KAMINOGE編集部のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ吉田豪いわく「曽我部恵一がイケメンだったら日本のロック史は変わっていた」
実際これは各種様々なジャンルや世界であてはまることなんでしょうが、中村大介もその一人だと思っています。
当時中村選手が師匠田村仕込みの回転体を総合の場で披露する姿は本当に素晴らしく、彼が分かりやすいイケメンでプッシュされてれば総合格闘技史やUWF史のそのつづきは少し変わっていたんじゃないかなあなんて。
味のある佇まいと風体が年齢を重ねることでプラスに評価されるのはこれから。その部分では田村潔司ではなく藤原組長や安生洋二の系譜である中村選手。
数少ないUの遺伝子を継ぐ選手として今後もプロレスに総合に活躍が楽しみです。
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Posted by ブクログ
ネタバレ朴 だから戒律の世界っスよね。そういうのを設けると全然違うんですよ。自分の中で徳を積んでるというか。
ーーポイントが貯まるんですね。
朴 ただ、それでおかしくなっちゃうのが、そういうのを人に強要しようとするとダメっスよね。強要すると軋轢が生まれるというか。だけどアドバイスを求めて来る人には惜しみなく教えてあげるっていう。そういうところで自分ではうまくバランスは取れていると思うんですけど、活動家になっちゃうと、こういう取材も受けられないような人になっちゃうんで(笑)。まあ、そういう時期も経てですよね。「これはこうだ、だからこうしろ」っていう時期もあって。
ーータバコをやめたばかりのヤツが、一 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ長州 おっと、近い。今日は3メートル以内に入ってくるなよ?
(p.88)
緊急事態宣言前日に多摩川にてソーシャルディスタンスを守りながら行われた長州力のインタビューが最高。
井上編集長とのやり取りは、コロナ禍のなか読んだ読み物のうちで一番多幸感に浸らせてくれた。
長州 山本、そこに咲いてる黄色い花、なんだか知ってる?
ーいや、わからないです。
長州 菜の花(にっこり)。
ーな、菜の花がどうかしましたか?
長州 どうもしないよ。きれいだなあと思ってさ。
(p.95-96)
長州 しかし、こうやって山本と多摩川で座って話してるとコロナがどうたらこうたらってまったく感じないもんな -
Posted by ブクログ
「ほろ酔いでさ、何となく徒歩で家に帰ったの。あらためて家の近所の街並みを見ながら歩いているとさ、いかつい家がたくさん並んでるんだよね。でっけー家が多いなーって。でっけー家を横目にしながら自分の家の前に着いたんだよね。それで自分の家を目の前にしたら、両隣の家の大きさとの違いにあらためて気づかされてさ。"40年がんばって生きてきた俺の結果がこの家か"ってしみじみ思ったら、ヒザから崩れ落ちたんだよね」
「やめてください。なんか、それ以上聞いたら泣いちゃいそうです」
「いや、違うの。大きな家に挟まれた自分の家を見たらさ、"ちょうどいい"、"この家は俺に -
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