加藤慧のレビュー一覧

  • 私の最高の彼氏とその彼女

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    ネタバレ

    前作がおもろすぎたので超期待してた。結果としてはちょっとがっかり。別に面白くないわけじゃないし、て言うか面白かったし、終わり方も割と好みだったんだけど、前作が痺れすぎた。〇〇すぎた、って表現はバカみたいで好まないんだけどほんとに痺れすぎたって言いたくなる感じだった。フェミ彼女ほどではないけど確かに女性の権限はこうであるべきだ!!!!!!!!!と共感が強くて読んでてほんとに楽しかった。一方これはストーリーとしては面白いけど共感はゼロだった。私は自由が好きで恋愛なんてしたくない縛られたくないって思っていたけど、結局恋愛すると独占恋愛主義なんだなと感じた。まぁその点は最初苦悩する主人公と重なる部分も

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    2025年01月18日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    これまでフェミニズムに関する本を読んできたことはなかったが、この本を読んでみて当たり前だと思っていたことが、本当にそうなのかと疑問を持つきっかけにはなると思う。人々に刷り込まれた歴史的な男女に関する価値はなかなか社会的に変わることは難しいが、そこに対して運動をすることや声を上げることということは、よほど苦しい・悔しい経験があってのことであり大切なことだと感じた。この本は、小説ベースで読みやすいのと、物語としても身近な人が価値観が大きく変わることがあることを分からせてくれた。

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    2024年11月02日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    とても読みやすかった。韓国ならではの単語が出てきてわからない言葉も多少あったり普段読まないテーマの話けど、物語としても面白かった

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    2024年09月19日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    1日で読み切った。
    僕の「普通」はわたしも無理!結婚も出産も仕事のあり方にだって、〇〇するのは当然?〇〇するのは仕方ない?ありえない。女性にだって自分で決める権利がある。その通りすぎる。
    僕のイライラするような決めつけを、彼女が爽快にぶった斬ってくれるから最後まで楽しめた。

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    2024年09月01日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    フェニズムは苦手だが、軽く読みやすかった。僕と彼女の両方の視点が出てくる。女性ならではの妊娠・出産・結婚への価値観、細かな事情を理解するのは難しい男性の価値観。若い人なら男女問わず共感できる部分が多そう。ラストは平行的だった。

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    2024年07月07日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    なんか凄い本を読んだ…。結婚したい30代の主人公は大好きだった元カノと再会するが、彼女はデモや抗議に参加するいわゆるフェミニストになっていた。女性の女性搾取に対し反発する気持ちも分かるし、男性の周りの友達と同じように結婚したい家庭を持ちたいと焦るような気持ちも分かる。けれど、終わりの方に「結婚しろって親のプレッシャーがすごいから、友達に何で結婚したのかって聞いたことあるんだ。だけど結論は何だったと思う?他にすることがなかったから、だってさ。」というフレーズに、ガンときた。そんなもんなの?結婚ってしょうもない、と感じた。ほんと何のために生きているんだろう。自分がしたいことを優先する。それが大切だ

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    2023年12月30日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    読んでいて苦しい気持ちにもなった。感情がぐるぐるとした。
    この先この2人はそれぞれどんなふうに生きていくのか。と気になった。

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    2023年11月19日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    "彼女"との突然の別れを引きずるスンジュンが、四年後、偶然彼女と再開したがその彼女は四年前とはすっかり変わってフェミニストになっていた、というお話。
    2019年に韓国で書かれた本書だけれど、韓国は日本よりもさらに家族の繋がりや家父長制が根強い印象があるかも。あとがきで著者が「韓国でフェミニストが心から愛する人を探すことは、『ウォーキングデッド』のようにゾンビでいっぱいの外界に出て戦わないといけないようなものだ」と仰っていて納得。日本でも"フェミニスト"という言葉自体があまり良い印象ではなく、揶揄されたりする方が多いような気がするけど、胸張って「私はフェミ

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    2023年11月18日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    ちゃんとイライラしたし、僕(キム・スンジュン)の思考回路がおかしいって端々で思った
    「分かり合えなさ」が描かれてるなぁ
    「正欲」でも「流浪の月」でも

    平行線や

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    2023年10月07日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    私は20代前半まではフェミニストなんて、と思っていた。でも、結婚適齢期が近づくにつれて、社会人として働く中でわだかまりを感じ、この本を手に取った。

    物語では、女の生きづらさを敢えて明文化しておらず、彼氏と彼女の会話の中でモヤッとした感情を伝えている。それが読み手に深みを与えており非常に面白いと思う。

    話は逸れるが記録。
    社会生活の中で誰しも「可愛がられ」たことはあるはず。ありがたいと思うものの、異性の根拠不明な優しさにモヤッとした経験のある人は多いはず。下心を勘ぐってしまい、相手に気持ち悪さを感じてしまう。
    私は異性が苦手なんだと、片付けている。
    物語の彼女だったらこの気持ちや経験を言葉に

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    2023年08月16日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

    購入済み

    韓国を感じる

    韓国の雰囲気が文章から感じられて、韓国ドラマを見る要領でサクサク読めました。
    男性視点と言うのも面白い。

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    2022年07月23日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    ネタバレ

