谷釜尋徳のレビュー一覧

  • スポーツで大学生を育てる
    自分は大学のアイスホッケー部に入っているのでその部分だけ読んだ。「大学生の成長の秘訣はアウトプット」「自分がどうなっていきたいかを考えて、そこに部活や勉強を位置づけるようにする」とあったが、どちらもその通りだと思った。
  • 江戸の女子旅
    江戸時代が舞台の小説が好きでよく読むから、面白かったし、とても興味深かった。
    こんなに詳細な記録が残ってることにまず驚きだし、女子が好きな事って今も昔も変わらないんだなと思うと、遠いはずの江戸時代が今と繋がっているんだなーと、当たり前の事に改めて気がついた。食いしん坊のきよのさん、面白すぎ!
    そして...続きを読む
  • 江戸の女子旅
    同著者の「歩く江戸の旅人たち」の女子版とも言える。

    まあとにかくよく歩くことよ。1日平均30キロ。。。
    そしてお土産買ったり、名物食べたり、楽しんでるなあ。
  • 江戸の女子旅
    江戸といっても最後の方になるが、少し裕福な女子は伊勢神宮を始めとして旅を楽しんでいることがよくわかる。関所を裏道から抜けたり、1日に50kmも歩いたり困難なこともあったが、名所旧跡を訪ね、芝居見物をし、名物を食べる。そのバイタリティが素晴らしい。
    また、たくさんの絵や図表があって分かりやすかった。
  • 江戸の女子旅
    江戸時代の女性たちがどのように旅を楽しんでいたかがイキイキと伝わってくる一冊でした。
    人気ルート、日程、メンバー、持ち物、道中の様子(大変だったことやお土産品など)、旅の費用、グルメまで項目ごとに史料を読み解いて再現できそうなくらい分かりやすくまとめてありました。
    というか再現ドラマとかやってほしい...続きを読む
  • 江戸の女子旅
    面白かったです。江戸時代の女子は活発、健脚で旅を楽しんだのですね。実際の細かい資料にも驚きました。グルメ事情まで記録があるとは。
  • 江戸の女子旅
    江戸時代の女子旅はどのようなものだったのか?
    旅日記等で見えてくる旅の姿を紹介し、詳細に説明する。
    第1章 旅立ちの前に
    第2章 女性たちはどのように歩いたのか
    第3章 女子旅の困難
    第4章 女子旅の家計簿
    第5章 女子旅の楽しみ方
    第6章 女性たちの旅グルメ
    各章末に参考文献有り。

    江戸時代の身...続きを読む
  • 江戸の女子旅
    歩いてるんだからすごい。歩ける社会だったのがすごい。江戸の御代はいろいろ訳わからなそう。時代劇だけじゃなくて。
  • 江戸の女子旅
    江戸時代も人々が変わらず旅をしていたことの面白さと過酷さに感心しっぱなしでした。さまざま、当時の名物やガイドブック、旅グッズなど、興味深かった。

    荷物や服装など、旅装を整えたにせよ今とは全く違うものだっだろう。ほとんどが徒歩移動で日本国内を回っていた当時の人たちの健脚さが伝わってくる。

    ところど...続きを読む
  • 江戸の女子旅
    昔の日本史の授業では江戸時代は圧政の時代だったが、実は実は平和でそれなりに裕福な時代であったことを教えてくれる。一次資料を駆使して再現する女子旅の詳細。

    服装や食事、各宿場の名物など。お伊勢参りをメインに多くの名所旧跡を巡る。当たり前だが全て徒歩。一日40km近くを歩く江戸時代の人々の健脚には驚き...続きを読む
  • ボールと日本人
    日本に輸入されたボールゲームがどのように日本化し、普及していったかを資料を丹念に辿り説明した本。

    特に用具の発展が競技の進化に大きく関与しているという視点から、用具史も並行して解説しているのが面白い。

    P97の紀州藩の打毬については、毬門が水平となっているが、挿図を見る限り垂直なので、図を間違え...続きを読む
  • 江戸の女子旅
    時代物のドラマの女性は使われて、弱くて、という印象だった。けど、時代小説の中の女性たちは生き生きとそのときを生きていて、事実はどっちに近いんだろう?とおもっていたところこの本に出会った。歩く、食べる、楽しむと現在に通じる旅をしていたことに驚いた。お土産をわすれずに買うところもほほえましかった。
  • 江戸の女子旅
    むかし清野さんという女性が
    江戸時代に旅をした話を読んで
    おもしろかったのですが
    この著者はそういう資料を集めて
    いろいろ比較できるようにしてくれた。

    るるぶ・まっぷる的なものが
    当時からちゃんとあったのが楽しい。
    「名所図会」とか。
    行けない人も行った気になれるのは今も同じ。

    伊勢参りや家族の...続きを読む
  • 江戸の女子旅
    近世に入り、泰平の世が実現するに伴い、人びとが教養を身につけ、経済も成長、貨幣経済の浸透や交通インフラの整備から旅行業も発展した。
    特に近世後期には、伊勢をはじめ諸国の神社仏閣を巡る旅が大流行、ゆく先々で名物を食べ、名産品を購入したり、道中を遊び尽くす観光旅行の形も創り上げられていった。
    旅行環境の...続きを読む
  • 江戸の女子旅
     江戸時代の女性の旅行事情を様々な資料からまとめた本。江戸時代の女子旅と聞いて、真っ先に思い浮かんだのは、「入り鉄砲に出女」。やはり箱根の関所で、西に向かうのはかなり厳しかったよう。それ以外の関所においても、それなりに難儀した模様。

     江戸時代も中期以降は、幕藩体制や社会の安定、貨幣経済の発展等も...続きを読む