弓削徹のレビュー一覧
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マーケティングを「やる順」にまとめた本。実務と同時進行で、手を動かしながら読み進めることをおすすめする。(私は「今取りかかっている商品なら……」と好き放題考えたことを余白に書きこみながら読み進めた。)
内容も具体的で、実例や具体例を挙げながら進めていくので、理解しやすい。ただし、「やる順」である以上他のマーケティング書籍とは内容項目の取り扱う順番が異なる。時間に余裕があるなら、他のスタンダードなマーケティング書籍と同時に読み進めるとよいかもしれない。
個人的には、初学者にもおすすめできるわかりやすさがあり、社内研修の参考書籍にしたいレベル。ただし、(このような書籍全般に言えることだろうが)読ん -
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同じジャンルの商材だけが競合他社というわけではなく、様々なジャンルが競合他社になりうる。
ガムの業界では、スマホが競合他社になった事例もある。
今の時代、買い物に失敗したくない顧客は、想像力を総動員し、レビューを読み込み商品を選ぶ
→良いもの、安いものはもちろん、「良さそうなものを選ぶ時代が来ている」
そこで実際には良くないけど、よさそうに見せた商品はすぐに撤退を余儀なくされる。(リピートなし、レビュー悪し)本当に良いものをよさそうに見せる。
4つのポジション(リーダー、チャレンジャー、フォロワー、ニッチャー)
経営資源の量と質を軸に並べて考える。
PPM(金のなる木、問題児、花形、負け -
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ネタバレ最新の著書である「ネーミングの極意」の著者。
マーケティングでよく言われる(USP: Unique Selling Proposition)ウリに関する書籍。製造業xマーケティングコンサルタントに特化した著者の考えは、まさに中小製造業に勤める自分からしたら、どんぴしゃりな書籍だった。
B2B製造業で営業&マーケティングに携わっていた身としては、
分かりみしかなかった。経験で考えていたことが、改めて言語化して、
より自分の中で理解できた一冊。
一度、この著者に依頼してみようと心の底から思った次第。
・プレスリリースは発想のホイール。モノよりコト、コトよりヒト。
・マーケティングは、 -
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ネタバレメモ・ノートの活用頻度を増やして、アイデア発想力を高めたいと思い読書
メモ
・要素が三つを超えたら図解を考える。
順番、原因と結果、包含、階層、敵対、マトリクス、グラフ
・一挙両得になるアイデアを考える
・当たり前を疑うことからはじめる
・絵の上手い人はどんなものの形もしっかりみている、覚えている
・課題を明確化すればヒントが目につく
・ラテラル思考式
対象の特性をあげる
特性を変化させてみる 加減乗除
不満とニーズのギャップを埋める案を考え
・ストレッチ式
技術ノウハウ
製品サービス
既存顧客
副産物
マンパワー
これらの展開活用を考える
・ノートは -
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ネーミングについてこれ以上の本はないと言える名著。
考え方と仕組みが網羅的に記述されていることはもちろん、SEO対策やマーケティングの実践に触れられていて、実務担当のかゆいところに手が届く。
22の発想レシピとキーワード集があれば、ロジックなしでもネーミングの発想が進むのもすごい。
ネーミング作成のためのブレインライティングや炎上ネーミング、NGネーミングの説明まで完璧。
まったく売れていなかった時代の商品名、今のネーミングは?
①缶入り煎茶
②ストリングチーズ
③防風通聖散
④フレッシュライフ
⑤モイスチャーティシュ
名前を買えるだけで一気に売れた改名は、、、
①お~いお茶
②さけるチーズ -
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「ノートパソコン」をエプソンに名付け、CASIO、オリンパス、サントリー、SONYなどのコンサルも手掛けた製造業マーケティングの第一人者弓削徹氏によるマーケティングを支える理論フレームワークとマーケティング実務ノウハウがてんこ盛りで記載されている。マーケティングと製品プロモーションの違いとは何かというのもまったく意識していなかったし、AIDMAの強化手法、ブランドとはなにか、それを拡張するための戦術はなにかなど、マーケティングをこれから始める人にはよりポインタテーブルとなろう。ただし、それぞれに実務経験が裏打ちされており、この1冊だけでマーケティングは残念ながら回せない。