G.M.ワインバーグのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
# 時代を経ても変わらない、本質的なリーダーシップ論
## 面白かったところ
- よりによって、筆者がリーダーの役割に対してかなりネガティブだったことで親近感が湧いて読みやすかった
- 人間の成長に関する、現代にも通じる成長理論を30年以上も前に提唱していた事実に脱帽した
## 微妙だったところ
- 個人的にはかなり読みづらかった。とても素晴らしい内容ではある
## 感想
久々に本にぶん殴られる感覚を得た。だってこれ30年以上前に上梓された本だぜ?
「人間は自分自身が盲目なので、日記を書いて `自分からは見えない自分` を観察しよう」だとか、
「問題を解決するために、問題設定を -
Posted by ブクログ
ネタバレコンサルタントの仕事とは、「人々に、彼らの要請に基づいて影響を及ぼす術」
賢明なコンサルタントなら、依頼主の自尊心を認知するようなやり方で答えるでしょう。ただし、自分自身の自尊心を犠牲にすることはしないでしょう。そうでなければ、本物の、長続きする変化は生まれてきません。
マネージャーの文化の中では、相手が誰であるにせよ、自分に処理できない問題があることを認めるくらいまずいことはない。
まず、依頼主が有能であるということに同意し、そのうえで、何か改善を要する分野はありませんか、と問うというものである。
依頼主は、あまりにも問題の近くにいるために、自分がどんなに深いトラブルに巻き込まれているかわか -
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Posted by ブクログ
ジェラルド・ワインバーグ(Gerald Marvin Weinberg)は、その洒脱な文体での著作の数々で、一部の人には非常に有名なシステムエンジニアで、心理学者だ。
「一部の人」とは、システムエンジニアのみならず、コンサルティングに関わる人、また、経営層に近い人のことで、個人的にも、IT系の管理職の方はほぼ全員、何らかの彼の著作を読んでいた。
私も、仕事の絡みで知り合ったシステムエンジニアの方から紹介してもらって読んだのが最初だ。あれは20年以上前だろうか。で、久々に手に取ってパラパラと開いてみる。
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コンサルタントの第一法則
依頼主がどういおうとも、問題は必ずある。
コンサルタ -
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Posted by ブクログ
組織でソフト開発する時には避けて通れない、人間関係についてのお話てんこ盛り。リーダシップ、自分自身の変革、組織作りなど内容は盛りだくさんやけど、一番心に残ったのはコミュニケーションのギャップについて。
これまでの経験や、周りから受けた影響で知らず知らずのうちに自分の中にできあがる"当たり前"。お互いが口に出さないそれぞれの"当たり前"が異なることが、認識のずれの主な原因。このずれを解消するには、自分自身の考えを腹割って話しつつ、相手の考えに寄りそう、それしかない。小手先のリーダ論振りかざす前に、ちゃんと目の前のメンバと向き合ってる?とごっつい厳しい内容 -
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Posted by ブクログ
20/4/16
多くのこどもたちは、自分のアイデアに耳を傾けてもらえる、と言うことのもたらす恍惚感を、知らずじまいになる。
有機的リーダーシップは、プロセスをリードする
有用なアイデアをコピーするように奨励する
時間と労働力が不足してきたら、新しいアイデアを出そうとするのはもう止めて、がりがりやりだす
読者はこれまでの人生のなかで、学ぶことについてどんなことを学んできたか
問題解決型リーダーとして成功するためには、人々が人間であることをつねに前面に出しておかなければならない。
意識的努力を払ったことを恥じることはない。
組織作りとは命令することでも命令をうけることでもない。仕