森原すみれのレビュー一覧
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札幌が舞台で、知ってる地名が出てくるのも楽しい。
雪道あるあるも。大きく頷いちゃった。
冒頭、望くんの、雪道を甘く見てる様子にひやひやしたしw
望くんの会社、ナイスな人材が揃っているね。
他社の女性への、成田くんのあれ、最高だったし。
オーナーの加奈子さんをはじめとした、シェアハウスの面々、みんな温かくていい。
最初、彩花は、ちょっとひとりよがりな気がして心配したけど、印象は変わっていく。
節子さんご夫婦の話もよかったー。
で、望くんと沙都さんの関係、もどかしい。
だって、前作のあれで、どうして、まだそういう感じなのー。次こそ、次こそ!
愛理ちゃん、もう一押しだ! -
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ネタバレえ、望と沙都さん、付き合ってなかったんかい!と驚いた2巻。
てっきり前回で両想いになったものだと思っていたら、両片思いに入った模様。
望は彼女の気持ちを知ってはいるけれども、待つみたいだし。
その辺り、本当にできた男性である。
作中でも、沙都さんをデートに誘っておきながら、反応がよくない(彼女の気持ちの準備ができていない)と判断すると一歩引く心の余裕さ、広さ。
そりゃモテるね。
彼が対外的にどう見られているのかも、今回の話でちらっと見えるのもよき。
二人の話はさておき、本編は、おやさいどきの隣のシェアハウスに新しい住人が増えたので、その二人に関するお話も。
特にあるキャラは「野菜は一切食べない」と豪語する、沙都さんにしてみたら信じられないであろう人物が登場。
野菜嫌いは一定数いるので、こういう展開も予想できたが、そこを沙都さんがどう乗り越えるのか。
いや、相手をどう丸め込んでしまうのか、そこが見ものだった。
もうお一方は、仕事と恋愛のお話。
こちらは、お相手がまあヤバい輩で、読んでいて随分フラストレーション溜まりましたが、そこをスパッと切り捨てて、かつ次の出会いにも繋がって、スッキリできた話でよかったです。
これに限らず、他にもいらっとする場面があったんですが、ちゃんと後でざまあ展開あったのもよかったです。
表紙やサブタイトルにもある「ぜんざい」が作中で違うパターンで2回出てきたのも印象的。
登場するお料理がどれも美味しそうなのは、前回から変わらず。
それでいて、様々な展開がパワーアップしていて、読んでいて楽しい2巻でした。
目下、望と沙都さんの、ゆっくりもだもだな両片思いを見守っていたい所存です。 -
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温かい気持ちになれる一冊でした!
「おやさいどき」の店主・沙都さんがとても可愛らしくって魅力的です。
ほんわかとした天然さんで、包容力があって、お野菜が大好き。
彼女が楽しそうにお野菜の話をする様子は、読んでいて優しい気持ちになりました。
おかげさまで、今まで以上にお野菜が好きになりました。
出てくるキャラクターみんなが優しい人たちで、ずっと安心して読んでいられました。
小さな子供からおじいさんまで、いろんな年齢・立場の人が出てきます。
それぞれの人間ドラマも描かれていて、胸がぽかぽか温かくなりました…!
続編も出るのかなあ。ぜひ読みたいなあ。 -
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むしょうにロールキャベツが食べたくなっちゃう。
優しく煮込んだロールキャベツ。
お話の最初と最後、呼応するみたいな。
おやさいどきの店主沙都も、訪れる人も、みんな優しくて、ときにちょっと不器用で愛おしい。
訪れる人を癒す料理を作る沙都も、誰かの作る料理で癒されることができて、本当によかった。愛理ちゃーん、本当にわからないでやってたのかい?w
お店の防犯を気に掛ける望への沙都の反応に、実はちょっと不思議な存在のお店なのでは、とか思ってしまった。(それはそれで素敵だとも思う。)
ところで、いももち、私が作る時は、塩コショウで味付けて焼くのでタレは作らない手抜きスタイル。 -
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ネタバレ『世界で一冊だけの本、紡ぎませんか』
そんな素敵な案内文句と新月の夜に誘われた者が辿り着ける手製本編纂館の物語。
お客様は基本的にはあやかしで、最初の話もあやかしのための手製本が編まれるが、中には人間のお客様も。
主人公の壱花も人間ながら新月の夜に辿り着けたものの一人。
本職は別に持ちながら、ある才能を見込まれて、この編纂館を手伝うことに。
前述の通り、あやかしのお客様だけではなく、人間のお客様のエピソードもあったのが、バランス取れていてよかった。
壱花も本職に就きながら、編纂館を手伝うある意味二重生活。
