此見えこのレビュー一覧

  • 今夜、死にたいきみは、明日を歌う

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    一言で言うなら本当に最高な話です。
    この本はただの恋愛系小説と一味違って話の章ごとに話の語り手が変わり人によって違う見方ができ、人間関係を見直したいと思える話でした。最後の主人公が本当に良かったです。

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    2025年01月18日
  • この雨がやむまで、きみは優しい噓をつく

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    1週間君の時間を買わせてよーーー。
    ある日、突然、主人公の前に中学時代の同級生が現れて、1週間一緒に過ごしてくれたら30万あげるとバイトの提案をしてくる。

    病気の痛みや苦しみの中で他者を気遣うことが自分だったらできるだろうかと読み終わった後も考えてしまう。それができたのは絶望しかない中で一瞬でも寄り添ってくれた主人公の存在と雨のように降り注ぐ優しさと言葉だったのかな。

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    2024年08月30日
  • 余命 最後の日に君と

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    推しの作家さんがたくさんいるから
    迷わず購入!
    1つの本で5人の作家さんの物語が読めるって最高すぎ!

    どの物語も良かった〜✨
    余命系は感動する〜

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    2023年03月16日
  • 僕を残して、君のいない春がくる

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    あまり切なそうな恋愛物は読まないのですが…
    大好きな1冊です。優しくて、綺麗で、切なくて、泣きたくなるくらい純愛でした。
    大好きな事は自分で認めて大切にできればいいって、自分だけで密かに楽しめればそれで満足って思っていたのですが…
    「凄いねっ!」って手放しで喜んでくれる、認めてくれる、一緒に大切にしてくれる。そんな存在がいるからもっと好きになれるし、頑張れるんだと思いました。
    自分も自信がなくて、人目を気にして好きな事を素直に言えないタイプだったので、凄く響きました。
    自分らしく好きな事に真っ直ぐ向き合いたいって思わせてくれるお話でした。

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    2022年01月08日
  • ハナタバ

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    MIMIさんの楽曲がノベライズ化されるということ
    で、買ってみたけれどとてもよかった。
    此見えこ先生は前から気になっていて、この作品を読んでさらに好きになった。
    オムニバス形式で、「ハナ」をテーマにしていてとてもおもしろかった。
    最初は結ばれないのか、思っていたけどみんな前向きに恋を終わらせていたというか、次に進んでいてとてもよかった。
    百合表現があって、それもまたよかった
    私的にはホワイトローズのお話が1番好きだった
    それぞれで繋がっていてそれもまたよかった
    春花と爽の茉白のそれぞれの視点が見れたのもおもしろかった

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    2025年11月15日
  • 余命 最後の日に君と

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    【ジャンル】
    恋愛

    【第1章|『優しい嘘』冬野夜空】
    ● 余命を隠したまま恋人に別れを告げた主人公の嘘に涙する

    【第章|『世界でいちばんかわいいきみへ』此見えこ】
    ● 命の期限が迫る中、ウエディングドレスを選びに行くふたりを描く

    【第3章|『君のさいごの願い事』蒼山皆水】
    ● 大好きだった彼の残した手紙がラスト予想外の感動を呼ぶ

    【第4章|『愛に敗れる病』加賀美真也】
    ● 恋をすると寿命が失われる病を抱えた主人公の命がけの恋

    【第5章|『画面越しの恋』森田碧】
    ● 余命に絶望する主人公が同じ病と闘う少女に出会い、希望を取り戻す

    【コメント】
    別れという概念の中で最上級の”死”を軸に

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    2025年02月05日
  • #嘘つきな私を終わりにする日

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    スターツレーベルの印象が強い此見えこ先生の小説、ずっと気になっていたのですが、初めて読みました。
    上記のレーベルらしく学生向けの青春物で既に私好みですが、リアルの人間関係に馴染めずにSNSに縋る高校生の視点で描かれる本作はこの現代にとてもピッタリでした。共感できる人、心が救われる人、きっとたくさんいます。
    胸キュン×感動だけじゃなく考えさせられる、学生さんに限らず多くの世代の方にも読んでもらいたい作品です。

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    2024年09月10日
  • 余命 最後の日に君と

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    五人の作家はほとんど読んだことのある作家で読んでみました。それぞれの作家の出している本に似た雰囲気だったです。短編集だったので感動は少なかったですね。でも十分面白いです。

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    2023年11月11日
  • 余命 最後の日に君と

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    いつもは読まないジャンルだけど サクサクと読めた。どの話もよかった。
    世界でいちばんかわいいきみへ が好きかな

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    2023年08月15日
  • この雨がやむまで、きみは優しい噓をつく

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    ネタバレ

    実は死んじゃってた、系。
    よくあるパターンだけど、中高生にはうけるかも。
    しっかし、みんな死んじゃうな。こんな話ばっかり。
    若い人たちに「死んじゃうことだけが人の世の悲しみじゃない」と
    大人は教えるべきなんじゃないのか。
    死をあまり美化し過ぎない作品も書いて欲しい。

