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スパイを取り締まる法律がないため「スパイ天国」といわれる日本。インバウンド、海外企業の進出、外国人留学生の増加――今、日本ではますますスパイが紛れ込みやすくなっている。しかし、スパイの狙いを知れば、わが身を守る方法が自ずと見えてくる。元公安捜査官が、日本の水面下で暗躍するスパイたちの「静かなる侵略」の手口を暴く。
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Posted by ブクログ
具体例が豊富で、身近にいるスパイの実態がわかる好著。元公安ならではのリアルな内容です。 国際情勢のところは、民主党政権の方がおだやかであるかなのような表現はどうかな、とは思いました。移民政策に対する警戒感もスパイの視点だけで、その他は流れでしょうがないというようなのはどうかなとは思った。 全体として...続きを読むは大変勉強になった。
日本人の危機意識の低さに警鐘を鳴らしている。 まずは手口を知り、身近にリスクが潜んでいることを心に留めておくことが大事。 一方で、スパイの人心掌握術はビジネスにも転用できるスキル。 情報を如何に引き出すか、小さくイエスを取りに行く、共通点を探し心理的ハードルを下げるなどとても参考になると思う。
国家情報法や国防動員法を適用する国を受け入れながら、彼らの非合法な活動リスクに対し、企業側はどう折り合いをつけるべきか。日本は国防もそうだが、企業単位でも非常に無垢であり、日本の研究員には学生みたいな無邪気で簡単にハニトラにはまりそうな人も多い。国力が徐々に削がれていくというのはこうした所からも危ぶ...続きを読むまれる。 一般市民を装って有事の際に活動を開始する「潜伏工作員」をスリーパーセルという。有事じゃなくても、自国に有利になるような操作、撹乱が政治の現場やネット上、社会のあらゆる所で行われている。この国はいつまで大丈夫だろうか。 ー 火葬場がなぜ狙われるのか。理由は明確です。火葬場というのは、故人の戸籍情報や死亡確認に関する重要なデータが集まる場所であり、同時に行政、病院、警察などの各機関と密接に関わる情報の交差点でもあるからです。ここで得た情報は、他のスパイ活動にも容易に転用できる可能性があります。その象徴ともいえる事例が、複数の火葬場を運営する、ある企業をめぐる一件です。報道によれば、中国資本が関与する企業が、この企業を子会社化している事実が確認されています。 ー 中国では、「日本人の技術者と知り合った」と通報するだけで報奨金がもらえる制度があります。単なるオンライン上の友達だった中国人が、後に情報機関に通報し、情報を取りに来るようなケースも想定されます。実際には摘発されていないだけで、今、まさに進行形で行われているかもしれないのです。ゲームの世界では、実際に会ったことがない相手でも、長時間、一緒にチームで戦ったりすると独特な信頼関係が築かれます。こうした関係性を利用して、「今度、日本に行くので会いませんか」「案内してほしい」といった誘いが来ることもあると聞いています。 本当かどうかは分からない。台湾人のフリした中国人が電車で会話しているのを最近見かけた。差別は嫌いだが、識別できない事が不安や疑念を増長させるというある種の「心理的な罠」に陥っている。果たして、自国民が他国で疑われるような法律を制定し、国防が国民の安全性を犠牲に成り立つような国を心から誇れるのだろうか。
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