どちらかに偏らないというバランスがよかったなと。
てっきり本職を辞めて、編纂館の方に専念するのかなと思っていたので。
またあやかしの場合でも、有名な某幽霊族のお話だと恐怖の対象として描かれる牛鬼のエピソードが、あんな心温まるお話になろうとは思いもせず、予想をいい意味で裏切ってくるところも心にくいと言いますか。
このお話、風景も綺麗なんですよね。
たまらなかったです。
キャラクターも魅力的。
個人的にはメインキャラより伊緒莉さんやかまじろうなどサブキャラの方が推しでした。
伊緒莉さん、頼れる「お姉さん」と見せかけて、時折滲み出る「ぬらりひょん」感のギャップがたまらない。
かまじろうは、かまいたちながら癒し枠。
それでいて、仕事は有能、時には大きくなって戦えるし拘束だってしちゃう万能キャラ。
3匹セットの筈だから、他2匹はかまたろう(もしくは、かまいちろう)とかまさぶろうかもと勝手な想像も捗ると言う。
壱花は編纂館でのお仕事よりも母親との確執の方が気になりまして。
どういう着地をするのかなと思ったら……成程という。
編纂館のみんなが母親の所業をビシッと指摘してくれたことは頼もしかった。
完全には縁を断たなかったあたり、彼女の優しさが見えたかなあ。
甘さ、なのかもしれないけれど。
ちゃんと分かり合える日が来て欲しいなとは思うけれども、難しいかなあ。
そして、ヒーローはというと、読み終えてみると……ヘタレの一言が出てきてしまうという。
美しい字を書くし、力もあるのに、どうしてこうなった!
女性との交流が奔放だった割に、的確に自分のツボを突いてくる壱花に母親対策として「恋人役」を最初に言い出しちゃったため、最後までその先に進めないというヘタレ。
ただ実家のゴタゴタをどうにかしない限りは、彼は本当の意味では先に進めないのかもしれない。
今回のお兄さんの動きが不気味だったので……あそこで手を引くのかと。
解決していない点がこのようにまだあるので、続きが読みたいですね。
せめて、かまじろうの、推しのかまじろうの癒し話をぜひ!(まず、そこなのか) -
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ネタバレ初っ端から糖度マシマシなシーンをぶっこまれて、一人で勝手に「あわわわ」となってました。
これは苦い緑茶片手でないと読めないのでは。
実際、そんな感じでしたね。
何度日鞠ちゃんと孝太朗さんの二人のいちゃつきシーンに砂糖を吐いたことか。
彼、意外に言葉にするからなあ。
バレンタイン話にやはり砂糖を吐き、あやかしと男性の友情話にじんわりとし、そして七嶋のおばあちゃんのまさかの過去話に驚いたり。
特におばあちゃんの正体には本当に驚かされました。
密かに推しだったんですけど、まさかまさか。
今回一番泣いたのは、このおばあちゃんのエピソードだったように思います。
それからの、最終話。
そう、これ最終巻なんですよね。
その最終巻の最終話に相応しい展開でした。
これまでのあやかしさんたち総出演。
これまた推しキャラである豆ちゃん大活躍だったし、しーちゃんも出てきて癒されたし。
この状態で、両想いの二人を主役に据えて何をやるかなんて決まってますよね、という。
いやぁ、まさかあんなシーンをのぞき見させていただけるとは(読者的にはまさしくのぞき見感覚である)ありがとうございました!
こちらから言えることはもう「末永くお幸せに」この一言に尽きます。
最後の最後までアマアマシーンを見せてくれた二人の多幸を心から祈ります。
まさしくこの春に読むのに相応しい作品でした。
完結まで見届けられたご縁に感謝を。
ありがとうございました! -
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日鞠と孝太朗があまりにもあんまりで「きゃーーーっ」なシーンが何度もあって、もうっ。
あやかしさんたちの和装洋装論争の発端はそういうことだと思ってましたとも。っていうか、日鞠がにぶすぎなのでは。
類くんとおじい様との仲も、雪どけの予感?
あのおじいさまも相当なツンデレだけどw
有栖の接し方が素晴らしい。
五徳猫のゴトも最高にキュート。あぁ、会いに行きたい。
豆腐小僧くんも、橋姫さまも、なんて、なんて素敵なんだろう。
あの人が孝太朗の過去とあんなに深くつながっていたことにはびっくり。そうか、そうか。
色んなことがすっきりつながって素敵な大団円。
孝太朗と日鞠の家族の様子も知りたいし、シーズン2に期待。 -
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ネタバレ2巻分のエピソードはあると伺っていたので、続刊実現化嬉しかったです。
ようやく思いを通い合わせた日鞠と孝太朗さんが初っ端のエピソードで縁切りの呪いを受けたのには、度肝を抜かれましたが。
せめて、もう少し両想い期間を堪能してからでもよかったのでは!
