬神家の一族』と『八つ墓村』を足した様な設定でおどろおどろしさたっぷりです。
    個人的にシンプルでインパクトのあるトリックが好きなので、赤沼殺しのトリックは素直に感心しました。ただ、密室に赤沼がいるのを確認した後、金田一と紫乃の二人で鍵を取りに行くのは不自然な気がします。どちらかがその場に残り、中の様子を伺うのがセオリーだと思います。
    赤沼の正体もすぐに解ったので比較的易しい謎でしたが、総合的に見ると良く出来ている事件だと思います。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 File(12)

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    【蝋人形城殺人事件】収録。
    蝋人形を使って殺人を見立てることでトリックのシンプルさをカバーしています。「蝋人形の涙」や「白い粉」、犯人の犯したミスなど、手掛かりも良く出来ていると思います。シリーズの中でもかなり秀逸な作品だと思います。
    犯人の犯行の動機は復讐でしたが、犯罪者グループの内輪揉めなので、共感は出来ず自業自得だと思いました。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 File(14)

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    【墓場島殺人事件】収録。
    第二の殺人は簡単ですが、密室に防空壕を使うアイデアが斬新で、かなり印象的でした。
    時世の句が逆さになっている理由は成る程と思いましたが、最近書かれたと思った理由が「『恋』の字が旧漢字ではないから」というのは、やや説得力に欠けるような気がしました。確か、ドラマでは「木の状態が新しいから」でしたが、そちらの方がより自然な気付き方で誰もが納得出来るのではないかと思いました。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 File(15)

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    【魔術列車殺人事件】収録。
    シリーズに欠かせないキャラクターが初登場するターニングポイント的な作品。
    完成度が高いです。掴みからラストまで派手な演出で魅了してくれます。
    しかし、団長殺しの密室トリックや運搬方法は、既視感というより某作品の「まんま」なので、もう少し何とかならんのかなと思いました。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 File(20)

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    【魔犬の森の殺人】収録。
    「金田一たちが研究所に辿り着く件」や「果物の中に紛れていた野菜がトマトだけだった」など、かなりご都合主義的な展開は否めませんが、ケルベロスの正体を示す手掛かりが緻密に張り巡らされていましたし、萬屋殺しのトリックもシンプル且つ虚を突いたトリックで良く出来ていると思いました。ミステリーとしての完成度は、シリーズの中でも上位に位置すると思います。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 File(24)

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    【露西亜人形殺人事件】収録。
    「暗号」は解けきれませんでしたが、何となく予想は出来ました。
    「密室」は勘が働いた所為か読めてしまいました。
    金田一が仕掛けた「騙し」は有名なネタのアレンジで予定調和でした。
    しかしながら、金田一少年と高遠遥一の、協力関係なのか敵対関係なの解らない状態で次々と殺人が起こる緊迫したストーリーに巧く融合していると思います。
    謎解きの達成感とサプライズは得られるので、作品全体の完成度は高いと思います。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 File(28)

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    【オペラ座館・第三の殺人】収録。
    「誰もいないはずの塔で、蝋燭が次々と消えるトリック」と「密室トリック」は秀逸だと思います。
    しかし、腑に落ちない点もあります。剣持警部は、殺されずに地下室に寝かされていました。犯人は、走っても5分かかる道を運んだことになります。意識のない男を運ぶのは相当難しい作業だと思います。「シャンデリアを落とすトリック」や「三鬼谷殺害」も理論上可能ですが、実行はなかなか難しいのではないかと思いました。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 File(27)

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    第2シーズンの第1作目【吸血鬼伝説殺人事件】を収録。『探偵学園Q』と中和した感じでの画で、おどろおどろしさが抜けた印象です。
    犯人が、ある「事柄」を知っていたことがきっかけで金田一が容疑を強めるのですが、その「事柄」は犯人じゃなくても知っている人は知っていると思うので、根拠がやや弱い気がします。
    メイントリックは意表を突いていますし、巧く吸血鬼に絡めているので、なかなか良い出来だと思います。

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    2014年04月29日
  • 金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(5)

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    え、この巻で20周年記念シリーズ終わりなのか。
    作中にもあったけど、結局よくわからなかったな。次はいつシリーズとして出してくれるんだろう。

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    2013年08月07日
  • 探偵学園Q(1)

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    ネタバレ

    ・途中までしか読めてないまま早6年…
    ・リュウの素性………
    ・キュウのお父さん………
    ・メグとリュウの関係……
    ・死亡フラグがただよう団先生……
    ・機会があれば続きをまとめて読みたいなぁ…

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    2013年08月02日
  • 金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(5)

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    新たに犠牲者が出ている。高遠と協力しつつ、対決すると言う不思議な関係の中、話は進む。2つのキーワードのつながりのある皆。金田一は謎を解き犯人を追い詰める。犯人の過去も大変だったと思う。それから、高遠の今後も気になる。

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    2013年07月04日
  • 金田一少年の事件簿 20周年記念シリーズ(5)

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    金田一少年20周年記念シリーズ最終巻。
    前巻からの「薔薇十字館殺人事件」の続きと事件の解決。

    物理トリックは、うーん・・・、という感じなのだけれど、
    館はおもしろい。
    こういう仕掛けは、好きです。館萌え?

    高遠との共闘ということで楽しみだったのに、
    意外にも彼はおとなしいままで、ちょっと物足りない。
    と思ったら。
    20周年記念シリーズは終わりだけれど、新たなシリーズの幕開け!?
    新しいシリーズは、高遠相手になるようだし、
    彼のルーツも描かれるようだしで、すごく楽しみ!

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    2013年07月03日