あらすじ
“僕の仕事は亡くなった人をあの世に送ること――。”
YouTubeチャンネル「火葬場奇談」が話題!!
これまでに1万人のご遺体を見送った男・下駄華緒の火葬場職員時代の壮絶体験を漫画化!!
【内容】
「火葬場職員は人生の締めくくりをしてあげられるすばらしい仕事」と熱い気持ちを抱き火葬場の門を叩いた下駄華緒。
晴れて火葬場職員になった下駄青年であったが、火葬場では日々壮絶な出来事が待ち受けていた――。
火葬炉の火の中で動き出すご遺体、火葬中に破裂したご遺体の骨片や肉片による怪我、ずっしり重く豆腐のような状態で棺に収められた水死したご遺体などなど――。
個性あふれる同僚職員たちと様々な業務を通し、一人前の火葬場職員になるまでの日々を描く――!!
【目次】
第1話 今日から火葬場職員になりました
第2話 要注意のPありのご遺体
第3話 ご遺体の焼き方
第4話 火葬中のニオイ
第5話 謎の女性 スミダさん
第6話 知られざる骨の秘密
第7話 寿命が縮まる恐怖の火葬
第8話 火葬の夜に起きた不思議体験
第9話 感染症のご遺体の火葬
第10話 火葬場職員のミス
第11話 身寄りのないご遺体の火葬
第12話 水死されたご遺体の火葬
第13話 あるはずのない骨
第14話 火葬場にまつわる都市伝説
あとがき
★単行本カバー下画像収録★
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
知ることのない働く人の事が分かって、とても良かった。今までは口コミ?で、電気で焼くから煙も出ないんだよ!みたいな事を聞いていた。でも、実際は違っていたんのだな、と。仕事の大変さや実際に起こっている出来事などがあり、知らないだけにそうなんだ!不思議と思った。
尊い一冊ですね
最も怖がられて最も尊いお仕事だと思います。
実は、私、火葬場にいくと故人とそんなにゆかりがなくてもいつも待合室で周りが呆れるほど大泣きしてしまいます。
炉の扉が閉まるとき、故人の生きざまを勝手に想像して「頑張ってここまで生きたんだ」て思いつい涙が溢れちゃうんです。
でも焼き場にも炉の中にもストーリーがあり、その先もあるんです。
おくりびととはまた違う、死出の旅を心を込めてサポートしてくれる人達の仕事のお話。
ゾッとしてしまう描写もありますが、優しいイラストで分かりやすく説明してくれます。
最低でも一度はお世話になる火葬場。
ぜひぜひ読んでみてください。
Posted by ブクログ
以前読んだ火葬技師の本の漫画版。やはり漫画の方がインパクトがある。誰もが最後に辿り着く火葬場。ならばこの主人公みたいな優しい職員に焼いてもらいたい。火葬場ならではの不思議話もゾッとするし、遺体の様子も若干グロいけど、2冊も読んだら(同じ本だけど)火葬場は怖くなくなったよ。職員さんも個性的で面白い本でした。
前から知りたかった話
これだけ毎日人が亡くなっているのに、火葬場のお話が少ないのは不思議だなあと思っていました。
てっきりそのまま焼くだけなのかと思ったら、ああやって手間ひまかけて綺麗に焼いてくれていたのですね。
火葬場で働く人たちにもっと感謝しないと。
実は私もPの人間なので、爆発するのかと思うとなんかお手数かけてすいませんという気持ちになりますが。
反面痛快な終わり方なのだなと自分の事ながら可笑しな気分になりました。
死ぬ間際にでも皆に知らせようと思います。
何時か行く場所
遺体が発見されないとか、回収できないとかの理由がない限り、死んだら必ず行くことになる場所、それが火葬場。
その裏側は、あまり知られていない。
中々、積極的に知りたいとも言えない。
そんな方面のエッセイ漫画は、ひっそり読めて良い。
メンタルもフィジカルも負担大きいな。
Posted by ブクログ
すごかった!
興味本位でprimereadingで読みました
葬儀場で働く方々の裏側を知れました
黒いスーツの上品な方々が、
まさか焼き場の火加減(結構手作業)
まで調節しているだなんて!
そして、
小窓から焼け具合を確認するなど、
キツイお仕事です
その時のご遺体の様子からはじまり、
焼き場の時に起きたトラブルなど、
知らない世界の情報がたくさん!
元気がない時には読まない方が
良さそうな作品。
でも、同時になんて尊いお仕事だろう
と思いました。
私たちの代わりにやっていただいて
ありがとうございます、という
気持ちにもなりました
葬儀場に現れる、
犯罪ギリギリの謎の女は
何だったんだろう、、、
考えさせられます。
人生のスタートとなる妊娠-出産に関しては書籍・漫画等たくさん出ていますが、
人生の最期に関する事…特に火葬に関する本はあまり見かけませんね。(私が知らないだけなのかもしれませんが)
また、漫画なので私たちが知らない事などもとても分かり易く描かれています。読んで良かったです。
ごく一部だとは思いますがこの仕事に偏見を持つ人もいると聞きます。
こういった本をもっともっと皆に読んでいただき偏見が無くなる事を願います。
Posted by ブクログ
火葬場って、実際どうなってるのか知らなかった。知ってるのは火葬の前と後だけ。
こんな感じになってるんだ…と驚きました。
知らない部分が少し見られてよかった。
納棺の仕事をしており、火葬とはどんなものだろう?と気になっていたので購入しました。
描きにくい場面も、かわいらしい絵で表現がされておりとても読みやすく勉強になりました。
また、火葬のお仕事をされている方々に感謝の気持ちがいっぱいです!
