夢見里龍のレビュー一覧

  • 奇妙な家についての注意喚起

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    ネタバレ

    お初の作家さんです。
    呪いのためにだけ建てられた家に住んでしまった家族があう災いの話を、著者が集めた順に紹介していくと、そこに関連性を見つけて、自分の所にも得体のしれないものがやってきちゃった、というモキュメンタリー(ひどいまとめ方ですみません)

    大好物の家系ホラーなので気にはなっていたのですが、今流行りのモキュメンタリーだし、雑な感じだったら嫌だなあと思っていたのですが(大変ごめんなさい)、思いのほかしっかりとした内容で、面白かったです。
    ただ、オチが途中で想像ついちゃったので、4件目の家辺りから自分の想像との答え合わせみたいになってしまったのがちょっと残念でした。
    あと、一番最後のご注意

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    2026年01月16日
  • 奇妙な家についての注意喚起

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    家の変わった構造とそこから顔を出す怪異。
    ミステリーではなくちゃんとホラー。家系ホラーって脂っこいラーメンみたいな名前のジャンルがあるとしたらまさにそれ。

    澤村伊智さんの本で「恐怖とは何か悪いことが起こりそうな予感」と語られていたことがあった。この本の各章冒頭の「読んでいる間に〇〇が起きたら読み進めないで」というような注意書きは、読み手の悪いことが起きそうな予感=恐怖を煽る。
    フィクションだと分かっていても得体の知れない怖さがあって、現実離れしているのに次の瞬間自分の身に降りかかりそうなリアルさがある。

    本当に怖いのは怪異そのものよりも、それを家族に伝えても信じてもらえず助けてももらえない

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    2025年12月25日
  • 奇妙な家についての注意喚起

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    著者自身と編集者の会話をクッションに挟みつつ、著者が集めた奇妙な家の話とその考察を繰り返す形の短編集。
    よくある、変な家に引っ越したら怪異が起きて家族が壊れた、ではなく不思議な家に住んでいる少し壊れかけた家族がより壊れていく話であり、語り手への嫌悪感が薄らとある。思うに、怪異に抗おうとする語り手の場合、語り手がどうなったかに焦点が行くが、語り手が嫌な奴の場合突き放して見ているので、この家に住む語り手を含む家族がどうなるかを見ていられる。
    作中の違和感は作品のラストで明かされるので、作者と編集者の会話は奇妙な家と家族の関わりとは何か注がれていく。家という箱、住んでいる人間という箱、箱を開くの意味

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    2025年11月18日
  • 奇妙な家についての注意喚起

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    著者がネット収集した奇妙な家4件と、著者自身のお宅で起きた怪異のお話。別のお宅で起こる別々の怪異なんだけど、その怪異が4件ともに怖いというよりも気持ち悪い、生理的嫌悪感を抱くような怪異で…読み終えた今、ぐったりしてます。
    著者と考察の友になるネット民のお名前が「ヤモリ」さんというのも良いような悪いような…

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    2025年10月26日
  • 奇妙な家についての注意喚起

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    変な作りをしている家で起きた怪異についてまとめたもの。

    家の全ての部屋に、必要ないはずなのに、何故かある排水口。例えば寝室に排水口……いる?いらんやろ。でもこの家には全部の部屋に排水口がある。

    他には、廊下からリビングに繋がるドア。そのドアに取っ手が左右に一つずつある。

    いらんやろ左右に取っ手。片方は蝶番になってるし、構造として開かんやん。でも、そのドアには取っ手が2つある。

    一階建の平屋なのに二階に続く13階段。その階段はそのまま天井にぶつかる。存在する意味が分からない階段。

    クローゼットの中にある、外に繋がるドア。

    などなど。

    それぞれの家で起きた不可解な怪異に、情報を集めて

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    2025年09月28日
  • 奇妙な家についての注意喚起

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    星4に近いけどすいません、3で。

    変形屋敷ものというか『変な家』という有名作があるのにこっち行くか!と思いつつ読み始めました。

    作者本人が語り手として登場し、氏がネットを通じて一時期集めていた家に関する怪談を小説として書き直した、というていの作品。

    間取りや設備がおかしい家が登場するのはもちろんですが、そこに住む一家が起こる怪異で少しずつおかしくなったり、本性が顕になっていくヒトコワな点も強く先行作との差別化も図られていて良いなと思いました。
    ヒトコワな部分だけでなく、描写される怪異も日常から若干ズレている事の違和感から生理的な不快感もの、もちろん心霊的なものもありバラエティ豊かでそれも

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    2025年09月15日
  • 奇妙な家についての注意喚起

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    それぞれの話は、リアルな感じがあって面白い。日常に潜んでいる怪異がじわじわと詰め寄ってくる感じ。
    箱が開くとか閉じるとかいうのは、ちょっと概念的すぎて、すっと入ってこなかった。

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    2025年08月31日
  • 後宮見鬼の嫁入り

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    異能の一族で能力を持たない娘が虐げられ、母から愛されることを願う。そこに全能とも言える封印されていた神が登場して愛し合うというありがちなストーリーだが、そこから見鬼の能力で霊鬼を祓い、その背景にある悲しい事実がどんどん広がっていく。たぶん次巻からもっと面白くなりそう。

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    2025年08月02日
  • 奇妙な家についての注意喚起

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    さらさらと読める。四篇からなる短編集だが、構成がストーリー毎に著者と誰かがそのストーリーの内容について吟味したり検証したりする。個人的には、吟味や検証は短編四つが終わったあとに総括としてやってくれた方がよかった。そこに伏線回収があったら最高だったのになと思った。3.3

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    2025年07月30日
  • 後宮食医の薬膳帖4 廃姫は毒を喰らいて薬となす

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    ストーリーは面白い
    テーマが初めからずっと一貫して「薬と毒」なので、四巻まで来ると流石にちょっとクドくて胃もたれしてくる
    毒師が束縛厄介彼氏みたいになっててキモい
    狂気じみた共依存もなんか嫌だ
    薬師と毒師のいちゃいちゃするのも流石に飽きるてくるのと、必ずと言っていいほど季妃と宦官が関係を持つのが定番になっていてマンネリ化している
    飽きてしまって読み切るのにとても時間がかった
    作者は、どうしてもこういう歪んでねじれた愛をねじ込まないと気が済まないんだなって思った
    個人的には恋愛パートが丸々蛇足だと思うが、乙女ゲーが好きな人やカプ厨には合うかも知れない

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    2025年06月18日
  • 後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす

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    様々な毒を薬ではなく食事で解決するのが新鮮でした!料理も美味しそうなものばかりで、毒の話なのにお腹が空きます。まだまだ明かされていない謎が多く、続きを読むのが楽しみなファンタジー小説でした。

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    2024年10月14日
  • 後宮食医の薬膳帖 廃姫は毒を喰らいて薬となす

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    薬膳で五行の毒疫に侵された患者を救う元皇女の贖罪と怨恨と使命の物語。
    彼女を暗殺するために喚ばれた風水蠱師との出逢い、現皇帝と皇后の思惑など、続編が楽しみな作品でした。

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    2023年12月31日