あらすじ
小学生ぶりに訪れた図書館でアルバイトすることになったヤンキー・石平くん。非正規職員と正規職員の待遇の違いに悩んだり、本を破った犯人に怒ったり、今日も図書館での色んなトラブルと一生懸命闘っています!
あっという間に累計40万部突破! 読めば図書館をもっと好きになる、ヤンキーくんによる図書館お仕事漫画、第5巻!
図書館といえば、いつでも誰でも利用できる公共施設の一つ。しかし、大人になるにつれて足を運ばなくなった、という人も多いのではないでしょうか。この作品に登場する石平(いしだいら)少年もまた、その一人です。でも、行かないなんてもったいない! 図書館に並んでいるのはすべて、税金で買った本、なのですから…!
作中で繰り広げられるのは、意外と知らない図書館の日常。司書さんって一体どんな仕事をしているの?破損した本はどうなるの?など、図書館に関するちょっと気になることが、コミカルに、かつほのぼのと描かれています。
さらに、知的好奇心をくすぐられる雑学もたくさん登場。ワニはなぜいつも口を開けているの? 「十七夜」の読み方は? 検索すればすぐに分かりますが、だからこそ、キャラクターたちが自分で本を探して調べていく「学び」の姿勢に、はっとさせられます。
お仕事マンガとしても、学習マンガとしても楽しめるこの作品。普段の読書は電子派…というあなたも、ぜひ一度手に取ってみてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
キョーレツな新キャラが登場。
まぁ、この人見てたらまさに「公務員あるある」
非正規職員やアルバイトを見下して、雑用の押し付け…あまりにリアルすぎて笑ってしまいました。でも、専門職の多い職場でこういう態度をとるほうが余計バカにされるってこと、わかったほうがいいのになって思います。
クソ利用者図鑑…どんなんか見てみたい(笑)
私も「クソき…」作ってみたい…いや、やめておきましょう。
Posted by ブクログ
今回も楽しくそれ分かる〜!!
となった部分と正規職員と非正規雇用の待遇の違いで分かる…と苦しくなる部分があった。
白井さんのクソ利用者図鑑は私も読んでみたいし、本は好きだけど人間は嫌い発言には共感。
それに対しての石平くんの返答が良くて感動。
続きも楽しみ。
Posted by ブクログ
シリーズ5巻。
読んだつもりでいたけれど⁇
登録していなかったのか?忘れていたのか?
この巻だけ飛ばしていたことに気づき再読する。
非正規職員と正規職員の待遇の違いに悩んだり、ちょっとそれは違うのでは…と感じたり。
この巻で茉莉野さんが異動してきて、みんなから嫌がられていたわけね…と。
正しさで人を黙らせるとすごく気持ちいいと言っていた白井くんが、ガツンと言ったよねー。
これだけ言うとスッキリだろうな。
ヤンキーの石平くんが、本に挟まっていたお金を見つけたり、日焼けした背表紙の字をラベルライターで作っている白井くんと話しながら本について語るのもなかなか深い。
本を読むのは一方通行だけど、本を作った人間と関わってるワケで、本を大事にするのは、本を作ったヤツがナメられてるみたいで腹立つからって、ソレはまあまあ人間全般が好きでしょ。などとさらりと言うなんて石平くんってちゃんと人を見てるんだなぁと思った。
Posted by ブクログ
非正規職員の問題。司書って本当にそう。お給料低くても、待遇がめちゃくちゃよくなくても人が集まってしまう。(少し前のドラマでもハローワークの非正規職員の待遇改善を求める署名活動をやってたな。)
Posted by ブクログ
非常識で迷惑な同僚。周りは警戒モード。あるある。
あるあるだけど、その人が言い出したことだから全部ダメ、にしないことも大切で、被害防止と取り入れるべきとこの判断が大変。取り入れることになった時は、本人は言い出しただけでめんどくさいことは何もやらないから、周りがやることになるけど、周りはすでに非協力的だから同じ部署の人とかの負担がグッと増える。
考えさせられます。
Posted by ブクログ
本が好きということは人間が好きということ。
本を大事にするということは本を作った人への敬意、尊重。
つまりそれは人間が好きということ。
石平くんに初めて学ばされた。