木登のレビュー一覧
-
ネタバレ 購入済み
自衛官は大変ですよね…
作家さん買いです。
ヒロインのお父さんがわりと序盤で亡くなるというショッキングな出来事の後に想いが通じたと思ったら離れねばならなくて…というのはまぁありがちだけど、色々ドロドロしちゃってるとこも自衛隊っぽくて興味深かったです。
全員が悪者じゃないところがこの作家さんの魅力ですが、地震のくだりはいらなかったような気がしたのは私だけでしょうか。
イヤ、そういうお仕事だっていうのはよくわかるエピソードだったけども。
そこだけ少し残念でした。
とりあえずよかったよかった、で読み終えられてよかったです。 -
ネタバレ 購入済み
しっかりしてました
ヒロインは冤罪で牢に入れられ死ぬほどの思いをし、家を出され修道院に身を寄せます。そこで少し前に火事で重傷を負った王太子のお世話をすることになります。そして近付く2人の距離。思いを伝え合って両思いになり体も結ばれます。色々あり二人は亡くなってしまうのですが、ヒロインが気づいたときには時が少し巻き戻っていました。今なら王太子を救えるかもしれないと奮闘するヒロイン。しかしヒーローにはヒロインの記憶はなく、という始めは少し切ないストーリーです。最終的には再び結ばれるのですが、巻き戻り前の人生がきちんと描かれていたので、何故巻き戻ったか?など固執することなく素直に読めました。巻き戻り前は辛い道を歩んだヒ
-
匿名
ネタバレ 購入済み私は好きな話。
前世の記憶がある悪役令嬢(以下、ヒロイン)が、ゲームと同じ流れにしないと大好きな王太子殿下(以下、王子)が死んでしまうと、ストーリー補正を奮闘する...その為には自分の命を絶つしかない。ヒロインは自ら命を絶つことで王子とゲームヒロインが結ばれてハッピーエンドを迎えられる。と信じて止みません。
しかし、王子はヒロインの事大好き過ぎて監禁したい。ゲームヒロインは、闇堕ち気質の王子にドン引き。ヒロイン、この状況でもゲーム補正が必ず働くと信じて自ら毒を呷ります...
主だった登場人物が前を見ているのにヒロインだけがどうも後ろ向きな所にモヤモヤしますが、タイトル通りなのでそのモヤモヤ込みで、良い話だ -
ネタバレ 購入済み
ヒロインがほんとにええ子や…
悪役令嬢に転生してしまって、結末を変えるために奔走するヒロインが、とにかく好感が持てるお話でした。
気づいた時までに起きている出来事は変えられないので、王太子がヒロインを溺愛しているというのも無理がなくて好ましかったし、ゲームの中のヒロインが仕えるお嬢様に心酔してるのもほほえましくてよかったです。
王太子が思いの外エロイのにはあらあら、でしたけど。
ヒロインが遺書をしたためるシーンではなんだかもうジワッときました。
なんていい子!長生きしてほしい…!と思いながら読んでたら解毒薬で元気になって大変よかった。
どのキャラクターの心理も置いていかない作家さんの描写がとにかく大変 -
ネタバレ 購入済み
面白かったけど
主人公は最終的には毒を飲んで死にそうになるけど解毒剤があって助かってよかったと思う。
ただゲームの世界に囚われすぎていて今を見えていないにぶい女の子だからそういう物語だったなあ -
ネタバレ 購入済み
王道
お互いに会ったときから一目惚れ。しかし身分や立場や不器用さで話しかけることはなく。そんな中でヒーローが騎士団長として戦争の前線に行くことになり、昔の伝説になぞり処女と交わり女神の加護を得る儀式をすることになります。その女神役にヒロインが選ばれ2人は相思相愛でありながら儀式として一夜を過ごします。そしてヒーローは戦地へ行きました。ヒロインはヒーローの子供を身ごもりますが、儀式失敗として子供が取り上げられては大変と逃亡します。そこへ勝利を収めたヒーローが現れ誤解を解き無事ハピエンになりました。王道らしい王道でした。それにしても国王がクソでした。王太子が良く出来た人物で良かったです。
-
ネタバレ 購入済み
死にたがり
ゲームの悪役令嬢に転生したヒロイン。婚約者である王子を救うためには正ヒロインとくっつけて自身が死ぬしかないと思っています。それでもヒーローは一途に執念や嫉妬深くヒロインを愛するのですが、なかなかヒロインには伝わらず。そんな中で他国の王子が来てヒロインを自国に連れて帰ろうとする動きがあり、、、。
読んでいて死にたがりのヒロインに疲れました。あまり好きなタイプのヒロインではなかったです。もう少し前向きに立ち向かってほしかったです。