垣渕洋一のレビュー一覧
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断酒や減酒をするのは自分一人の力では出来ない。
周囲の人々のサポートや理解が必要で、短期的な成果を求めてはいけない。
また、これは全ての依存症に言えることだがいずれ快楽や刺激を求め、再度欲求が襲ってくる。
お酒の場合、飲まないことで思考がクリアになったり、時間にゆとりが持てる。
それから、生活習慣病やがんのリスクも低減することができる。
依存症の進行度はそれぞれ違うが、少しでも疑いがあるのであればまずは近くの医療機関や専門窓口に相談し、深刻化する前に段階的な解決策を見出すべきだと考えた。
自分も元々ストレスを過大に抱えるタイプであり、運動をして免疫を上げたり、ご褒美として美味しいものを適度に食 -
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これじゃぁおさけをやめる事は無いかな?
ただ,医学的な事を知らないひとにとっては啓発になるかも.
肝硬変,膵炎,膵癌,認知症,神経疾患・・・恐い病気になることは分かっているのに,全然やめられなかったし,辞める気も無かったし,飲まなきゃやってらんないし,眠れないし・・・と思っていたもんな.
最初は,飲みながら読んでたもん,だって.
でも,アルコールの大量摂取のみならず,カフェインも致死量,寝不足,ストレス・・・かさなりに重なって,抜け毛が増えたり,バスのステップがおぼつかなくなったり,と異変を感じてようやく「やめよう」ってなった僕だから言える.これを読んだからって,禁酒も断酒も出来ません!結局は -
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二十歳でお酒デビューする人からお酒を引退するまでの本である。
本著では、お酒の引退の仕方を薦めている。お酒は百薬の長とというのは百害あって一利なしというのが現在での結論だ。だが、お酒を飲み依存する人は多い。ストレスからかも知れないし、不安や心配など精神的なものからくるものかも知れないし、習慣化して刺激を求めて飲酒をしている人もいるだろう。年代問わず、20代でも飲酒の量や度数が強いものを日常的に終日飲むようであれば、依存しているのは明らかだ。
本著はお酒を引退するのには適した本である。
世の中には、お酒以外にも多くの飲料が存在する。水もそうだろう。お酒を止めたら水やお茶をオススメする。水も天然水 -
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ネタバレ定年退職すると暇を持て余して酒を飲むようになる。定年になったら、何をするか決めておくことが依存症にならないコツ。
海外にいって日本語教師のボランティアなど。
飲酒がだんだん強くなるのは、新たに代謝経路ができるから=MEOS(ミクロゾームエタノール参加酸素系)一過性なのでしばらく飲まないと弱くなる。薬などの異物を分解するための酵素。
休肝日よりお酒の量。1週間で純アルコール150g。
1時間で分解できる量は体重×0.1g。ビールなら150cc程度。
二日酔いは軽度の離脱症状=アルコール依存症の禁断症状のこと。
加齢によって水分比率が下がるため、分解速度が遅くなる。
本格焼酎は、血栓溶解の効果が -
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昨年、15年以上毎日飲んだ酒を療養のため100日間やめた。体調が回復して飲酒を再開してから1年。
最近再び不調の前兆を感じ、とうとう断酒にチャレンジしようという事で、様々な断酒系のYouTubeで紹介されていたこちらを読む。
(去年禁酒した時にこの本の存在は知っていたが読まなかった)
本の要約チャンネルで紹介されていたのを先に見てしまっていたからか、新しい発見はさほどなかった。
ただ、酒は「薬物」である。という事は全体的にソフトな内容な本ながらも強く書かれていた。
これによって余計に酒は危険なものであるという印象を受けた。
断酒へのモチベーションが高まる本。