鈴木信弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読むのに時間がとてもかかった。
もう若くないなーと痛感した一冊、もう少し若い頃ならばこれくらい興味深い内容ならば、一気読みも楽々出来たのに……
まあ、そんな愚痴は別として、これは素晴らしい良書だった。以前から見かけていて、一読したいなあと思っていた一冊だったわけだけれど、今回満を持す感じで読めました。科学の世界はどんどこ進んでいるので、ちょっと目を離すと新しい知見が出てくるわけですが、この本は特にそれを顕著に感じました。
20名の科学者が自分の研究を紹介していくという構成で、本文が約P300ですから、ざっとひとりあたり15頁前後の配分なのですけれども……それが、ものすごく濃い。
面白い!
発行 -
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Posted by ブクログ
「家はどのようにつくっておけば散らかりにくいのか」⇒「住宅そのものを見つめなおす」⇒「人間を見つめなおす(人はどのようなものを家に持ち込み、それをどのように利用し、片付けようとするのか)」ということでこれから家を建てたり大規模なリフォームをする人をメインターゲットに、そうでなくても模様替えなどに活かせるアイデア満載の一冊。
項目ごとに挟まれるユーモラスな文章とゆるいイラストがちょうどよくて楽しく読めた。というか「片づけができないのは導線が悪いからだ」と他責にしている自分は釘付けになって読んでしまった。
冒頭の「駐車場が豊富な街は暮らしやすい」の例が非常に分かりやすく、同じような片付けが苦手な -
Posted by ブクログ
「駐車場が豊富な街は暮らしやすい」って、収納を駐車場に例えていた。
でっかい駐車場だけじゃなく、トラックが積荷を下ろす道路のちょっとしたスペースとか、さっと止められる道路の駐車場みたいに、必要な場所に、必要な収納を置くことが大事。イラストとともにめっちゃわかりやすかった!
どこにどんな収納がいるかが説明されていた。
玄関は港!だから、港のように巨大な倉庫が必要。
玄関って、靴を脱ぐ以外に宅配便受け取ったり、コートをさっとかけたり、大きな荷物置いたり、いろんなことしている。
あと、衣類を収納するのに、箪笥とか棚だとデッドスペースができちゃう。小部屋とか天井まで使える収納を用意して置くことが大事 -
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Posted by ブクログ
建築の概念からの片付け視点が面白かった。
大体今まで建築を請け負った家庭の平均で計算しつつ組み立てる家。
衣類の収納に必要な寸法はざっと一間(1.8m)らしい!四人家族で押し入れ四つ分だそうです。
意外に多いことにびっくり!!!!
でも、基本の収納を抑えた家づくりをすると、片付けやすく。散らかりづらい家が作れるっていうのは納得の一冊でした。
もちろん、家を作るわけじゃなくても作業する上で、大体こういう形だとどんな人も間違いない。っていうスタイルが確実にあることも発見!
オシャレな家ほど過ごしづらい。っていう建築家の意見もなるほどでした。笑!!!!!
天井高は、掃除もしづらいし暖かさ -