深井龍之介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ【考え方の視点が詰まった本】
いろんな分野の学者さんとのトーク。ポッドキャストで数年前に聴いていたのだけれど、あらためて本で読んでも興味深かったです。
各回、
リベラルアーツ、教養がより広く学ばれることの重要性。
それは、今日、「誰もが世界に対して好奇心をもって生きていい」時代となっていること。
一方で、「個人が生き方を主体的に選ばなければならない」、つまり「自分と社会の関係性」が個々人に問われている時代であること。
たくさんの選択肢を前に、何をしたらいいか、なぜそうするのか、そんな問いを考え続けるための複眼的な視点を持つことが、豊かに生きることにつながる、というモチベ -
Posted by ブクログ
対談形式で大変読みやすく、色々なことを考える
きっかけになった。
学生時代、リベラルアーツ的な学習に興味を持って
広く哲学や社会学を学んでいたことと、
大人になり、教養としてこの本を手に取ったこと、
考えてみると自身の興味に近い一冊だったのかもと思った。
個人的には、
・学問により「わかる」の目指すゴールが違うこと
・真理を追求する(できる)という観点では、
西洋哲学的な考え方が様々な学問の根底にあること
という、学問横断での考察視点を新鮮に感じた。
また、仏教学については大変興味深く、
「悟り」の世界を垣間見ることができた。
ざっくり無我、というようなイメージがあったが、
・色即是空、 -
Posted by ブクログ
ポッドキャストを全部聴いていたので、大体の内容はわかっていたけれど、やはり難しい内容に関しては耳ではなく目でインプットした方が分かりやすい。
特に仏教の話などは出てくるワードが難しかったりするので、文字を見ると(その漢字のなどから)理解がしやすい。
ポッドキャストではあまりに物言いが断定的で、ともすれば横柄というか、偉そううというか、、、ちょっと人を小馬鹿にしたような話し方で、聞きながらドキドキしていた橋爪先生のパートは、文字にされるとかなり穏やかになり、会話のイントネーションが与える影響がいかに大きいか実感した。
仏教、キリスト教徒来たら、本当はイスラム教のパートも欲しかったよね、と思う -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルにある「歴史思考」とは、
「歴史を通して自分を取り巻く状況を一歩引いて客観的に見ること」であり、それによって思い込みのから自分を解放する(=メタ認知)につながるとしています。
実際、歴史上の偉人のエピソードを取り上げながら、当たり前を疑うこと、特定の価値観に囚われすぎないこと、メタ認知によって「自分事」の範囲が広がることに触れています。
2024年の私はコントロールできないことをコントロールしようとして苦しんでいました。その執着が苦しみを生んでいたのだと本書を通して気づくことができました。また、古典を比較物とすることで自分自身を見つめやすくしたり、悩みの先行研究の成果をもとに、自分