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新型コロナパンデミックで注目されるウイルス学の新領域。ウイルスと生命、共生と進化の未来を探る! ウイルス学の世界的権威、河岡義裕を領域代表者として2016年に発足した新学術領域ネオウイルス学。従来のウイルス学は人間に害を及ぼすウイルスを主とし研究が進められてきた。だが、ウイルスには害だけでなく益を及ぼす側面もあることに注目し、人獣のみならず温泉や海、植物にも存在しているウイルスすべてを研究対象にしたのがネオウイルス学だ。また、新型コロナの次のパンデミックに備えることも含め、ウイルス研究における基礎研究の厚み、さらにウイルス学、生物学、獣医学、医学、数理学等、領域横断的研究の重要性も明らかにしている。本書はこの領域の諸研究と可能性を専門家二〇名が平易に解説する。
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Posted by ブクログ
読むのに時間がとてもかかった。
もう若くないなーと痛感した一冊、もう少し若い頃ならばこれくらい興味深い内容ならば、一気読みも楽々出来たのに……
まあ、そんな愚痴は別として、これは素晴らしい良書だった。以前から見かけていて、一読したいなあと思っていた一冊だったわけだけれど、今回満を持す感じで読めました。科学の世界はどんどこ進んでいるので、ちょっと目を離すと新しい知見が出てくるわけですが、この本は特にそれを顕著に感じました。
20名の科学者が自分の研究を紹介していくという構成で、本文が約P300ですから、ざっとひとりあたり15頁前後の配分なのですけれども……それが、ものすごく濃い。
面白い!
発行が2021年なので、この本にある知見から更に進んだ知見が今はあるのだろうと思いつつも、この本の執筆者たちの活動はきっと変わらぬままで、彼らは新たな海辺に足を伸ばし手を広げているのだろうと確信出来る。
本物の科学者たちに、すっかり脱帽な一冊です。
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