下駄華緒のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
火葬技師。興味ある職業ではあるが、実際を知らない。だから読んでみた本である。火葬技師に興味を抱くというだけで、変人に思われるかもしれないが、立派な職業である。火葬技師がいなかったら、社会的には困る事態になるだろう。
火葬率について、日本が世界でもっとも高く、ほぼ100%であるとは知らなかった。主要国においても、土葬の慣習はいまだも残っているそうである。
故人との最終的な別れで棺に蓋をする際は、食べ物を入れるならメロンがよさそうである。その理由は、火葬終了後お骨上げのときに、そのメロンの香りがお骨上げのホールにほんわかと漂うからだそうである。逆に一番きついのは、検死解剖されて頭部切開された脳だという。
あとがきに記されている次の言葉は大切である。
「ある程度生きていると、自分の大切な方を送り出す場所にもなってきます。そして、最終的には自分自身も行くことになる場所でもあります。そんな大切な場所なのに、どういうところかよくわからない、どんな人が働いているかもよくわからない、ということでは、どうもバランスが悪いような気がしないでしょうか?」 -
購入済み
シリーズを通しての感想です
タイトルのまま、火葬場で働く主人公の日々を描いたものです。
主人公以外の主な登場人物は、同じ職場の同僚や先輩たち、火葬場にやって来る葬儀社の人たち、そしてご遺族とご遺体です。
火葬場が舞台ということでオカルトやホラー的な雰囲気を期待する人もいるかもしれませんが、そういう話もないではないけど1、2割程度。あくまで生きている人たちと生きていた人たちの話です。
リアルな絵柄だったらかなりきつそうな場面もありますが、適度にゆるい絵柄なので起こっていることのインパクトに流されすぎず、ストーリーに集中することができます。
各話ごとについているコラム(?)もいろいろ興味深いことが書かれていています。
「ものすごく感動した!!!」という訳ではないので☆4つですが、一度は読んでいただきたいくらいお勧めです。 -
購入済み
大切な仕事
まず知ることがないような内容で感慨深いものがある作品でした。
最後に送り出してくださるお仕事。
私もこれまで身内や友人らを見送ってきましたが、見過ごしてきたこのお仕事に改めて敬意と感謝の気持ちを抱きました。