兼近大樹のレビュー一覧
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お笑い芸人 EXITのカネチカの初小説
極貧で壮絶でヤバい自身の生い立ちをモデルに漫才師になるまでのお話を描いた作品
お笑い芸人 entrance の石山は人気絶頂で忙しい日々を送っていた
そんな石山に絶体絶命のスキャンダルが。。。
主人公の石山は北海道出身で小さい頃から超極貧で喧嘩ばっかで
舐められたら終わりの人生を送ってきた
そのうち普通の人生から道を外れていく
根本には彼独自の正義感のある優しい人間なのに
でもある時ふとしたことをきっかけに変わっていく
どうやってお笑い芸人になり、スキャンダルの結末は?
彼の正しいと他人の正しいが違うのは
そういうわけなのかと納得もする彼の考え方
人 -
Posted by ブクログ
お笑い芸人としてのEXITはまあまあ好きという程度だったが、この本を読んで多少見る目が変わった。
貧しい家で育ち、気に入らないことがあれば暴力を振るって解決してきた主人公。悪い友人の紹介で罪の意識なく犯罪の仕事に手を染め、逮捕されるが、本の差し入れがきっかけでお笑い芸人を目指す。
貧困にあえぐ人こそ、この本に巡り合って欲しいと思った。作中にたびたび登場するEXITのラジオでの語り口調が楽しい。
テレビなどで兼近がとんでもない漢字の間違いなどをしているのを見てギョッとしたが、小学校レベルの教育をまともに受けていないのであれば納得。
EXITの人気がいつまで続くかは分からないが、また一旗揚げて欲し -
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Posted by ブクログ
兼近大樹が道を踏み外した人を擁護するようなことを言ったり、自身の過去を振り返る発言をするたびに「お前が言うな」「犯罪者のくせに」「消えろ」みたいな言葉を投げつける輩が湧いてくる。
兼近と、匿名を良いことに他人に無礼な言葉を浴びせてるあんたたちと、どっちが人として正しくあるのか、ちょっと振り返ってみ?
無数のカメラ、あるいは不特定多数を相手に顔をさらしている彼と、兼近をどう傷つけてやろうかとデバイスに向かう自分の顔を見比べてごらんよ。
満たされないモヤモヤを他人にぶつけて正義ヅラしてるって点では当時の兼近も投稿者もみんな同じ。それが物理か言葉かというだけ。ただやっぱり、匿名であることを分かってて -
Posted by ブクログ
ほんまでっかTVを見ているので、お二人が書いた本を興味を持ち買った。しかし読むまでにはだいぶ時間がかかってしまった。
内容はお笑い論ではなく、もっと広い話。
兼近さんは、初めてテレビで見たとき、チャラ男として、5分位のコーナーロケでわいわい騒いでるだけの印象だったが、その後ほんまでっかのレギュラーになりずっと活躍している。
テレビで生き残っている理由が理解できる内容だった。
笑のパターン
1緊張と緩和。
2裏切り
3共感
ダニングクルーガー効果
ユーモアを解する度合いをテストした上で、自分の得点と順位を予想させると言う実験。成績が全体の下から12%以内だった学生が自分は他の学生よりも特定が -
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Posted by ブクログ
リテラシーというべきもの、もっと言えば、誰かの揚げ足をとる快楽に溺れ切っていて、誰かの考えを理解しようとするやや知的体力の必要な営為に慣れてない人は、お金を出してまで他の人の意見を受け止めたいと望む事は殆ど有りませんので、そこでセレクションバイアスがかかる訳です。 その来し方と行く末を考える時に 閑話休題、中野から直観像素質が失われた時期は、20代半ば頃でした。 その種のソサエティ(共同体)に仲間入り出来るというような ニーズとのマッチングですね この言い方で止まってしまうと解像度が粗すぎるんですよね 発言者が自身の知的怠慢を自覚出来ていない様子が滲み出ている言い方だな やらなければならない正
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Posted by ブクログ
ネタバレ子供の頃、なんでこんなに騒がしいのだろう、暴力的なのだろう、聞き分けがないのだろう、と思っていた人の考え方はこうだったのかもしれないと考えさせられた本だった。
グレる(という表現が合っているのか分からないが)理由は、個人の資質によるところもあるかもしれないが、それよりその子の置かれた環境によるところも多分に影響するのだろう。
自分には難しいことだが、理解し難いような人にもまずは偏見なくその人を理解する努力ができるようになりたいと思った。
また、兼近さんは大人になって「表の世界」を目指して足を踏み入れることに成功しているが、失敗する人のほうが圧倒的に多いのだろうなと思うとやるせない気持ちに -
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充実を極めてはいるが、喜びと苦しさの反復横跳びを繰り返し、感情が息切れしている。 妹が床に落ちてるビー玉くらいの物体を拾って匂いを嗅ぐ 「ちょうど一年前に〜」「何歳だよ!」「この道を通った夜〜」「門限大丈夫かー」 森山直太朗で『君は五番目の季節』 脳汁がガラナのようにシュワシュワと弾ける 適当って言葉の本当の意味は、目的や要求にピッタリと合っている。相応しいということ。これからは、適当に楽しく生きよう。 学校、恋愛、趣味、人間関係、ドラマや映画のエンタメ、有名人など。笑いを起こすには共通や共感が大切で、そこを少しズラしてみたり、途轍もなく外す裏切りや、こんなとこまで見てるのか、物事をそんな角度