あおあそのレビュー一覧

  • 竜の姫ブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    竜に仕える巫女が竜の慣習に疑問を抱き、竜と対立していく、、お話(?)。

    「ブリュンヒルド」シリーズ第2弾。人名は重なるが、また別の世界線のお話かと思いきや、、、。今作では主と従者の関係が上手く絡みあっていて流石だなぁ、と思いました。

    今作もラストがどうなるかが気になり、サクッと一気読みできてしまいましたなぁ。
    「テイルズ」シリーズみたい(?)に大枠が一緒だけど違う世界のお話かと思わせておきつつ、最後で繋げてきていてお見事だなぁ、と思いました。

    0
    2025年05月06日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    竜に育てられた娘さんが、育ての竜を殺され、その血筋が故なんやかんやある、というお話(?)。

    人竜関係、親子関係、友人関係、うまく絡み合っており、ラノベ(?)のためおっさんには合わないかとも思われましたが、楽しくサクッと読めました。

    0
    2025年05月06日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    シグルズの存在が物語を面白くしていた。
    ラストを読んでから冒頭に戻ると心がぎゅーっとなってとても切ない。

    0
    2025年02月13日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ダークなおとぎ話といった感じ。
    展開は予想できるし、ありきたりと言えばありきたりな内容だったけど、イラストの雰囲気と文体の調子がとてもあっていていい本でした。

    0
    2024年05月19日
  • 竜殺しのブリュンヒルド (1)

    ネタバレ 購入済み

    原作は未読です

    珍しく剣と鎧と弓と魔法とかではなく第一次~第二次世界大戦レベルの兵器がホイホイ出てくる世界観の作品。航空機の空襲の描写があったから第二次大戦くらいかな?
    人類の技術の進化で狩られる対象になった竜に拾われ育てられた少女がその竜を殺されて復讐心を胸に行動していくお話。
    少女には竜の血と力が混ざっているのでかなりの戦闘力があるんですが、近代兵器相手に大立ち回りするような作品では無いのかなという印象です。歩兵の小銃は見てから回避してるような描写があったので、一般歩兵相手に無双しつつ装甲兵器に対しては執念で身につけた知識や策略で対処していくのかな?そもそも大規模な戦闘はせずにじわじわ復讐相手に迫っていく

    #じれったい

    0
    2023年12月17日
  • クリムヒルトとブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    さーて、今回のブリュンヒルドはどんな目に遭うのでしょうか!


    と、もはやリョナ感を期待しているのではと自分でも思ってしまうくらい、安定して「登場人物(特に女の子)がひどい目に遭う」小説。
    しかも今回はタイトルにある通り二人もいる。おいおい。楽しみだぜ。…いや、お話がね。楽しみなんですよ。

    と思ってたのに、ハッピーエンドやんけ!びっくりした。アニマも死亡フラグビンビンだったのに普通に生きてるし。
    まあ、圧倒的にひどい目には遭ったし、なんだったらブリュンヒルドは序盤でいきなり死にかけたからね。サイヤ人ばりにぎりぎりで目覚めた雷霆パワーでなんとかなったが、同時に「蝕み」にも目覚めてやっぱり死にか

    0
    2023年09月07日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    なんとなく転生モノでもない、純粋なファンタジーを読みたくなって、タイトルと表紙と電撃文庫という組み合わせでなんかそんな感じがした本作をジャケ買い。

    結果的にとてもファンタジーだった。満足。しかもだいぶ不幸気味。
    ヨコオタロウや縹けいか作品ほど残酷で絶望というほどではなかったが。
    強くて切ない主人公。
    コミックだと明るいものを読みたい昨今だが、小説だとそうでもない。なぜかは自分にもよくわからない。
    しかし一番の疑問点は、本屋で見かけたときはシリーズで、二冊目があったはずということ。
    途中から「あれ、この展開どう考えても…」となり、読み終えた今でも「なぜ二冊目がありうるんだ?」ってなってる。変わ