幸いと言っていいのか、どちらかの気持ちが消去されるような精神に及ぼす呪いではなく、物理的に近寄れない系、互いの声が認識できない系のものだったのでよかったのですが、普段の仕事がカフェ業ですから、給仕などで苦労する羽目に。
何とかなって本当によかったです。
日鞠が実家に帰るというだけで取り乱す孝太朗さんですから。
長引かなくて本当に本当によかった。
自分の推しキャラの豆ちゃんも奔走してくれましたし。
本当に大好きです、豆ちゃん、かわいい!
2巻には新キャラも登場。
雪女の深雪ちゃんとシマエナガのしーちゃんのコンビには癒されました。
しーちゃんは他の場面でも活躍してましたね。
今後の登場にも期待。
そして2巻の見所は何といっても、類さんの恋愛および家族問題の決着。
折角1巻でフラグの立った相手がいたので、その関係性の進展に期待していたら、思っていたより大事になってしまった件。
ライバル登場からお家騒動にまで発展するとは!
ライバルの方はこれまたいい人が過ぎて寧ろ類さんたち二人の背を押す可哀そうな立場に。
彼は別の形で幸せになってほしい!
一方でお家騒動の方は……本当に大事に。
ここでちゃんと相手のお方が類さんの正体にも家の問題にも立ち向かえる方だったのが大きかったと思う。
そもそもそれで拒絶するようなキャラではないのですが、日鞠とはまた違った意味で肝の据わったというか、度胸のあるキャラというか。
そこからの決着については、ぜひ本編にて。
今回は秋と冬の物語。
これにて季節は一巡かな。
二巡目は関係性の変わったメンバーで迎える、また新たなシーズンだなと思うと3巻以降の刊行も俄然期待が高まります。
少なくとも両想いの春は、縁が切られるようなトラブルなく迎えてほしいところ。
新たな癒しキャラの登場共々、続刊もお待ちしております! -
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ネタバレ主人公の日鞠が頑張り屋なのに報われず、祖母と暮らしていた町に戻ってきてようやく居場所を見つけることができて、ようやく安堵。
孝太朗と打ち解けるまでは多少時間がかかったけれども。
初手から体調不良を月のものだと彼に見抜かれるあたり、本当に不憫。
女性作者さまだからこそ書ける描写。
ここを乗り越えたのだから、その後のあやかしの暴露や同居の件も受け入れられるよ、それは。
まあ、この見抜きはイケメン特権かつ薬膳カフェ店主だからこそ許されたことだとも思う。
薬膳カフェのお客様は、人間だけでなくあやかしも。
あやかしが見える日鞠は、カフェ店員として新たなスタートを切ることに。
出てくるあやかしたちが可愛らしくてほっこり(茨木童子はさておき)
豆ちゃんが特に可愛すぎる。
日鞠と同じ頑張り屋さんだから、余計応援したくなるというか。
おばあさんとの邂逅シーンはこちらも本当に泣けました。
想いが通じてよかった!
しかも、登場するあやかしが絶妙にマイナーを攻めてきているところがにくいなと。
有名どころを本当に絶妙に外しに来ている感じが。
酒呑童子じゃなく茨木童子を出してくるあたりとか、最初のあやかしが豆腐小僧なところとか。
ヒーロー二人が狼と狐のあやかしということで、割とメジャーだからかな。
もっとも、孝太朗に関してはもう一段隠していた件はあったけれども。
この件も絶妙に作中に伏線が用意されていたので、回収されたときに驚きました。
狐の彼との違いはこれだったかと。
ぶっきらぼうなところもあるけれど、基本的には優しいし誠実な孝太朗。
ライバル(!)も忠言もあったけど、変わらず思いを貫き通した日鞠。
二人とも本当にいい子たち。
途中、日鞠の家族の問題も、彼が抱えていた後悔のこともあったが、それらを飲み込んで受け止めて、そうして結ばれて本当によかった。
恋の決着はつかないかもしれないなと思っていたので、諸々の問題を解決してから結ばれた展開には大満足。
開き直ってからの孝太朗は溺愛を隠さなくなったし。
熱い暑いアツイなー!!
いやもう本当にお幸せに!
きっと日鞠のおばあちゃんも喜んでいると思うので。