川代紗生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
承認欲求をテーマにした本でこのタイトル。
めちゃめちゃヘビーそうだなと身構えて読んでみると…
え!?こうゆう感じ!?ってなる軽快なエッセイからスタート!
それでも後半は承認欲求について著者なりに
じっくりと向き合って書かれたであろうエッセイもあり、
楽しくも考えさせられる一冊になっている。
承認欲求とどう向き合うかは人それぞれだろうけど
そもそも著者のように承認欲求と真剣に向き合えてる人が
どれだけいるのだろうか。
承認欲求で悩むなんて時間のムダだよって言う人は
説教して、確かにそのとおりですね!って
言われたいって承認欲求に囚われているってのは
真理だなーって思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ全体としてとても読みやすく、言葉の刺さり方が上手い作品だったと思う。特に印象に残ったのは第三話「推しに捧げたカルボナーラ」に出てくる、「好きって気持ちすら譲ってきたんじゃないの?」という言葉だ。
この一文にはかなり考えさせられた。自分自身も、生きていく中で周囲に合わせることを優先しすぎて、「本当に自分が好きなものは何なのか」が分からなくなる感覚に覚えがある。好きという感情ですら、無意識に他人に合わせてしまっていたのではないか、と振り返らされた。
また、第二話「ググれよ男のさっぱり煮」の「おかえりなさい。大変な旅でしたね」という言葉も強く印象に残った。
誰かに「頑張って生きてきたこと」を認めて -
Posted by ブクログ
ネタバレ私自身、彼氏が欲しいとずっと思ってましたが、
そうじゃなくて、
今夜の月がキレイだよ、と伝え合える相手が欲しかったんだ、と読み始めすぐに気づきました。
自分のその時感じた楽しい、悲しいとかの気持ちを共有できる相手が欲しいのだと。
さっぱり煮の話の
「心というのは、いついかなるときも、自分のものにできるわけではない。人生にも四季があり、晴れの日があり、雨の日があり、心が自分のところから出かけていってしまうときもあれば、気まぐれに帰ってくるときもあります」
この文、すごい!と思いました。
本当にその通りだと!!
結局主人公は自分の弱い部分を見せれる人が
2人もいるじゃん!!って思うので、
若干 -
Posted by ブクログ
元カレご飯埋葬委員会。。。
それは、あまり流行っていない料理店「雨宿り」で行われる。
辛い思い出の為、その料理が食べられなくなってしまった人たちに、その料理を提供する事で辛い思い出にケジメをつける儀式。。。
手にとっては見たものの、なんとなく料理メインの話は読む気がしなくなってきたぁ。漫画レモンハートでそんなはなしあったなぁと思って読んでみたが、人情パートが多くて、料理はそこまで話に出てこない。
今日は逆に良かったが、料理メインの話を読みたい時に手にとってたら、ハズレだったと思うとタイミングって大事。
雨宮店長と僧侶の黒田、料理人の桃子。
この3人により、埋葬されていく事例。
元カノを忘れ -
Posted by ブクログ
周りの期待と自分の真の姿のギャップに悩む人たちが、自分を見つめ直し、古い絆を断ち切って新たな一歩を踏み出していく。喫茶「雨宿り」を中心に、ショートストーリーの形を取りながら話は進んでいきます。
きれいな表紙に惹かれて手に取りました。表紙は額に入れて飾りたいほど。
この作品は、人生をスタートしたばかりで、まだ自分を掴みきれていない若い人のための作品と言えるでしょう。悩んでいる心を救ってくれる作品だと思います。
しかしながら中高年の私は、登場人物たちの“成長過程”は疾うの昔に通り過ぎているので、今ひとつ没入できませんでした。自分がこの作品のターゲット層から離れてしまっているのですから仕方がない -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルが面白そうなので手に取った本。
相手に好かれたりよく見せたいために色んな
フリをする。それでもどんなに頑張っても
上手くいかない時は上手くいかない。
そういったのもいいカッコをしたいがために
またさまざまなフリを継続して自分の中に
溜め込んでいく。そんな溜め込んだものを
自分も含めラブホで振られた三十路の桃子が
自分のことのように聞いてくれてレシピと
一緒にその溜め込んでいたものを
埋葬してくれるなかなかいい話でした。
どの話も出てくるご飯は美味しそう
でエピソードも面白かったですが
個人的には本屋の木村さんの夫婦の
お互いを思う気持ちが素敵だった話や
イケメン店長の一途な思いの話、