【感想・ネタバレ】日本で唯一犯罪が許される場所のレビュー

あらすじ

大使館だけ、警察も手出しできない。

『VIVANT』監修者・元公安警察官が明かす、
スパイ、ヤクザ、密輸業者が集う“闇の社交界”の実態。

本書は、警視庁公安部の「大使館リエゾン(連絡係)」として勤務していた著者が、
実体験に基づいて明かす、大使館という特殊な空間の“現実”を克明に綴った一冊です。
外交特権に守られ、日本の法律が及ばない「治外法権」の空間で、どのような問題が起き、警察はどのように対応するのか。

カジノ運営や偽札密輸、薬物の取引、痴漢や盗撮など、大使館や外交官が関与する数々のスキャンダルを実録形式で紹介。
外交の世界に潜む「犯罪が許されてしまう構造」を告発しつつ、警察官であるリエゾンの奮闘を描いたノンフィクションです。

現代日本の中に存在する“日本でない場所”――この本は、読者にとって「法律とは何か」「正義とは何か」を問い直すきっかけにもなります。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

リエゾンと呼ばれる元警視庁公安部の対外大使館連絡係の筆者の経験談。VIVANTの公安の監修もされたらしい。
デリケートな人間関係や外交面での苦慮とか読んでいて味わい深かったし外交特権に乗っ取り踏み倒しや犯罪が多い国も想像通りで、外国人犯罪者が跋扈してるのも納得。筆者の仕事に対しての熱量が半端なくて思った以上に面白かった。

0
2025年11月16日

Posted by ブクログ

犯罪が許される場所、とは?と思い手に取った。
いわゆるアウトレイジの世界、大使館のこと。
筆者の本、前にも読んだな…公安関係者が外部に発信することも以前に比べて増えてきたし、大河原事件などもあって、これまではベールに包まれていた公安のことが少しづつ見えてきている。

0
2025年09月28日

「社会・政治」ランキング