ずいののレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ビブリオバトルが中心の巻。
で、そのビブリオを通して
「『変』と言われても、好きなものは好き!」
「『変』は力になる!!」
というメッセージが伝わってきます。
「これが私の個性!」といって、
TPOをわきまえずに主張してこられると、
「うっ・・・」
って防衛反応を示してしまうことはあります。
自分自身がどう感じているかではなく、
その人と絡んでいることで、
周囲からどう見られているかが気になるから・・・かも。
他にも、電車の中で読書をする時に、
刺激的なタイトルの本は選ばないし、
選んだとしてもカバーをかけて
人に知られないようにするし。
あるいは、書店でどうしても買いたい本があるけど、
人から見て、すっごい偏愛なものだったとして、
レジの人や、後ろに並んでいる人の反応が、
何となく気になってソワソワしたり。
だけど。
表面を取り繕っても、
誰しもほぼほぼ『オタク性』はあるのではないかと
内心は思っています。
読書をする人のオタク性は、
読んでいる本や、その結果の本棚に現れる!
私は、その部分について話を聞くのが、
めちゃくちゃ面白く感じます。
自分が触れたこともないような世界や体験、
ものの見方、性癖。
飲みながら聞いてたら、面白いのなんの。
自分や周囲の人が、
普段はひた隠しにしてしまいがちなオタクな部分。
それを肯定してくれる
ビブリオバトルの一連の扱いが楽しい本巻でした。 -
Posted by ブクログ
シリーズ5巻。
読んだつもりでいたけれど⁇
登録していなかったのか?忘れていたのか?
この巻だけ飛ばしていたことに気づき再読する。
非正規職員と正規職員の待遇の違いに悩んだり、ちょっとそれは違うのでは…と感じたり。
この巻で茉莉野さんが異動してきて、みんなから嫌がられていたわけね…と。
正しさで人を黙らせるとすごく気持ちいいと言っていた白井くんが、ガツンと言ったよねー。
これだけ言うとスッキリだろうな。
ヤンキーの石平くんが、本に挟まっていたお金を見つけたり、日焼けした背表紙の字をラベルライターで作っている白井くんと話しながら本について語るのもなかなか深い。
本を読むのは一方通行だけど、本を作った人間と関わってるワケで、本を大事にするのは、本を作ったヤツがナメられてるみたいで腹立つからって、ソレはまあまあ人間全般が好きでしょ。などとさらりと言うなんて石平くんってちゃんと人を見てるんだなぁと思った。
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Posted by ブクログ
ゾロリ最強問題。
これはねぇ、難しいよねぇ。まさに甥っ子がそれなんだよなぁ。
ゾロリが大好き。既刊全て揃えるという筋金入り。ただそこから先へ進まない、まさしく「ゾロリしか読まない子」になっているんだよなぁ。漫画は読む、図鑑とかも好き。じゃあ、そこから昔で言うヤングアダルト、今でいうラノベに進んでいかないんだよなぁ。別にジャンルはなんでもいいんだよ、SFでも歴史でも純文学でも海外文学でも、興味を持てばどんなものでも読むんだから。大人向け子供向けなんて関係なく、それは読みたい本人が決めることですし。自分がそうだったしね。
強すぎるんだよゾロリ。
石平少年のチョコレートの思い出は、そのまんま自分の思い出だし。否定する気はさらさらないんだけど、強すぎるの。
面白いから当然なんだけど、その先へ進んで欲しいんだよなぁ、本好きのおじさんとしては。
角野さんのような、社会全体に対する思いや意気込みみたいなものはないのだけど、本好きだった少年少女が、環境のせいで離れてゆくのは寂しいなぁ、と思う。
友人と遊んだり、ゲームやアニメとか面白いものはたくさんあるけど、読書も面白いんだよ、って娯楽の選択肢の中に入れておいて欲しいな、と思います。
朝野さんが怖いです。まあ石平少年周りの大人は、みんな裏にイチモツもニモツも持っている人たちなので、外面を信じてはいけないです。
これも社会勉強かな少年の。 -
Posted by ブクログ
山田に灰坂、そして早瀬丸さんの過去話収録の8巻。
当事者にとっては大きな転機でも、他人にとっては人に歴史あり、で片付いてしまうようなことだったりする。
なんだろね、石平少年がグイグイ踏み込んでくるのが山田と灰坂にとってはきっかけの一つだったんでしょうね。バカなんだよね、石平少年をざっくり言うと。
そのバカさゆえに、他意なく自分の感じていることにストレートに行動できるので、自縄自縛な思考に陥っている状態だと、出口を与えられたように思うんじゃないでしょうか。
ちょっと思ったのは、依存性が強そうだということ。基本バカであることと、ヤンキーであっても悪知恵がよく働くというぐらいの悪なので、暗黒面に引き摺り込むみたいなことしないんだよね。他人を自分のために利用しようとしない。元は善良な人間だし。
ただ、何かのきっかけで人を意のままに動かせる、という風になってしまうと、急に危険性が増すと思います石平少年。山田や灰坂との関係性が、ちょっと怖いのです。作風が違いすぎるので、そんなことはあり得ないのだけど、悪のカリスマになれる要素は持ち合わせているように思います。
ちょっと穿ちすぎか。
まあ、何かのきっかけで人は変われる、ということなんですけどね。