守村大のレビュー一覧

  • あいしてる(2)

    購入済み

    現代では味わえない形の青春

    石原裕次郎さんとか坂本九さんとかが現役の時代が背景になってました。自分のおじいちゃん又は曾祖父ちゃんって、こんな人生送っていたかも…と想像しながら読むと楽しいかも。

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    2024年04月26日
  • まんが 新白河原人 ウーパ!(1)

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    1巻が美しすぎる。

    なにかを作る・なにかが始まる課程が丁寧に書いてる作品(最近読んだものだとスーパーカブとか)は本当にワクワクして読後に力が湧く。

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    2019年01月07日
  • まんが 新白河原人 ウーパ!(1)

    購入済み

    ウーパッ!!

    ……と叫びたくなる程に情熱を自給自足に燃やす作者の記録。
    伐採⇒整地⇒家づくりと、全てを独力でやってしまおうという漫画家とは思えぬ所業は必見です。

    自分は筆者の別書「考える犬」を高校生の時に読み、家族や親父、娘との繋がりを考えさせられ、「俺にも、いつかこんな家族を持つ日がくるのかな~」なんて漠然と思っていましたが、15年後の現在、私は会社を興しているし、嫁と二人の娘が居て、
    「嗚呼、まさかあの漫画の主人公と同じような境遇になってるとわなぁ」と感慨深いものがありました。

    そんな折、本書にて久しぶりに考える犬の作者の本に出会い、またびっくり。今度は仕事に疲れた筆者が狂ったように「現

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    2017年08月13日
  • 新白河原人(1)

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     大体人類というものは昔はこのような生活をしていたもの、なぜこのような生活が現代人にとっては贅沢なものになってしまったのか考え直す良いチャンスなのかもしれない。

     良い生活、楽しそうだと思うがやはりこの現代社会の便利さを満喫してしまうとなかなか抜け出す勇気がわかないこの本を読むことによって自分体験を妄想するのが関の山、今の自分にはとてもまねできないうらやましい。

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    2014年07月09日
  • 新白河原人(1)

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    いい、とにかく、いい。
    方法とか手段とか成果物とかは、それぞれの嗜好による部分があるだろうけど、この大量消費社会への姿勢が、日頃自分が感じているもやもやした部分を一刀両断していて、読んでいて気持ちよかった。

    人は、「目に見えない物」の価値を量るものさしとして「情報」をつくりだした。そして「情報」に価値を代替させることによって、奇しくも、同じく目に見えない「感性」までも情報に置き換えてしまった。

    そんな現代社会に、どこぞの建築家大先生のように「一石を投じる」然とした態度を示すでもなく、等身大にどんくさく、でも大胆に対峙している著者の姿が、とても好もしい。

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    2012年03月07日
  • 花のうた(7)

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    ウタ里帰り。シバとともにコルベットで。謎なおばちゃんひっつれて故郷へ到着。も、シバとは怪しい雰囲気に。「何もこわがることないよって!たいせつなものは自分が自分であること」そんなこと言っても踏ん切れないシバ。「傷つけたり傷ついたりないと守れないものも手にはいらないものもあるのにね」紆余曲折あってのおばさんの発言は染みる。「何も欲しがってないひとつも求めてない。奪うつもりなどぜんぜんない。与えることもしない」愛ってなんだ?!ってのは、「花のうた」通してのクエスチョン。「こころに花はあるか!?」いいしまり方だったな。

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    2016年02月20日
  • 花のうた(6)

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    テツ走る。大ポカをするもテツの自業自得。カンカン上がりだから。なんてのはなんの言い訳でもなく。「我慢てのはやさしくて強い仏様の心さ」ポカ先の社長はなかなかのおばはんで。「痛みも苦しみも人を支えるよ!」酸いも甘いもさじ加減。「キモチ計るモノサシってないよね。ひとはそんなモノサシもしっかりとキモチ伝えるコトバも持ってないのかもよ」ウタもしたたかに、しなやかに。テツもシバもそんなうたに夢中になるのも仕方ないやね。

