瑞佐富郎のレビュー一覧

  • アントニオ猪木―闘魂60余年の軌跡―(新潮新書)

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    悪くいえば過去の文献のまとめともいえるが、まとめかたに猪木愛がある 猪木のエピソード(に限らずではあるが)は知っているものでも、そのときの自分の立場や状況によって違った感じかたができる というか好きな人の話はやはり何度読んでも楽しいものである

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    2023年01月04日
  • プロレス鎮魂曲

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    ネタバレ

    「鎮魂歌」は「レクイエム」と読む。
    サブタイは「リングに生き、散っていった23人のレスラ
    ー、その死の真実」。登場するのは既に故人となってい
    るプロレスラーばかり。力道山など、黎明期の選手のチ
    ョイスは無い。つまり、全員が僕にとってある程度思い
    入れのある選手たちである。

    瑞佐富郎氏、前作の「平成プロレス 30の事件簿」の時に
    も感じたのだが、かなりグッと来る文章を書く作家だと
    思う。大きなブロックでの倒置法の使い方が絶妙であり、
    章全体を読むことでイチイチスッキリ出来る。淡々とし
    た文体なのにもかかわらず、説得力は抜群。そして、プ
    ロレス関係の書籍にありがちな“胡散臭さ”を殆ど感じ
    ないの

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    2019年11月07日
  • 新編 泣けるプロレス (いま伝えたい、名レスラーたちの胸が熱くなる28の話)

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    プロレスをよく知っていれば知っているほど、この本が面白くなると言う構造。オイラは割とコアなプロレスファンなので、読んでいて非常に楽しめた。この本の唯一の欠点は「もっと面白いエピソードがあるので、それを織り込んで欲しい!」という事くらいか。どのエピソードも感動的であるんだけど、もっと深掘りして欲しかったな、と思ったので。
    ともあれ、プロレスファンとしては、読む手が止まらずに読み進められた。プロレスファンなら必読の書かと。やっぱり、読書って面白いなぁ、と改めて思った1冊。

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    2017年12月06日
  • 10.9 プロレスのいちばん熱い日 新日本プロレスvsUWFインターナショナル全面戦争 30年目の真実

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    懐かしいけど、最もプロレスが盛り上がった1日は私の青春です。

    あの感動と興奮をありがとうございました

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    2025年10月11日
  • 永久保存版 アントニオ猪木全試合 パーフェクトデータブック

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    勝手に副題をつけるとしたら「猪木はいかにして猪木になっていったのか?」。ただひたすらアントニオ猪木の試合結果をすべて書き記した記録で、読む、というより辿る、という本でした。しかし、こうやって一人のプロレスラーの足跡をどこで誰と闘って来たか、を俯瞰して見ることで、プロレスというものの全体が見えたような気がして、そしてアントニオ猪木の特別性もわかったような気がしました。自分で勝手に章を立てるとすると「主役になるまで」「主役であり続けること」「主役ではいられなくなってから」の3章になります。誰と闘うか、さらには誰とタッグを組むか、そして、勝つか負けるか、その小さな積み重ねがプロレスという曼荼羅の中で

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    2023年04月01日
  • アントニオ猪木―闘魂60余年の軌跡―(新潮新書)

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    プロレス界を引っ張ってきた、アントニオ猪木さんの話です。とにかく普通の人には思いつかない考えと、それを、実行、行動することで、周りを引っ張って来ました。もう1人の巨頭、ジャイアント馬場とは、何事も対極的です。二人とも、亡くなられましたが、その魂は、今のプロレス界で、脈々と、生きています。

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    2023年03月20日
  • アントニオ猪木―闘魂60余年の軌跡―(新潮新書)

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    昨年亡くなった猪木さん。本書はその少し前に出版された、猪木さんの軌跡を振り返る1冊。
    新日本プロセス立ち上げ、異種格闘技戦をはじめとした数々の名勝負、政界に入ってからはイラクの人質救出など、数々の挑戦を通じてドラマを作り上げてきた猪木さん。その姿をあらためて振り返ることで、またひとつ元気をもらえた。