    一気読み。
    タイトルのセンセーショナルさ、『狂った』というワードチョイスに違和感があった

    『彼女』の言いたいこと、主張はとてもよくわかる
    ただ、それを目の前の大好きな彼氏に、パートナーに、ぶつけまくることは違うのではないか
    一般的な善良な男性と、ミソジニスト、性犯罪者の
    間には大きな崖があって
    女性を攻撃したり蔑ろにしたりする奴等に
    同情の余地はないけれど
    (自分の置かれている状況が、昔と違ってクソと接する機会がなくなったから
    怒りのメーターが低いのかもしれない)

    職場(ベストセラー作家)での理不尽なセクハラ、パワハラ、女性上司の無理解、これらはアラサー以上の多くが経験してきたこと
    今の2

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    2024年12月09日
  • 私の最高の彼氏とその彼女

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    現地に旅行に行った後に読むと知っている地名が出てきて面白いね。
    オープン・リレーションシップ。名前に意味を持たせるの、韓国小説には多いのかな?
    ちょっと説明的すぎて小説というより実用書みたいだった。こんな進研ゼミみたいなステキなオッパがいたらいいわよね~

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    2024年07月31日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    いや~この韓国の男女の分断、日本より酷い気がするな。若い男性の意識が、社会階層が上でもこうなら絶望するのも無理はない。ドラマとか見れないよこれ!
    主人公の男にイライラしすぎて死ぬかと思いました!

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    2024年07月26日
  • 私の最高の彼氏とその彼女

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    最善()を望みながらも、次善の恋愛()を繰り返してきたミレ

    恋愛に対して一家言あるミレが、オープン・リレーションシップという今まで空想上の概念としてしか捉えていなかった恋愛の体制を考える

    悩むよね、理解できないよね、けど理解しようとするよね、それが好奇心からくるものであっても。

    恋愛至上主義というかものすごく女性的だと思った
    相手に共通点を探す、嫉妬心と戦う自信がない

    ミレにはオープン・リレーションシップは合わないと感じた。自分の最善のために嫉妬心を抑えているという意味ではそれも次善では??
    適応しようと努力している姿が痛々しいと感じた

    著者あとがきでありましたが、これはフェミニスト

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    2024年07月13日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    キム・ジヨンに始まり最近よく見かける韓国のフェミニズム小説、とにかく感想を言いにくいなぁ、、、なんて。

    語り手であるキム・スンジュンのようなまぁ普通の男性、普通の男性=プチアンチフェミ、と感じましたが、このように思考するんだなぁと若干胸糞というかがっかりしました。冤罪?気を持たせちゃった??は???となりますが、これが現実なんだよなぁって。言われたことあるわ。思い出したくもない。
    ただ二人が別れて再会したときに、フェミ彼女(例のごとく固有名詞として名前が出てきませんので!便宜上…)が、
    〝全部あんたのせいってわけじゃない。ただ何も考えずに、適応して育ってきただけでしょ。〟
    と。その通りなんで

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    2024年07月02日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    フェミニストはなぜ煙たがられるのか。
    主人公たちの言動を追いながら考えていたのだけど、母親や姉妹、妻たちの犠牲の上に自分の生活が成り立っていることを認めたくないのかな、と思った。
    認めると自分が悪者になっちゃうし、それよりもフェミニストに”権利ばかりを主張する自意識過剰な集団”というレッテルを貼って、上から目線で批判してる方が楽だよなーと。

    社会問題を扱っているわけだが、テンポよくドラマティックに描かれており、あっという間に読み終わった。なのでエンタメ映画を1本観たような感覚になってしまうが、これは現実に起こっている出来事である。
    性被害を訴えた女性の方が叩かれることが、人工妊娠中絶が罪にな

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    2024年06月29日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    韓国ドラマを見るみたいにサクサク読めておもしろかった。
    フェミニストの"彼女"がかっこいい。
    ちょっとかっこよすぎかな。

    2024年の今、
    韓国はジェンダーギャップ105位
    日本は125位

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    2024年06月14日
  • 私の最高の彼氏とその彼女

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    一対一で対峙するとか結婚を前提などある意味すり込まれてきた価値観の恋愛に疑問を呈して、各自が許容する三角関係の話といった所かな。昔は違和感とも思わなかったことが最近の価値観では許されないことてして露見してきている。多様性や個人の価値観が尊重されるのはいいことだけど、それでも悩みは尽きないと感じた。
    時代や形態は変われど恋愛初期に抱く感情なんかは変わらなかったりするよなとも思った。
    韓国は激情の恋愛をするみたいなイメージがあったけど、皆がそうでもないんだなとも思った。

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    2024年03月03日
  • 僕の狂ったフェミ彼女

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    ・彼女は僕と別れてから、会社で働く中で受けた扱いによってフェミニストに変わったのだろうか
    ・フェミニストはときに過激で世間から目の敵にされるからなかなか言いづらい風潮があるとわかった
    ・自分は疎外感を感じることがあるなと思った
    ・消化し切れない内容だった

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    2024年01月17日