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    2016年02月20日
  • 花のうた(5)

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    うたとピンクのママの関係も腹の探り合いで見ていてもどかしかったが、ついにポーカーで決着。「何かわかんないけど、失うものより勝って手に入るもののほうが価値のある気がするよ」うたの思い切りの良さとシンプルな考え方はかっこいい。「ひとは選択の連鎖で未来へ向かってる。何気なく歩いているその一歩さえも未来の選択」天も地も。どっちも見てしまったママだから言える言葉。なのか。「てめーらのケツの穴、安いか高いか知らねーけどさ!それってモロ、プライドの値段じゃねーかよ!」シバがちょいちょい発揮する漢気がかっこいい。

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    2016年02月18日
  • 花のうた(4)

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    「選ぶのは自分…いちばんだいじなキモチ選べばいいんだよ。それがホントの自分」そんな簡単にいうけどさ。世の中にはごまんと誘惑があって、ホントの自分さらけだしたら、負けみたいな風潮というか空気があってさ。いちばんだいじなキモチすら見失いがちなんだぜ。「自信と誇りじゃ!」牛窓のばあちゃんはかっこいい。「ココロにもカオやスタイルがあるのよ!」ムーミンはほんとにろくたらないけど、牛窓のばあちゃんは見た目じゃなくて、本質を見抜いちゃう。すごいお人よのぅ。ウタは姫よりばあちゃんの孫っぽいキモチの繋がり方してて。そりゃ姫も妬くよのぅ。

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    2016年02月17日
  • 花のうた(3)

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    ウタのまっすぐさはふれる相手を萎縮させてしまう力強さを持っているし、生きる希望でもあるし、ちっこい体にいろんな力を秘めていて、すごいなー。と。「自分の足でどこへでも自由に行けるんだもん!自分のせきにんで誰かを思いっきし好きになっていんだもん」自分の責任なんて言葉を発しているうちはまだまだ子どもですよー。「傷つかないとわからないこともある。汚れないと手に入らないものもあるよ」「たくさんの思いがあふれてきたでしょ。愚かしくて役に立たないのが虚栄と幻想。自分にいちばん価値のあるキモチが真実」ピンクのママもピンクのコルベットのりも同じ人で違う人で、でも、ココロに秘めている花は同じ。かっこいいオトナだな

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    2016年02月17日
  • 花のうた(2)

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    ウタとシバとテツ。年頃の男女が一つ屋根の下で暮らせども、まっすぐすぎるウタに手も足もでません。「コケれば誰だって痛いよ。こりて走るのやめればタイクツなオリコウ。こりずに走るやつはキモチイイバカ。」ピンクのコルベットのりの言葉にしびれるシバ。「いちばん強いのは?水と空気だ!」カマ仙人の教えは目からうろこすぎて。「オレは一人前のオレでいたいんだ!」そんなシバだから、ウタもそばにいたいと思うのかな。と。

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    2016年02月17日
  • 花のうた(1)

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    モーニングで連載中のウーパが面白くて、そういえば、そもそもモーニングを読むきっかけになったのって、この人の「花のうた」がきっかけだったな。と、思って、手に取ってみた。やっぱり面白いんだよな。天涯孤独のウタが健気でまっすぐでまぶしい。「キタナイもキレイもくるしいもかなしいもやさしさもいじわるもみんなまじって愛なんだ!とっても大きいんだ!」15歳のウタには愛しあう行為は刺激が強いようで。「守ってくれるひといません!自分でせきにんもって生活します!何があってもぜんぶうけとめます!ウタは15のオトナです!」

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    2016年02月17日
  • まんが 新白河原人 ウーパ!(2)

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    メリハリあって充実した自給自足。野生にかえりたくなる・・・とばかりも言ってられない固定資産税というシビアなワード。