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    2023年03月01日
  • プロレス鎮魂曲

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    プロレスラーの表と裏がバランスよく描かれていて1つの短編映画を見せられたかのよう。三国志のエピソードを読むかのような詩的な美しさに溢れている。

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    2022年01月17日
  • 平成プロレス 30の事件簿 ~知られざる、30年の歴史を刻んだ言葉と、その真相~

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    ネタバレ

    サブタイは
    「知られざる、30の歴史を刻んだ言葉と、その真相」。
    章の扉は選手(もしくは関係者)の発言であり、ソレに
    纏わる「事件」を考察したノンフィクション。平成元年
    の新日本プロレス東京ドーム初開催から、30年の中邑
    真輔レッスルマニア出場まで、我々の心に確実に刻まれ
    ている事件が絶妙にチョイスされている。

    ・・・この作家のこれまでの著書としては、「泣けるプロ
    レス」シリーズがあるのだが、そちらは残念ながらまだ
    未読。しかし、平成17年・橋本真也の葬儀に関する記
    述を読んでいるうちに、自然と目に涙が溢れてしまった。
    泣かすのは上手いんだろうな、きっと。

    まぁ、正直言えば、全てのトピック

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    2019年02月05日
  • 10.9 プロレスのいちばん熱い日 新日本プロレスvsUWFインターナショナル全面戦争 30年目の真実

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    そこに至るまでの流れをしっかり説明してくれていてとてもありがたいと思いつつも、だいたいの事は知ってるからか回りくどいなとも正直感じたが全く知らなかった情報がいくつも書かれていて、より深みが増した。読んで良かった

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    2025年10月27日
  • アントニオ猪木―闘魂60余年の軌跡―(新潮新書)

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    知れば知るほど逆によく分からなくなる。猪木さんってそんな人だと思う。だからこそ魅力的。
    4章の政界は、知らなかった事ばかりで面白かった。
    あと倍賞美津子さんがこんなにカッコよくて魅力的だったとは。知らんかった。
    色々と知らなかった事を知れて面白く読めました。

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    2025年07月07日
  • アントニオ猪木―闘魂60余年の軌跡―(新潮新書)

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    ネタバレ

    アントニオ猪木、現在の世界的なプロレスの主流となるファイトスタイル(ストロングスタイル)を確立した功労者であり、またカリスマ的存在。
    個人的には昔、六本木にあったアントンリブに猪木夫妻(倍賞美津子)が入って行くところを目撃したことがある。また学生時代には初代タイガーマスクデビュー時のテレビ朝日(新日プロレスを放映)でADバイトもやっていた自称プロレスファンの私である。
    以下は備忘録。
    ・猪木が好きなロウソクの言葉
    「私は、もうじき死ぬ。身を削って、苦しみと悲しみの中で、灯を作り出している。でも燃え尽きるまで、周りを照らして生きたい」
    ・日本プロレス時代、馬場と猪木の対戦成績は、馬場の16戦全勝

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    2025年04月10日
  • プロレス鎮魂曲

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    知らなかったエピソードも多く、
    ドラマティックに書かれているので、
    楽しめて読めました、いや「楽しめて」は
    ヘンですね。このテーマの場合。
    気軽に見てた立場としては、
    なんか申し訳なくなりますね。
    やっていた事と最期のバランスが悪くて。
    報われたのでしょうかね…

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    2024年10月12日
  • アントニオ猪木―闘魂60余年の軌跡―(新潮新書)

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    猪木本はある程度読んできたが、その多くは伝記のような伝説を伝えるものであった。本書は、猪木に惹きつけられ影響を受けた著者が語るその圧倒的な存在感、エピソードをピックアップしてまとめられている。そういう意味で、潔い。

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    2023年04月24日
  • さよなら、プロレス(伝説の23人のレスラー、その引退の真実と最後の言葉)

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    長編で読みたい。そうしたら、感動が深まるように思う。とはいえ、飯塚高史やSSマシンにまでスポットがあたるのは貴重だ。

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    2022年04月10日