くらはしれいのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
家を出て道路の向こうを眺めれば、少し先の丘の上には大きな観覧車(スカイウォーカー)が見える。丘の手前には2種類のコースター(レッドファルコン/エルフ)の雄大なコースに、風向きによっては乗っている人の絶叫が聞こえるドロップタワー(メテオ)の姿も。
そこは「ひらかたパーク」(通称:ひらパー)。一度も取り壊されずに現存するものでは日本最古の遊園地(by Wikipedia)。
そんなひらパーをモデルにした遊園地が舞台のこの本、そこに働く人たちの日々の屈託が描かれる。
ありがちなところから少しずらした登場人物の造形で、美点も欠点もそれぞれに描き分けられているところが良い。
好きな職場でなくても好きな -
Posted by ブクログ
外国の絵本のような装丁とイラスト、題材だが、日本の著者による絵本。
王さまのお菓子、というと馴染みがないが、ガレット・デ・ロワというと聞いたことがあるかもしれない。
パイの中に小さな置物が入っていて、それが当たった人が王様となり、一年の幸せが約束される、という幸せなお菓子のことだ。
フランスのお菓子なので、西洋菓子店にはあることも多いかも。
子供たちには美しい絵と美味しそうな物語、異文化の楽しみを、大人はあとがきまで読んでさらに文化への理解を深められる。
ちょっとパイが食べたくなってきてしまったなぁ…
小学校低学年から中学年向けだが、もちろんそれ以上にも。 -
Posted by ブクログ
八重子さんのストーリーが良かった。
かつて「自分の人生はクソだった」と吐き捨てそうになった彼女が、誰かからの不当な評価や奪われたものに縛られ続けるのではなく、「目の前のことをやるしかない」「そうすることでしか自信はつかへんらしい」という言葉を受け取り、自らの手で自分を労い直す。その姿勢が、今の私自身のリアルな葛藤と強く響き合っている。
世間では完璧な母親でも、期待通りの会社員でもないかもしれない。
産前に思い描いていたキャリアからは離れ、仕事は思うようにいかず中途半端に思えてしまう。
子育ても、もっと時間も手もかけてあげたいのに理想には遠く、日々の暮らしをもっと丁寧に味わう余裕すらない。