    0
    2023年08月26日
  • クリムヒルトとブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    決して幸せな物語ではない。
    しかし、王国の女王として即位し、王国の闇と戦うクリムヒルトと、その姉であるブリュンヒルド間の無償の愛、そして老宰相ウォレンの王国に対する切実な想いが描かれた、読んでいて心に何かを残してくれる、感慨深い作品でした。
    特に、ブリュンヒルドとクリムヒルトが中心で話が進む一方、ウォレンの考えやその想い、そして終始一貫した行動原理が心に残りましたね。

    0
    2023年08月20日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    鮮烈で脳にこびりつくぐらい印象的なストーリーだった。
    主人公の少女の描き方がとにかく上手くて、いくつかのエピソードを通して、人称や視点も使い分けながら少女の多面的な部分を描くと同時に、登場人物の目を通して彼女が持つ心のうちの優しさや魅力にも自然と読み手側が気づけるようになっている。
    復讐と愛という相反するふたつの要素がテーマになっていると思うが、これも物語内で主人公視点の部分が少ないことによって、いわゆる心の中の葛藤のような部分に焦点を当てすぎることなく、程よく感情移入し、また程よく傍観しながら、メインストーリーの流れを追えるようになっている。それでいて、最後にはちゃんと感情の波に浸らせてくれ

    0
    2023年04月25日
  • ソード・ワールド2.5ノベル+シナリオ ストーリーフラグメンツ

    購入済み

    小説と同じ体験ができるシナリオのセットが2本掲載されている。
    小説を読んでからシナリオを遊ぶと「ここの選択があやしいぞ」となるしシナリオを遊んでから小説を読むと「あ~違う違う」と別の楽しみ方ができて楽しい。

    0
    2022年11月12日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    竜に育てられた少女・ブリュンヒルド。彼女の育て親である竜を殺した、実の父に対する復讐の物語。
    親愛、愛情、友情、嫉妬。様々な思いが複雑に絡み合ったヘヴィな展開。心に色々なものを残してくれる、悲痛な愛の物語。名作でした。
    勝手な想像ですが、「銀賞」だったのは、話が重すぎるのと、本巻だけで非常に綺麗にまとまっている(続きが書きにくい)からではないかと。
    最後、二人は一時でも一緒になれて幸せだったのだと、そう信じたい。

    0
    2022年09月04日
  • 王妹のブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    あいかわらずえげつないストーリーを書くなあ。途中からなんとなく終わりが見えてきて読むのが辛くなってきちゃった。文章も物語もきれいだと思うけど少しハッピーエンドが恋しくなる。

    0
    2025年10月10日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    竜に育てられた少女の復讐譚。話の方向が一貫しており、まとまりの良い話であると感じた。育ての親を殺した竜殺しの実父への復讐という、ストーリーの核自体はありがちであるが、ザックスやジクルスといったサブキャラクターを生き生きと描けているからこそ退屈せずに読み通すことが出来た。安易な結末でなかったことも高評価である。

    0
    2025年09月07日
  • クリムヒルトとブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    東崎惟子さんの『クリムヒルトとブリュンヒルド』
    東崎惟子さんによる「ブリュンヒルド」シリーズの第3部です。

    王国はかつて神竜によって脅かされましたが、「竜殺しの女王」によってそれが葬られてから百年が経過していました。五代目女王の娘であるブリュンヒルドとクリムヒルト。
    姉として、6代目の女王を目指していたブリュンヒルドですが王室の病に蝕まれ、それを果たせません。戴冠の日を迎え、クリムヒルトは女王となりますが、その日王国の闇を知ります。
    やがて王国史から名を消された「暗愚の女王」とされるクリムヒルトでありますが、その後なにがあったのしょうか。真実を辿るストーリーです。
    忠臣ウォレン、琥珀の竜ベル