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    2023年07月05日
  • 完璧な彼女が死にました

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    完璧だったあの子が突然亡くなった。
    それは事件なのか事故なのか、それとも…。

    此見えこさん著『完璧な彼女が死にました』は、自宅アパートで亡くなった花井紗子。その第一発見者となった同級生の瀬名小春の奇妙な関係から始まる物語。

    花井紗子の死は事件なのか?事故なのか?それとも…。過去の記憶をさかのぼりながら、花井紗子と親しかった人々は彼女を語り始める。

    感想です。
    いつも読む作品と少し系統が異なる作品で、個人的には新鮮な読書体験でした。思春期を懐かしく思い出すことや、登場人物たちの心情に共感できることもあり、しっかりと強いメッセージ性を感じました。

    ちなみに私はミステリの頭で構えてしまったの

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    2025年07月19日
  • ハナタバ

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    楽曲「ハナタバ」のノベライズ版

    自分は原曲は未聴。

    3つの掌編のオムニバス形式。

    個人的には花を贈る習慣はないし、
    贈られても困るだけだけれど、
    こういうことで何かを伝え合うのは素敵なことだな、と思う。

    作品としては、定番をしっかりなぞったつくり。

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    2025年06月21日
  • きみは僕の夜に閃く花火だった

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    ネタバレ

    「すごい」は自分にとって当たり前と気づく一冊

    「好き」で「楽しい」と思えることはかけがえのないこと
    自分にとって楽しく続けられることは、自分にとって当たり前になるので、すごいとは思わない。ただそれを周りが見た時には、「すごい」と思ってもらえるようなものであった。

    主人公の陽(よう)は母親から夏休みの間田舎の叔母の家で過ごすことを提案された。しかし叔母は海外旅行先から帰れなくなってしまい、途方に暮れることとなった。
    行く当てもなくとりあえず街の方へ行こうと乗った電車で、偶然女の子がお守りを置いて電車を降りてしまった。追いかけてお守りを届け次の電車に乗ろうとしたとき、女の子から「どこ行くんです

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    2025年05月18日
  • 完璧な彼女が死にました

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    ネタバレ

    花井紗子が死んだ理由を幼馴染の羽島侑と親友の瀬名小春がそれぞれの葛藤から探していく物語。
    題材がけっこう難しく、3人の視点それぞれで描かれているのが噛み合っているようないないような不安定な感じが余計にしんどかったかもしれません。
    中学生や高校生が読んでどんな風に思うのか知りたい気持ちもある。
    美人で優しいけど勉強も運動も出来なかったら一軍にはなれないんやなぁと改めて残酷なカーストやわと、ワタシが学生時代にはそんなカーストなかったなぁと思って、幸せたったのかもしれないとうんざりしました。
    瀬名小春と羽島侑がそれぞれのフェチを認め合ったりしたのは良かった。親友にはなれないかもだけど、ずっとそばにい

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    2025年05月08日
  • 完璧な彼女が死にました

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    ネタバレ

    なぜ彼女は死んだのか。自殺?殺された?
    私があんなことを言ったから…?
    この感情は普通じゃない。
    そんな感情を持つ者たちの青春が崩れ始める。
    何を大事に思うかは人それぞれ。
    その結末とは。

    やはり中学生から高校生向けな印象。
    それ以降の年齢には少し物足りないかもしれない。

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    2025年06月17日
  • 【分冊版】きみが明日、この世界から消える前に 3

    匿名

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    中学生の頃と性格がかなり変わってるけど…こんなに変わるものかな。前向きに寝取る方向でとか笑えました。

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    2025年02月20日
  • 【分冊版】きみが明日、この世界から消える前に 2

    匿名

    ネタバレ 無料版購入済み

    情報収集というか、ストーカー行為ですよね。彼のことをドン引いてるけどヒロインもかなりヤバイと思います。

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    2025年02月20日
  • 【分冊版】きみが明日、この世界から消える前に 1

    匿名

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    「死ぬ前に」なんて言うから病気とかで余命宣告でもされてるのかと思った。頑張るところ間違えちゃったね。

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    2025年02月20日
  • この雨がやむまで、きみは優しい噓をつく

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    非常に読みやすい言葉、構成で描かれた、恋愛小説。主人公の精神面の成長がよく取れた。
    どんな時も自分の不幸にだけ視点を向けずに周りの優しさに気がつける人でありたい。

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    2024年01月24日
  • 今夜、死にたいきみは、明日を歌う

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    アオハル満載でした。
    まだまだ人生の経験値が少ないゆえに、気持ちに振り幅も大きいし、日々の吸収力も半端じゃない。
    だからとても悲しかったり、寂しかったりすることがある。
    そんな時期に好意の矢印が向いてくれたら、とっても嬉しくなる。
    壁にぶつかり、壁を越えた分だけ成長しているんだと、前向きな気持ちになれる物語でした。

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    2023年12月17日