あらすじ
「化けの皮、はいでやる」(長州力)
それは、これから始まる一大戦争の、序章に過ぎなかった――。
1995年、突如として勃発した新日本プロレスとUWFインターナショナルの一大抗争と、
紆余曲折のうえ急遽実現した10月9日、東京ドームでの“史上最大の団体対抗戦”。
異様な熱気につつまれて、プロレスと総合格闘技の結界を歴史に刻み込んだ
伝説のイベントの真実を秘史で綴る、30年目にして書かれた迫真のノンフィクション。
「面白いカード編成?そんなの決まってるよ。お互い、嫌ってる者同士をやらせること」――永島勝司(新日本プロレス企画宣伝部長/当時)
「プロレスにおいては試合自体は1割。そこに向かうまでの要素が9割」(ハロルド・ジョージ・メイ元新日本プロレス社長 ※2018~2020年、同職)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今年、30周年ということでTVerで視聴したり関連書籍を読む機会が増えているが、メイン級以外の選手のエピソードや関係者のホンネにしっかり触れられてる一冊。初めて目にする話しも多く読み応えがあった。
Posted by ブクログ
あの10.8決戦に焦点を当てて、その前後も含めた当事者のコメントや状況を改めて整理してくれる。
いわゆる暴露本ではないので、そういうものを期待すると肩透かしとなるが、裏話的なものについても少し記載があることで、逆に当事者たちのコメントが表向きのものなのか、そうではないのかがわからなくなり、プロレスの奥深さを改めて考えさせられることになった。