    0
    2025年08月13日
  • 竜の姫ブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『竜殺しのブリュンヒルド』の続編的作品。
    邪竜の脅威にさらされる小国ノーヴェルラント王国は、神聖な竜(神竜)と契約して守護を受けていた。その神竜と心を通わせる者こそ「竜の巫女」であり、その家系に生まれた少女・ブリュンヒルドは幼い頃から神殿で竜と会話し、月に七人の生贄を捧げる儀式を務めていた 。しかし、ブリュンヒルドは竜が生贄を食べる残忍な姿を目撃することで王国を襲う邪龍は本当に存在するのか疑い始める。
    やがて、ブリュンヒルドは、従者ファーヴニル、王国の王子シグルス、王子に使える王国一の騎士スヴェンと共に神龍を倒すことを画策する。


    読んでいて話の着地地点がどこになるのかわからなくなる作品。

    0
    2025年07月13日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神秘の島「エデン」で、少女ブリュンヒルドは島の守護竜と共に穏やかに暮らしていた。幼いころ、竜の血を浴びたことで、彼女は人間でありながら半竜となった。守護竜と愛し合う仲となるブリュンヒルド。しかしある日、ノーヴェルラント帝国の竜殺しの名門・ジークフリート家が島を襲撃し、守護竜は殺され、島も焼き払われる。竜の血をすすったブリュンヒルドはただ一人生き残り、ヨハン・ザックスという軍人に助けられる。襲撃の指揮を執っていたのは、彼女の実の父であるシギベルトだった。
    守護竜との永遠王国で会おうという約束とは裏腹に、ブリュンヒルドはジギベルトへの復讐に駆られていく…

    復讐劇のお話として面白いです。
    ブリュン

    0
    2025年07月13日
  • 王妹のブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    王家に生まれた兄妹、「神の力」を手に入れるため施設に入れられ、帰ってきた兄が別人のようになってしまい、妹は追放されてしまっていたが、、、というお話(?)。

    「ブリュンヒルド」シリーズ第4弾。変わってしまった兄、すれ違う思い、竜の力。

    今作もまた行き違い思い違いが絡み合い、ステキな作品となっておりましたなぁ。

    思い思われ絆の関係、中盤で明らかになる真実、からのさらに気になっていく展開で一気読みさせられるお話でございました。

    0
    2025年05月06日
  • クリムヒルトとブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    王族の姉妹が国の闇を知り、その暗部と戦う、、、というお話(?)。

    「ブリュンヒルド」シリーズ第3弾。姉妹の絆があり、単なる漆黒の闇ではなく暗部なりの思いがあり、そこに竜や過去や子孫などということが絡み合うステキなお話でした。

    今作も先が気になる展開で、最後までどうなるのかハラハラ楽しく、サクッと読めてしまいましたなぁ。

    今作は1と2の間の物語ということが明らかになっていて、読みやすくもありました。

    0
    2025年05月06日
  • 竜殺しのブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    竜に育てられた少女ブリュンビルド。父と慕う最愛の竜は竜殺しである実父の手で殺された。復讐に燃えるブリュンビルドの胸に去来するのは「他人を憎んではならないよ」という正しさと赦しを望んだ竜の教え。前に読んだ『少女星間漂流記』があまり私には合わなかったのでどーかなぁと心配で読むのを躊躇してたけどこれは面白かった。なんだかとても切ない物語で最後までどんな結末になるのか想像が出来なかった。シリーズ物だけどこのまま続いてる訳ではないみたいですね。世界観は好きなので続編を見かけたら多分買うかな。

    0
    2025年01月14日
  • 竜の姫ブリュンヒルド

    Posted by ブクログ

    前巻もそうだったけど、ハッピーエンドともバッドエンドとも言えない、絶妙な終わり方がお上手。
    確かに悲しいんだけど、それが最善だったとしか言いようがない。

    0
    2024年11月01日