天樹征丸のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前巻から続いていた「暗黒城」はすぐに終わり、
新しく「薔薇十字館」が始まるの巻。
「暗黒城」はどう書いてもネタバレしそうなので、
「薔薇十字館」についてだけ。
久しぶりの高遠さん登場。
地獄の傀儡師……いつ聞いてもすごい呼び名だなー。
金田一少年はアイテムなどは現代的なものを取り入れているのに
犯人の呼び名や舞台設定はこういう時代がかったものばかり。
だけど、こういう時代がかったテイストが嫌いではないというか、
むしろ好物なので、ワクワクしてしまう。
名探偵には宿命のライバルは必須だと思うので、
高遠さん登場、しかも今回は共闘ということで次巻が楽しみ。
(とか書いてるクセに、
「あれ?高 -
Posted by ブクログ
漫画文庫の棚を見て、連載当時を思い出し懐かしさで購入。
事件ごとに文庫にまとめられているため、別の事件でもよかったのだが、何となく初めの巻から購入してしまうのは評者のクセです。
連載上、最初の事件に当たるのが本作。
あれ?学園七不思議の事件が最初では?と思ったのは勘違いでした。
まぁ、漫画ですから活字よりもスラスラと読むことができます。
毎度思うのは、フィクションとはいえ、人の想いというか情や念というのは思いもよらぬ方法をとらせるのだなということ。
昔は金田一少年の推理力に関心を向けて読んでいたが、今はちょっと異なり、犯人の心情に対して関心が向きます。
…にしても高校生なのにSAN値高いねえ