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    2016年01月10日
  • まんが 新白河原人 ウーパ!(1)

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    2巻の表紙が魅力的だったので1巻から。漫画家さんなのにタフ!きっと子供の頃の経験があるのでしょうけど、野生への適応力が半端ない。そんけー。

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    2016年01月10日
  • 新白河原人(1)

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    アウトドア好きな人なひとは気に入ると思う。便利を追い求めるよりも自分でなんとかできる範囲やってく方針はとても共感できる。雑誌連載なので内容は軽い。ハードカバーだが、軽くて分厚い紙。価格に見合うかといえば微妙。

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    2015年03月01日
  • 新白河原人(2)

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    福島県白河市の里山に移住して、開墾しながらログハウスづくりなどにチャレンジする漫画家のノンフィクションダイアリー第二弾。今回は東日本大震災に直面して、無電化生活を試みてみるという内容。

    自らの身の回りで自給自足するというのは、究極の夢とも思える話であるが、実際のところそれを実行している人は少ないし、さらにその内容をちゃんと漫画という形で表現しているのは貴重な資料とも言える。一方で、この本を読み進めるうちに自分自身の立ち位置も明確になってくるように感じた。

    自分自身いったん岡山の中山間地域に移住して、畑をやったり古民家改修をやったり、生活スタイルの自給自足を試みた経験があるのだけど、そのよう

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    2014年02月07日
  • 新白河原人(1)

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    都市のメタボ生活から一念発起して、福島県南部の原生林開墾を始めたマンガ家の日記。内容としてはほぼログハウスを建てるノウハウとなっているが、マンガ家だけに挿絵が上手で分かりやすい。

    120万円でログハウスを一棟建てて、その後にどんどんウッドデッキなどを拡張していく様子は読んでいて面白く、自分でもやってみたくなる。

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    2013年12月20日
  • 新白河原人(1)

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    憧れるーっ!
    自分も家を建てたいと思っているので、興味を持って購入したが、いやはや多大な苦労があり、その対価として大きな喜びが得られるのだ、ただ興味だけでは始められない、強い覚悟を必要とする事をひしひしと感じました。

    福島県の、多少は震災の影響もあると思われる土地ですが、これからも新たな挑戦を私たちに続編としてお届けしていただけることを期待しています。

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    2012年02月28日
  • 新白河原人(1)

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    「四半世紀以上机の上で漫画しか描いてこなかった男」である著者は、47歳の時、思い立って山を買い、経験も無いまま自給自足の生活を始める。
    表紙を開いた途端、数々のカラー写真で見られる著者の生活ぶりにはぶったまげる。
    素人のおっさんが、ほぼ独力で山の中に居住区を開墾し、丸太小屋を建て、サウナ小屋まで自作している。鶏小屋を建てて鶏を飼い、鶏が産む卵を食べ、時には鶏も絞めて食す。
    漫画家ならではのコミカルで緻密なイラストと共に、軽快に綴られる山暮らしの奮闘記に引き込まれる。
    著者が、丸太小屋作りの醍醐味にどっぷりとハマっていく姿、初めて鶏を絞める時におっかなびっくりしている姿に、読んでいる自分も一緒に

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    2011年11月29日
  • 新白河原人(1)

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    またHONZレビューにやられてしまった・・・。
    山買って、自給自足に挑む、漢のハナシ。
    山を整備し、小屋を建て、鶏を飼って卵を取り、野菜を作り、サウナを作ったそうだ。自給自足には意外な悩みもあるようで・・・確かに、鶏の数だけ卵が毎日増えるのはキツいかも(笑)

    それだけでも充分面白いのだけれど、ライフラインをどうしたのか?トイレは?普段の風呂は?冬でも外で料理するの?小屋の間取りは?とかとか、知りたいことが山ほど沸いてきて、ちょっと消化不良。。。

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    2011年10月11日