KAMINOGE編集部のレビュー一覧
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KAMINOGE114
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Posted by ブクログ
ネタバレ吉田豪いわく「曽我部恵一がイケメンだったら日本のロック史は変わっていた」
実際これは各種様々なジャンルや世界であてはまることなんでしょうが、中村大介もその一人だと思っています。
当時中村選手が師匠田村仕込みの回転体を総合の場で披露する姿は本当に素晴らしく、彼が分かりやすいイケメンでプッシュされてれば総合格闘技史やUWF史のそのつづきは少し変わっていたんじゃないかなあなんて。
味のある佇まいと風体が年齢を重ねることでプラスに評価されるのはこれから。その部分では田村潔司ではなく藤原組長や安生洋二の系譜である中村選手。
数少ないUの遺伝子を継ぐ選手として今後もプロレスに総合に活躍が楽しみです。
ーー フランクは中村選手がそういう感じで来るっていうのは分かっていたんですかね?
中村 後で聞いたら「仕掛けてきやがった!」みたいなことを言っていたらしいですけどね(笑)
p.121(中村大介インタビュー・U-STYLE Axisでのフランク・シャムロック戦について)
古舘 「かつて三島由紀夫の一ヶ谷駐屯地での恰幅自殺もありました。そして全共闘の運動もありました。あのベビーブーム、団塊の世代のおねえちゃんからビートルズやローリング・ストーンズも教わりました。すべてを教わったお下がり世代ではありますが、何もよくわかっていなかったをそのあとに思います。すべてはプロレスからもらったー!」とかしゃべって、そのあとにバーッとスライディング・レッグシザースが来たから「効いてますねー、山本さん!」って言うと、「そうですよッ!三島由紀夫も何も全部効いてますよッ!」って小鉄さんが合わせてくれるんです(笑)
p.20(古舘伊知郎インタビュー)
武藤 その試合後に小川が出てきてさ、そっからはたぶんみんなアドリブなんだけど。小川が「次は俺とやれ!」みたいなことを言ったとき、三沢社長が「おまえらの好きなようにしねえよ」みたいな言い方で返したんだよ。
ーー「おまえらの思うとおりにはしねえよ、絶対!」って言ったんですよね。
武藤 そうそう!それがまたカッコよくてね、らこの業界、普通なら挑発されたとき、そこに乗っていくわけじゃん。そこをあえて乗らずに断ち切ったあのコメントはめちゃくちゃリアリティがあってすげえいいマイクだと思ったよ。解説席にいた俺まで興奮したもんな。
p.54(武藤×秋山対談)
貴闘力 カール・ゴッチはすごく相撲が好きで、部屋に稽古を見学に来たんですよ。それで四股の踏み方やてっぽうの打ち方を教えたら、「こんな苦しい四股を踏んだことがない」って言ってて。
玉袋 いつもはゴッチ教室をやってるゴッチさんに教えちゃったんだ(笑)
貴闘力 そうしたら帰りに「また今度教えてくれ。また来るから」って言って。で、それから2、3回来たのかな。色々教えたら、「お返しに俺が今まで編み出した技をお前に全部教えてやる」って言われて(笑)
椎名 関節技を?(笑)
貴闘力 別にいらないだろって(笑)
玉袋 ゴッチイズム注入だよ。
p.97 玉袋×貴闘力変態座談会
p.128~藤野恵美インタビュー、エロい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ朴 だから戒律の世界っスよね。そういうのを設けると全然違うんですよ。自分の中で徳を積んでるというか。
ーーポイントが貯まるんですね。
朴 ただ、それでおかしくなっちゃうのが、そういうのを人に強要しようとするとダメっスよね。強要すると軋轢が生まれるというか。だけどアドバイスを求めて来る人には惜しみなく教えてあげるっていう。そういうところで自分ではうまくバランスは取れていると思うんですけど、活動家になっちゃうと、こういう取材も受けられないような人になっちゃうんで(笑)。まあ、そういう時期も経てですよね。「これはこうだ、だからこうしろ」っていう時期もあって。
ーータバコをやめたばかりのヤツが、一時的に誰よりも禁煙家になるみたいなことですよね(笑)。
p.59(朴光哲インタビュー)
・朴光哲のインタビューはヴィーガンに対する見方が少しだけ変わる良インタビュー。
・「プロレス社会学のススメ」ふたりの意見に対し全面的には賛同できないけれど大好きな連載。単行本化が待ち遠しい。
・阿部一二三と丸山城志郎のワンマッチ選考を受けての椎名基樹氏のコラムには無邪気な共感ができる。
メダリストたちがワンマッチでぶつかり合う柔道があったらめちゃくちゃ観たい。PRIDEにおいて世間にもっとも届いた試合は、結局、吉田秀彦vs小川直也だったと思う。階級を超えた柔道のワンマッチが並んだ興行があったら、きっと大人気となるのではないだろうか。全日本柔道連盟がそれをやってもいい時代なのではないかとも思う。もうアマチュアもプロもないでしょ。
p.129(自己投影観戦記/椎名基樹) -
Posted by ブクログ
ネタバレ長州 おっと、近い。今日は3メートル以内に入ってくるなよ?
