金平茂紀のレビュー一覧

  • ロシアより愛をこめて あれから30年の絶望と希望

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    本書は著者がモスクワ駐在員として勤務した1991~1994年頃の約4年間、著者自身が経験した日常を知人宛への書簡としてまとめたものです。取材や調査を基に事実を描くスタイルではないので、当時のロシアに関する客観的な分析などが描かれているというわけではないですが、ソ連が崩壊し、クーデターが発生した当時の不安定な状況下でのモスクワの空気感が良く伝わって来ます。
    ソ連といえば、日用品を購入するにも行列で待たされるとか、警官や車掌といった公共性のある職業人が堕落して賄賂を握らせたらどうにでもなったりとか、ナショナルフラッグキャリアのアエロフロート航空の酷いサービスの内情など、そういう日常レベルでの混乱な

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    2023年10月12日
  • じじつは じじつ、ほんとうの ことだよ ちいさな かなしい じじつの おはなし

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    ある「じじつ」がかくされて「うそ」が世界に満ちるが、「じじつ」を見つけ出そうとした人に世界に解き放たれる・・・みたいな絵本。

    絵は可愛い。
    お話は、個人的にちょっと苦手かも。
    子どもに読むのには、ちょっと注意と注釈が必要かも。

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    2023年07月19日
  • じじつは じじつ、ほんとうの ことだよ ちいさな かなしい じじつの おはなし

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    5'30"

    事実を隠したい人たちが 事実を埋め、嘘ばかりの世の中にしてしまうが、本当のことを知りたい人たちが掘り起こしてくれる話。

    ちょっとくどい

    高学年以上

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    2023年07月08日
  • 筑紫哲也『NEWS23』とその時代

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    メディアは権力の監視を矜持として、弱者を慮る姿勢を優先する。この当たり前のようだが、いつしか強者に忖度や世論という印象操作に手を染めてしまう陥落が、報道の不自由という意識の剥離へと常態化する。嘆くべき現状はどれだけの人々が共有されているのか、気骨あるジャーナリズムは故筑紫哲也のメッセージを受け継いで果敢に報道して欲しい。でなければ、この国はますます衰退する。そして滅ぶ。

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    2023年03月15日
  • 筑紫哲也『NEWS23』とその時代

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    ネタバレ

    「今という時代が実は筑紫哲也という人物の記憶を呼び込んでいるのではないか。」

     秋ごろ武田砂鉄著の『日本の気配』という本を読んだ時に、奇しくも著者と同じ思いを抱いた。武田氏の著作の訴えが中途半端であったこともあり、「今の時代に筑紫さんが生きていたら・・・」と。
     そう思っていた矢先に本屋で見かけた本書。思わず手に取った。

    「時代の大きな転換点の渦中に僕らはいたのだ。天安門事件。リクルート事件。冷戦の終焉。そして昭和の終わり。」

     確かに、あの頃は、仕事で遅く帰宅しても、『NEWS23』を見てから、あるいは見ながら寝るなんて夜が何回もあった気がする。
     今もまた、ある意味、”時代の大きな転

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    2021年12月31日
  • 筑紫哲也『NEWS23』とその時代

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    後半に書き足された章は蛇足というか、後味があまり良くないのだが、マスメディアが成立していないとジャーナリズムが成り立たない理由は、大変よく伝わる。ターゲットメディアに報道はたいへん食い合わせが悪い。そのことを日々考える。

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    2021年12月06日