古池マヤのレビュー一覧
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気持ちが入りやすい
なんかちょっと(自分には)昔懐かしい感じ。義賊ってところで。
病気のお母さんを救いたくて必死で、というあたりはかなり可哀想に思いました。
少々ベタな展開かなと思う部分はありますが、それが新鮮に読める読者さんもいるかも。
原作者さん見覚えが、と思ったらなるほど「望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す」の方なのですね。 -
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幸せ
ウルティオがリリティアをさらってから1年がたった頃、建国祭のパーティーが開かれました。パーティー開始前に王太子がこれまで国政を蹂躙していた貴族派を断罪しました。貴族派の筆頭ブランザ公爵はそれを否定しましたが、リリティアの身をはった行動で、ブランザ公爵をはじめとした貴族派は断罪されました。それから1年半、貴族派が一掃され全てが終ったあと、ウィリアム・ルーベンス公爵(=ウルティオ)はリリティアに結婚を申し込みました。彼女はそれに応じ、ようやく彼女に幸せが巡ってきました。もう少しお話が続くのかと思いましたが、最後はあっさりと終わりましたね。リリティアが幸せになれそうでよかったです。
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なぜ
今回はなぜウルティオがここまでリリティアに親切に接してくれるのかが語られる回です。そうこうするうちに彼女も卒業式を迎えることになりました。ウルティオは卒業式で彼女の婚約者であるジェイコブに婚約破棄を宣言させないかと持ちかけました。そんなにうまく婚約破棄できるのでしょうか?卒業式を前にウルティオは彼女の母親のところにやって来ました。どんな会話をするのか気になります。
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確信
ウォーレン(=ウルティオ)が学園を去って2週間、ウルティオはリリティアのところに来て、彼女を収穫祭に連れ出してくれました。夢のようなひとときを過ごしてしばらくしたあと、彼女はマリアンヌに頼み込んで王太子に目通りさせてもらいました。王太子との会話の中で彼女はウルティオの正体について確信を持ったようです。ようやく彼女にも春が来たと思われましたが、肝心の母が彼女に「もう来ないで」と言いました。これまで母のためにずっと我慢してきたのに、辛いですね。