(p.88)
緊急事態宣言前日に多摩川にてソーシャルディスタンスを守りながら行われた長州力のインタビューが最高。
井上編集長とのやり取りは、コロナ禍のなか読んだ読み物のうちで一番多幸感に浸らせてくれた。
長州 山本、そこに咲いてる黄色い花、なんだか知ってる?
ーいや、わからないです。
長州 菜の花(にっこり)。
ーな、菜の花がどうかしましたか?
長州 どうもしないよ。きれいだなあと思ってさ。
(p.95-96)
長州 しかし、こうやって山本と多摩川で座って話してるとコロナがどうたらこうたらってまったく感じないもんな。
ーそうですね。いま一瞬忘れちゃってましたね。
長州 おおっ、山本!あれ見てみろ!
ーえっ、どこですか?
長州 犬が走ってるぞ!
ーあ、犬か。
(p.96)
長州 ・・・あっ、あれ、向こうから走ってきてるのは✕✕かな?
ーえっ? あー、✕✕さんですね!
長州 ホンマに✕✕?中西(学)じゃなくて?
ー✕✕さ~ん!
✕✕ (こちらに気づいて)あれ?
(p.96 本誌では伏せ字なし)
ーやっぱり✕✕さんはいつだってトレーニングしてるんだなあ。
長州 なあ。ああいう姿を見ると安心するよ。まあ、みんな練習やってるんだろうけど、✕✕とかやるヤツはとくにやってるよな。
ーやっぱりレスリング出身の人って常に身体を動かしてますよね。もう習性ですかね。
長州 だからスポーツをやらないでプロレスラーになったヤツとかって・・・まあこれはやめておこう。
(p.96)
長州のプロレス観を感じさせながらキラーな一面も隠せない。
スポーツをやらないでプロレスラーになったヤツ、のくだりでUWFの一部メンバーを真っ先に思ってしまったのは穿ち過ぎだろうか。 -
Posted by ブクログ
「ほろ酔いでさ、何となく徒歩で家に帰ったの。あらためて家の近所の街並みを見ながら歩いているとさ、いかつい家がたくさん並んでるんだよね。でっけー家が多いなーって。でっけー家を横目にしながら自分の家の前に着いたんだよね。それで自分の家を目の前にしたら、両隣の家の大きさとの違いにあらためて気づかされてさ。"40年がんばって生きてきた俺の結果がこの家か"ってしみじみ思ったら、ヒザから崩れ落ちたんだよね」
「やめてください。なんか、それ以上聞いたら泣いちゃいそうです」
「いや、違うの。大きな家に挟まれた自分の家を見たらさ、"ちょうどいい"、"この家は俺にちょうどいい家だなー"って感動しちゃったんだよ。感動したらヒザから崩れ落ちちゃったんだよね(ニッコリ)」
(p.171 もじゃもじゃタランティーノ/ビーバップみのる)
井上編集長が偉くなったとしても、KAMINOGEがいつまでもちょうどいい場所だといいなあ、と思いました。
100号おめでとうございます。