本穣藍菜のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
BL in 骨太ファンタジー
これはいわゆる「ファンタジーBL」ではなく、「ファンタジーの世界に生きる人々のBL」です。
ゴリゴリの骨太ファンタジー世界に咲く一輪のBLです。
転生もチートもない。
それぞれの登場人物の息遣いを感じる、丁寧に書き込まれた世界観に引き込まれました。
国ごとの暮らしや制約、王族貴族の思惑…などなど、正道ファンタジー要素がこれでもかと詰め込まれています。
冒頭に世界地図が欲しくなりますね。
主人公があまりにも不憫で途中涙しそうになることもありましたが、ちゃんと執着溺愛甘々シーンも出てきますのでご安心ください。
BLではないけど、伯父貴とノア母の恋物語も読んでみたい。 -
購入済み
執着愛がすごかったです。ここまでドロドロした話は初めて読みました。葛城と宇佐美には幸せになってほしいです。最後結末以降の二人が幸せに暮らしている話が読みたいです。
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購入済み
表紙の絵が綺麗で目にとまり、試し読みしてみるとすごくおもしろくて即購入しました。読めば読む程おもしろさが増していき、最後どうなるのか気になりすぎて一気に読んでしまいました。途中ハラハラすることが多かったけど、その分最後の甘々にはニヤニヤしてしまうほど最高に良かったです。もっと続きが読みたいです。
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購入済み
重い
前作の続編があるということで、楽しみに購入しました。
前作同様重いのですが、さらに重くて、ラストもかなり賛否別れる感じかと。嫌いな人はかなり嫌いな作品かもしれません。
ここまでみっちり重厚に、そして赤裸々というか、嫌な面というか、そういう人間の内面を書かれるBLは久しぶりに読みました。
攻め受けも良い人ではないけど、好きか嫌いかと言われると私は好きです。執着も凄いし、話自体も迫力があって面白い。BLというよりも小説としてうまいです。
お互いへの執着はもはや愛情を超えているのだと思います。そういう話が好きな私はたまりませんでした。
好き嫌いは置いておいて、作品としては完成していると思い -
購入済み
好きかも
『色のない、そして光』の続編との事で購入。正直、前作は、葛城も宇佐美も自分勝手な奴に思えて好きになれませんでしたが、今回恐ろしいほどの『執着愛』のドロドロ感がたっぷりで、私的にはハマりましたが、これは好き嫌い分かれる作品だとおもいます。