谷釜尋徳のレビュー一覧

  • 江戸の女子旅

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    江戸時代に大流行した「お伊勢参り」は、男性だけではなく女性も参加しています。彼女たちはどんな身分で、どのような格好で、どのくらいの距離を歩いたのでしょうか?平均で30km程度は歩いていたという江戸時代の“女子旅”について解説した良書です。

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    2024年11月25日
  • 歩く江戸の旅人たち2

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    江戸時代に長距離の歩き旅をしたことで知られる松尾芭蕉や伊能忠敬。そんな健脚な偉人たちは一日どのくらい歩いていたのかを文献から解き明かした一冊。『歩く江戸の旅人たち』『江戸の女子旅』の姉妹編。どちらも面白いです!

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    2024年11月25日
  • 江戸の女子旅

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    最近テレビで多い「お散歩旅」の関係からか、
    歩き旅がブームのようです。

    東海道などの五街道を歩くためのガイドブッ
    クなども発行されています。

    江戸時代では移動手段はほとんど歩きであっ
    たのは当然ですが、移動者は男性に限られて
    いたと思われがちです。

    しかし女性も歩き旅をしていたのです。

    もちろん商家などの裕福な家柄の女性に限ら
    れてはいましたが、移動手段は当然歩きです。

    それも2泊3日などではなく、100日以上もか
    けて西日本を巡っていたりするのです。

    面白いのは当時も「女子旅」を満喫している
    点です。

    名所やお芝居を観たり、グルメを楽しんだり
    と現代と同じです。

    江戸時代とい

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    2024年11月10日
  • スポーツで大学生を育てる

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    自分は大学のアイスホッケー部に入っているのでその部分だけ読んだ。「大学生の成長の秘訣はアウトプット」「自分がどうなっていきたいかを考えて、そこに部活や勉強を位置づけるようにする」とあったが、どちらもその通りだと思った。

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    2023年06月15日
  • 江戸の女子旅

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    江戸時代が舞台の小説が好きでよく読むから、面白かったし、とても興味深かった。
    こんなに詳細な記録が残ってることにまず驚きだし、女子が好きな事って今も昔も変わらないんだなと思うと、遠いはずの江戸時代が今と繋がっているんだなーと、当たり前の事に改めて気がついた。食いしん坊のきよのさん、面白すぎ!
    そして、昔の人の健脚ぶりには敬意を表したい。

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    2024年02月23日
  • 江戸の女子旅

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    江戸時代の女性の旅について、当時の道中記などを元に考察する本。サクッと読める。どんな立場の女性だったのか、どんなメンバー構成だったのか、どんなルートだったのか、何にいくらお金を使ったのかなど、興味深く読んだ。
    名所旧跡巡り、芝居見物などのエンタメ、グルメに買い物と、観光旅行の楽しみは今とあまり変わらないようで、元の道中記を読みたくなる。

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    2025年06月03日
  • 江戸の女子旅

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    ネタバレ

    江戸時代に女性たちがどうやって旅行して、その目的地や経路、費用、食べた物、などなどについて記述した一冊。
    女性は必ず男性(家族、親類縁者、従者など)と一緒だった。お金は為替を持って移動し、要所要所で銀貨や銅貨に換金していた。関所には抜け道があった。買ったお土産などは宅配便で送っていた。妓楼に上がって踊りなどを楽しんだ。
    必ず名所旧跡を訪ねた。
    などなど意外な面も多くあって、面白い。

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    2025年06月02日
  • 江戸の女子旅

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    同著者の「歩く江戸の旅人たち」の女子版とも言える。

    まあとにかくよく歩くことよ。1日平均30キロ。。。
    そしてお土産買ったり、名物食べたり、楽しんでるなあ。

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    2023年08月07日
  • 江戸の女子旅

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    江戸といっても最後の方になるが、少し裕福な女子は伊勢神宮を始めとして旅を楽しんでいることがよくわかる。関所を裏道から抜けたり、1日に50kmも歩いたり困難なこともあったが、名所旧跡を訪ね、芝居見物をし、名物を食べる。そのバイタリティが素晴らしい。
    また、たくさんの絵や図表があって分かりやすかった。

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    2023年07月02日
  • 江戸の女子旅

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    江戸時代の女性たちがどのように旅を楽しんでいたかがイキイキと伝わってくる一冊でした。
    人気ルート、日程、メンバー、持ち物、道中の様子(大変だったことやお土産品など)、旅の費用、グルメまで項目ごとに史料を読み解いて再現できそうなくらい分かりやすくまとめてありました。
    というか再現ドラマとかやってほしい!
    於以登さまのデラックスセレブ旅、中村いとさんの史跡と芸能の旅、清野さんの東海道グルメ三昧とか、すごく面白そう。

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    2023年06月04日
  • 江戸の女子旅

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    面白かったです。江戸時代の女子は活発、健脚で旅を楽しんだのですね。実際の細かい資料にも驚きました。グルメ事情まで記録があるとは。

