あらすじ
小学生ぶりに訪れた図書館でアルバイトすることになったヤンキー・石平くん。ライブラリアンとしてふさわしい服装って? 貸し出しをしている本は書店では売れにくくなるの? 図書館員として悩みは尽きません‥‥。
石平くんの友達、大ピンチ? 大反響を得た『陽気なギャングが地球を回す』を収録! ヤンキーくんによる図書館お仕事漫画、第8巻!
図書館といえば、いつでも誰でも利用できる公共施設の一つ。しかし、大人になるにつれて足を運ばなくなった、という人も多いのではないでしょうか。この作品に登場する石平(いしだいら)少年もまた、その一人です。でも、行かないなんてもったいない! 図書館に並んでいるのはすべて、税金で買った本、なのですから…!
作中で繰り広げられるのは、意外と知らない図書館の日常。司書さんって一体どんな仕事をしているの?破損した本はどうなるの?など、図書館に関するちょっと気になることが、コミカルに、かつほのぼのと描かれています。
さらに、知的好奇心をくすぐられる雑学もたくさん登場。ワニはなぜいつも口を開けているの? 「十七夜」の読み方は? 検索すればすぐに分かりますが、だからこそ、キャラクターたちが自分で本を探して調べていく「学び」の姿勢に、はっとさせられます。
お仕事マンガとしても、学習マンガとしても楽しめるこの作品。普段の読書は電子派…というあなたも、ぜひ一度手に取ってみてください。
感情タグBEST3
匿名
アプリでバラで読んでいましたがとてもおもしろくてハマって買ってしまいました。石平くんすごいなーと毎回思います。
灰坂の家族の話も入っててよかったです。
匿名
キャラクターの掘り下げ方が好き
山田や灰坂の掘り下げが更に深まっていって面白かったです。石平くんだけでなく周りのキャラクターも成長していくところが好きです。
Posted by ブクログ
山田少年素直で可愛い!!
石平少年は、なんというか人に納得させる説得をする子だなぁと改めて思いました。
得た事をよく噛み砕いて自分のモノにするのが上手くて尚且つ自分の考えを他人に伝えるのも上手い。説明下手な私としては、石平少年の才能が羨ましいし素直に尊敬します。
色々興味深い話ばっかりだったのですが、61冊目の「ライブラリアンのためのスタイリング超入門」が今回1番印象に残ったかもしれません。
今迄見た目にあまり頓着なかったのですが、余計な心労を減らす為にも少しは気にした方が良いのかなと思うようになりました。
おまけにいつもいる桜木サンがいなくて寂しい限りですが、早瀬丸サンが相変わらずお美しかったし佐藤サンも再登場で大満足でした!
あと、灰坂の姉めちゃくちゃかっこよくて惚れました!!
でもやっぱ次の巻では桜木サンいますように!!
Posted by ブクログ
「ぼくは勉強ができない」懐かしいなぁ。学生の頃山田詠美めちゃ好きだった…。8巻は石平くんの友達の生い立ちやらなんやら…。やっぱり根は悪いやつらじゃないよね。早瀬丸さんのお洋服に対する考え方共感できる。
Posted by ブクログ
山田に灰坂、そして早瀬丸さんの過去話収録の8巻。
当事者にとっては大きな転機でも、他人にとっては人に歴史あり、で片付いてしまうようなことだったりする。
なんだろね、石平少年がグイグイ踏み込んでくるのが山田と灰坂にとってはきっかけの一つだったんでしょうね。バカなんだよね、石平少年をざっくり言うと。
そのバカさゆえに、他意なく自分の感じていることにストレートに行動できるので、自縄自縛な思考に陥っている状態だと、出口を与えられたように思うんじゃないでしょうか。
ちょっと思ったのは、依存性が強そうだということ。基本バカであることと、ヤンキーであっても悪知恵がよく働くというぐらいの悪なので、暗黒面に引き摺り込むみたいなことしないんだよね。他人を自分のために利用しようとしない。元は善良な人間だし。
ただ、何かのきっかけで人を意のままに動かせる、という風になってしまうと、急に危険性が増すと思います石平少年。山田や灰坂との関係性が、ちょっと怖いのです。作風が違いすぎるので、そんなことはあり得ないのだけど、悪のカリスマになれる要素は持ち合わせているように思います。
ちょっと穿ちすぎか。
まあ、何かのきっかけで人は変われる、ということなんですけどね。
石平少年交遊録
今回は石平少年の友人関係の話が多め。
一つ目は山田(頭が良くない方)と親しくなる前の話で、山田に殴られた石平少年、即座に蹴りを入れるw
うーん、山田は言ってる事が良く分からないw
灰坂は逆に頭良いから面倒くさい。どちらもあまり図書館は関係無いかなぁ。
一番最後の図書館は本を売る邪魔をしてるか否か。これは少し前に他でも議論出てた様な気がする。
まぁ、買う程の本でなければ予約して待つよね。