ヴァレリー・ハンセンのレビュー一覧

  • 近代の終わり 秩序なき世界の現実

    Posted by ブクログ

    本書でインタビューされてる人たちの著書を是非読んでみたいと思いました。

    プロローグー人類の未来は明るいかー
    いまこそ現実を直視せよ
    我々はいま「近代の終わり」という歴史的結節点を迎えているのではないかという思いにとらわれた。近代を一貫して特徴をづけてきたグローバリゼーション、その元になっていた理性、認識、秩序といったものへの信頼が大きく揺らいでいる。これこそ現在の我々が感じる漠然とした不安の正体なのかもしれない。
    その先にある人類の未来は明るいのか、あるいは暗いのか……。読者の皆さんが識者の意見に賛同する しないは別として、きっと新しい視点をこの対話から学べると思う。その学びを共有することが

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    2023年06月10日
  • 西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生

    Posted by ブクログ

     知識というのはある向きからのひとつの断面であることを痛感させられる一冊である。それは常に更新されるべきものであって、更新するというのは単に知っていることを増やすということではなく、時にはひっくり返してしまうものでもある。
     日本でいえば平安時代中期から後期にかかる時期、地球規模で起こっていた動きは、それは現在の中国とアメリカとの関係や、欧州と中東との関係にも通じている。
     知っている知識など擦り切れた紙切れである。

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    2021年09月11日
  • 西暦一〇〇〇年 グローバリゼーションの誕生

    Posted by ブクログ

    第2章
    バイキングの北アメリカ進出と撤退
    第3章
    マヤ、アンデス、エクアドル
    第4章
    ルーシ、東ヨーロッパ、スカンジナビア、ヴェネツィア
    第5章
    アフリカ、イスラム、奴隷
    第6章
    サーマーン朝(ウズベキスタン) アル・ビールーニー(学者)、マフムード
    カラハン朝、契丹、宋
    モンゴル帝国、チンギス・ハン
    第7章
    ポリネシア
    東南アジア、シュリーヴィジャヤ王国
    インド、チョーラ朝
    カンボジア、アンコール朝
    第8章
    中国 宋、日本、源氏物語

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    2021年07月01日
  • 近代の終わり 秩序なき世界の現実

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    <目次>
    プロローグ人類の未来は明るいか
    1ブライアン・レヴィン アジア人への暴力と憎悪の民主化
    2カート・アンダーセン ファンタジーランドと化すアメリカ
    3ジョージ・フリードマン 北朝鮮の核攻撃に弱い国はどこか
    4イワン・クラステフ 自由主義的覇権は幻想だった
    5アダム・トウーズ パンデミックが加速させた米欧の分断
    6ヴァレリー・ハンセン 外国貿易反対派の抗議の歴史
    7ジョージ・エストライク 健常者優位主義を乗り越えられるか
    8デイビット・ファリアー 地球の大都市が化石になる日
    エピローグ パンデミックがもたらした壮大な実験

    秩序なき世界の現実

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    2021年12月30日