【感想・ネタバレ】ブラックノイズ 荒聞のレビュー

あらすじ

『リング』と『哭声/コクソン』を融合させた作品と地元メディア絶賛!
台湾モダンホラーの決定版が満を持して登場。 どこからか聞こえてくるあの声――“ミナコ”とは誰なのか?
台湾でドラマ化進行中!

タクシー運転手の呉士盛(ウー・シーシェン)は人身事故を起こして借金に追われ、娘は家出し、妻とも言い争いが絶えない。
ある日、タクシーの溜まり場に放置されていた車の中で古いカセットテープレコーダーを見つけ、
何気なく再生ボタンを押すと男のかすれた声が漏れてきた。 「……ミナコ?」 士盛の妻は最近、ひどい耳鳴りに悩まされていた。
耳鳴りはやがて台湾語や日本語が混ざった幻聴となり、ある夜ついに幻聴と幻覚に操られ、自宅の屋上から墜落し重傷を負う。
病院に駆け付けた士盛はその帰りに、気味の悪い道尼をタクシーに乗せる。
道尼は士盛に、「早く穢れを解かなければ、妻は死ぬ」と告げた。
妻は「ミナコが私と娘を殺しに来る」と言い続け、精神科病棟に隔離された夜、
首を 180 度捻じ曲げた異様な状態で死んでいるのが発見される!
妻の死に、謎の声が囁く「ミナコ」が関わっていると直感した士盛は道尼から聞き出した
「毒を持って毒を制する」呪法を用いて悪霊を倒すべく、玉山(新高山)西峰の悪霊の棲家を目指す。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

台湾からのホラー
どんよりと湿り気のある空気感。何処までも付き纏う呪いの暗さは良い。主人公が好きになれず、読後はすっきりしない。

0
2022年12月04日

Posted by ブクログ

読んでる最中はテンポよくなかなか惹きつけもうまく楽しめたが、読後はあんまり気分がよくなかった。戦時中に日本が中国東北部(満州)でやってきたことは褒められないと思う。溥儀などは映画化などにより、祟りを祀ることで怨念を鎮めるようなケツ拭きはあったかもしれんが(それは王だからであって)実際には(作中にも表記あり)よその国に来て、一方的に自分らを上級国民、現地の人を下に扱ったりとか、恨まれるようなことはたっくさんしてきた訳で、それは決して満州だけの話でなく、台湾人に対しても同様だった、ってのが。。。結構刺さる。

0
2022年09月20日

「小説」ランキング