時々怖い…。
シンプルな人物画なので内容の割に怖くなく読めるかと思ったら、時々怖い絵が出てくる…。
深夜に読んだので、寝れなくなった…。
火葬場の裏、知らなかったけど、なかなか過酷。
御遺体が動くなんて知らなかった。
解剖する事あるけど、ペースメーカーは破裂するから取ってって言われている。
あんなに激しく爆発するとは知らなかった…。
スミダさんの話は火葬場の話って感じでは無いな。
行動をルーチン化してしまった精神疾患患者かな。
2巻目出たら買い。
Posted by ブクログ
火葬場職員を主人公として日々巻き起こる出来事を描いたエッセイ作品。可愛い画風であるが良くも悪くも描写が生々しく、人の生死に触れるため苦手な方は避けた方がいい。だが、日常生活であまり触れられない話題でもあるため、今後の人生観に影響を与えるという点で良作である。
Posted by ブクログ
生まれる事も自然なこと、死ぬ事も自然なこと、自然の摂理
自然には抗えないもの
彼らは、その自然に寄り添うもの
心優しい火葬場職人のお話でした
おもしろかったです
Posted by ブクログ
火葬中の出来事が特に衝撃でした。また、骨の説明の時に「病気により〜」という話も驚きでした。
私も何度か火葬場での見送りを経験していたこともあり、過去を思い出しながら読みました。個人的には骨を丁寧に扱って残さず綺麗に納骨して下さる姿に毎回感謝していました。
Posted by ブクログ
亡くなった方のご遺体をスケジュール通りに焼く、定期的に焼け具合をチェックする…という、通常のローテーションのような業務内容と思いきや、単に物理現象でも「亡くなった方にまだ意思があって死体が動いている…!?」な出来事があったり、やっぱり人間そのものを扱う仕事には目に見えない不思議な要因があったりするんだろうか、と多少なりとも思わさせられた
Posted by ブクログ
世の中色んなところで色んな人が色んな仕事をしてくれてるから成り立ってるんだなと改めておもった。。。
ご遺体の火葬中の工夫も御骨の整え方も全部しらなかったし、火葬場の職員さんの真心があってあの場があるんだなー
他の国にもこういう仕事はあるんだろうかってとこも気になったし、お給料も…気になりました(小声)
(追記)
あーあとね、あとがきの「生きるも死ぬも自然」的な話がぶっささりました。。。なんも抗えんのかもしれません私たちこのシステムには。。。
自然に起こる生き物の生死を祝ったり悲しんだりするのって人間だけなのかなー
大切な仕事
まず知ることがないような内容で感慨深いものがある作品でした。
最後に送り出してくださるお仕事。
私もこれまで身内や友人らを見送ってきましたが、見過ごしてきたこのお仕事に改めて敬意と感謝の気持ちを抱きました。
しらない世界
最近は特殊清掃とか、あまり表に出ないような職業の漫画が色々出ていますが、リアルでは抵抗があっても絵なら刺激が薄まるのでこの本も読みやすかったです。人の終わりは誰にでも来るとはいえ、物体になった人の最後に衝撃を受けました。
Posted by ブクログ
人はやがて死ぬ。
そして火葬される。
火葬場で働く人の苦労、大変さを初めて知りました。
私にはとても無理…
そんな仕事を日々続けてくださる火葬場で働く人々に感謝です。
Posted by ブクログ
漫画で目にするのはインパクトが強い内容で、怖いと感じてしまいました。でも、漫画だからこそ手に取って読んでみましたし、謎に包まれた仕事内容や働く人の様子を少し覗き見ることができました。
感情のある生きている人間の仕事として火葬場の仕事に従事している方がいるということを、初めて認識できた気がします。
Posted by ブクログ
血を噴き出しながら…起き上がって座っていたのだ 人間っていうのは水袋でね焼くと肉が破けてその水が吹き出してくるんだよ Pとは心臓に疾患のある方が体内に埋め込んで使用する医療器具ペースメーカーの略でこれがあるとご遺体が…凄まじい轟音と共に火葬中に破裂するのです‼︎その破壊力といったら骨片や肉片弾速で飛び散りこの小窓の分厚い強化ガラスに罅が入る程なのです 脳味噌の臭さは別格なのです_デレキを直接のバーナーに当てて灼熱させても未だ取れない程なのです この水の惑星地球では生きとし生けるもの否応なしに生死に水が関わってくるようです 火葬場奇談
Posted by ブクログ
火葬場の仕事内容。
そのまま焼く、だけではない世界、でした。
言われてみれば、確かに肉の塊なので
そうなってもおかしくはないかと。
人の形、をしているものだと、見てしまうと
ぎょっとするものがありますが。
場所が場所だけに、怖い話も、別の意味で怖い話も
たくさん、でした。
Posted by ブクログ
珍しい話なので興味深くはありました。
後読感はちょっと暗い。遺体のグロさというより、人間的に気持ち悪い話が多く、火葬場の人々も変わっているというかおかしい人が多いので…。
変質者の女の人とかもう無理でした。現れる度に警察呼べよと思う。
子供の遺体が可哀想と言いつつ、ホラー話にして死者をおもちゃにしてるところとか、生理的に受け付けない。。
Posted by ブクログ
お仕事コミックエッセイ。自分たちがお世話になる場所だけど、あまり身近な職業として捉えていなかった。わかりやすく描かれていました。きっとほんの1部分を紹介してくださってるんでしょうが、
この仕事の大変さが想像できました。コロナ禍ではもっといろんなことがあったんだろうなと思います。