あらすじ
秋から冬へ移ろう北海道。札幌の街に店を構えるお夜食処おやさいどきには、今宵も年代も想いもさまざまな人々が来訪する。夢を追いかけ利尻島から単身札幌へ飛び出した女性。大きく変容する世間の価値観に戸惑う老夫婦。野菜嫌いを公言する小学校教諭の女性……。すっかりおやさいどきの常連となった望もまた、店主の沙都との関係を密かに悩む日々を送っていた。そしておやさいどきに集う客人に向き合うなかで、沙都もまた、心の奥に仕舞い込んでいた過去の想いと向き合っていく。今宵のあなたにぴったりの野菜料理をお届けする、心温まる美味しい物語。第二弾。
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Posted by ブクログ
札幌が舞台で、知ってる地名が出てくるのも楽しい。
雪道あるあるも。大きく頷いちゃった。
冒頭、望くんの、雪道を甘く見てる様子にひやひやしたしw
望くんの会社、ナイスな人材が揃っているね。
他社の女性への、成田くんのあれ、最高だったし。
オーナーの加奈子さんをはじめとした、シェアハウスの面々、みんな温かくていい。
最初、彩花は、ちょっとひとりよがりな気がして心配したけど、印象は変わっていく。
節子さんご夫婦の話もよかったー。
で、望くんと沙都さんの関係、もどかしい。
だって、前作のあれで、どうして、まだそういう感じなのー。次こそ、次こそ!
愛理ちゃん、もう一押しだ!
Posted by ブクログ
え、望と沙都さん、付き合ってなかったんかい!と驚いた2巻。
てっきり前回で両想いになったものだと思っていたら、両片思いに入った模様。
望は彼女の気持ちを知ってはいるけれども、待つみたいだし。
その辺り、本当にできた男性である。
作中でも、沙都さんをデートに誘っておきながら、反応がよくない(彼女の気持ちの準備ができていない)と判断すると一歩引く心の余裕さ、広さ。
そりゃモテるね。
彼が対外的にどう見られているのかも、今回の話でちらっと見えるのもよき。
二人の話はさておき、本編は、おやさいどきの隣のシェアハウスに新しい住人が増えたので、その二人に関するお話も。
特にあるキャラは「野菜は一切食べない」と豪語する、沙都さんにしてみたら信じられないであろう人物が登場。
野菜嫌いは一定数いるので、こういう展開も予想できたが、そこを沙都さんがどう乗り越えるのか。
いや、相手をどう丸め込んでしまうのか、そこが見ものだった。
もうお一方は、仕事と恋愛のお話。
こちらは、お相手がまあヤバい輩で、読んでいて随分フラストレーション溜まりましたが、そこをスパッと切り捨てて、かつ次の出会いにも繋がって、スッキリできた話でよかったです。
これに限らず、他にもいらっとする場面があったんですが、ちゃんと後でざまあ展開あったのもよかったです。
表紙やサブタイトルにもある「ぜんざい」が作中で違うパターンで2回出てきたのも印象的。
登場するお料理がどれも美味しそうなのは、前回から変わらず。
それでいて、様々な展開がパワーアップしていて、読んでいて楽しい2巻でした。
目下、望と沙都さんの、ゆっくりもだもだな両片思いを見守っていたい所存です。