読んでる最中はテンポよくなかなか惹きつけもうまく楽しめたが、読後はあんまり気分がよくなかった。戦時中に日本が中国東北部(満州)でやってきたことは褒められないと思う。溥儀などは映画化などにより、祟りを祀ることで怨念を鎮めるようなケツ拭きはあったかもしれんが(それは王だからであって)実際には(作中にも表記あり)よその国に来て、一方的に自分らを上級国民、現地の人を下に扱ったりとか、恨まれるようなことはたっくさんしてきた訳で、それは決して満州だけの話でなく、台湾人に対しても同様だった、ってのが。。。結構刺さる。