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    2023年05月24日
  • 江戸の女子旅

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    江戸時代の女子旅はどのようなものだったのか?
    旅日記等で見えてくる旅の姿を紹介し、詳細に説明する。
    第1章 旅立ちの前に
    第2章 女性たちはどのように歩いたのか
    第3章 女子旅の困難
    第4章 女子旅の家計簿
    第5章 女子旅の楽しみ方
    第6章 女性たちの旅グルメ
    各章末に参考文献有り。

    江戸時代の身分も立場も様々な女性たちの、旅の様子。
    それは、彼女たちや、同行した者の旅日記に書き記された。
    妻と旅した伊能忠敬や母と旅した清川八郎の記録もある。
    目的も目指す場所も様々だが、目的地以外の場所にも足を運び、
    1日約30㎞の距離を歩く健脚ぶりで、闊歩する。
    半年にも亘って広範囲を旅する者がいることの

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    2023年05月03日
  • 江戸の女子旅

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    ネタバレ

    歩いてるんだからすごい。歩ける社会だったのがすごい。江戸の御代はいろいろ訳わからなそう。時代劇だけじゃなくて。

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    2023年04月08日
  • 江戸の女子旅

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    江戸時代も人々が変わらず旅をしていたことの面白さと過酷さに感心しっぱなしでした。さまざま、当時の名物やガイドブック、旅グッズなど、興味深かった。

    荷物や服装など、旅装を整えたにせよ今とは全く違うものだっだろう。ほとんどが徒歩移動で日本国内を回っていた当時の人たちの健脚さが伝わってくる。

    ところどころ地図や絵が入っているのも良い。
    元になった日記など読めたらな、と思いました。

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    2023年04月06日
  • 江戸の女子旅

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    昔の日本史の授業では江戸時代は圧政の時代だったが、実は実は平和でそれなりに裕福な時代であったことを教えてくれる。一次資料を駆使して再現する女子旅の詳細。

    服装や食事、各宿場の名物など。お伊勢参りをメインに多くの名所旧跡を巡る。当たり前だが全て徒歩。一日40km近くを歩く江戸時代の人々の健脚には驚き。為替、両替など旅を支える制度も江戸時代には発展している。

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    2023年04月06日
  • ボールと日本人

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    日本に輸入されたボールゲームがどのように日本化し、普及していったかを資料を丹念に辿り説明した本。

    特に用具の発展が競技の進化に大きく関与しているという視点から、用具史も並行して解説しているのが面白い。

    P97の紀州藩の打毬については、毬門が水平となっているが、挿図を見る限り垂直なので、図を間違えて挿入しているのかもしれない。

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    2021年10月10日
  • バスケットボール秘史~起源からNBA、Bリーグまで~

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    競技の誕生から日本への導入経緯、これまでの展開などが知れて面白かった。特に、アメリカでバスケットボールが誕生した際に、日本人がプレーヤーとして参加した事実は非常に興味深い。近年の代表戦に関する記述は、読んでいるだけで心が躍る。

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    2025年06月04日
  • 江戸の女子旅

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    江戸時代、女性もこんなに歩いて旅行していたと知って驚いた。何となく、男性しかそんな事はできない世の中だったのではという偏見があったので。先日、自分も東海道を宿場町づたいに歩くという経験をしたので、同じように江戸時代の女性達も歩いていたんだなあと思うと感慨深い。
    そして当時の女性達が今のような靴でもないのに1日で30キロほども歩いていたという事にびっくりした。現代人は明らかに退化している…
    自分の地元の宿場町の名産物のお菓子は、子供のときには何とも思っていなかったが、江戸時代から脈々と伝統的に受け継がれ、今でも売られていることに感動を覚える。
    江戸時代の女性たちが各地の宿場町を通り、スイーツを食

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    2025年01月18日
  • 江戸の女子旅

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    時代物のドラマの女性は使われて、弱くて、という印象だった。けど、時代小説の中の女性たちは生き生きとそのときを生きていて、事実はどっちに近いんだろう?とおもっていたところこの本に出会った。歩く、食べる、楽しむと現在に通じる旅をしていたことに驚いた。お土産をわすれずに買うところもほほえましかった。

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    2024年02月07日
  • 江戸の女子旅

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    むかし清野さんという女性が
    江戸時代に旅をした話を読んで
    おもしろかったのですが
    この著者はそういう資料を集めて
    いろいろ比較できるようにしてくれた。

    るるぶ・まっぷる的なものが
    当時からちゃんとあったのが楽しい。
    「名所図会」とか。
    行けない人も行った気になれるのは今も同じ。

    伊勢参りや家族の転勤つきそいなど
    明確な目的がないと旅もしにくかったけど
    行くとなったら、もう寺社のおまもりや
    伝統薬に地元の名産品も買っちゃうし
    おしいしもの食べて、芝居小屋まで入っちゃう。

    あと、旅の必需品に鏡や櫛、びんづけ油などの
    化粧品がしっかりふくまれてるのが女子。
    それにしても、すごい健脚だったんです

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    2023年07月20日