勝丸円覚のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ドラマVIVANT公安監修
方向音痴では公安は務まらない。
公安に配属されるのは、警察学校を優秀な成績で卒業したエリートか、何らかの才能に特化した人。
日本の場合スパイ防止法がなく、情報をもらしている者を現行犯でないと逮捕できない。
社名の入ったトラックで高速を尾行することもある。
怪しい人がついてきたら3回左折する
スパイは神社仏閣を物のやりとりに使いやすい。
スパイの見た目は特徴がない。
VIVANTの外事警察官役の阿部寛のような人はまずいない。
公安の各課には電気店員や配管工、宅配業者など主要な制服が揃っている。
ハム、公安のとこ。アヒル、制服警察官のこと。
ドラマでは近すぎるが、実際は -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ珍しく二度見したほどハマった「VIVANT」。その公安監修をした著者の本ということで、読まずにはいられません。総じて外事警察と言い、警視庁管轄が「外事警察」、自衛隊管轄が「別班」と区分けされ、実際に別班はいるそうです(ただ、最近は名前が違うらしい)。
著者は主にスパイ対策に関わっていたそうですが、日本は先進諸国で唯一「スパイ法」がなく、約3万人ものスパイが常駐するスパイ天国だそうです。スパイの行動や公安の対応などが書かれていて、実話だけに読みふけってしまいました。TV用に加工された「VIVANT」と実際と異なる点も書かれ、①阿部寛のような外事警察は目立つのでおらず地味な普通の人が多い、② -
Posted by ブクログ
外事課について外事課に長く勤めた方が書いた本。
今話題のロシアスパイ機関の説明もされており初心者にはわかりやすかった。表立って多くの人に評価される仕事ではないので、内容としてはこんなことやったんだ!こんな事で表彰されてたんだ!といった主張多め。それがまたわかりやすくていい。諜報活動についてもあっさりだが概要が書かれていてふーんそんな仕事があるのか、と感じた。やはり現場の人じゃないと知らない事がわかるので読んでみると面白いと思う。この仕事に憧れる人もいるのかも。クーデターなどつい最近あった出来事についても書かれており、裏にはこんなやり取りがあったのかと知らない事がたくさんある。印象深い話は大佐の -
Posted by ブクログ
警察の中でも厚い秘密のベールに包まれた組織が、いわゆる公安警察。捜査対象は国家の治安に敵対する組織や個人。戦前の特高警察の流れを汲む。
昔から数多くの小説やドラマ、映画の創作物では、諜報活動がスマートに描かれるし、表に出ない故に興味が湧くのが人情。
本書は、その公安警察組織の中でも、外国による対日工作やスパイ活動、国際テロを操作する外事警察にスポットを当てたドキュメンタリーで、著者は元組織の人。
公安警察の実態は、フィクションのようなきらびやかな活躍からは程遠い地味な活動が描かれる。
当然掲載される内容は公開できる限りの内容だが、一般人からしてみると、そんな世界があったのか。と驚くことばかり。