ハンス・ペーター・リヒターのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
戦争をほとんど描かない、日常の悲劇です。
第二次世界大戦、とりわけユダヤ人の迫害をテーマにした本と聞くと、読まずにはいられません。特に今回は大学時代の先輩のおすすめの一冊とのこと。すぐに手に入れて読んでしまいました。
歴史的に言えば、ある民族の迫害は枚挙に暇がありません。チェコスロバキア、フィリピン、インド。世界中で似たような出来事が起こっています。
その中でもドイツ、ユダヤ人差別に目が向いてしまう理由は、その悪行がポピュリズムに直接起因するのではなく、ひとりの独裁者による扇動だったこと。また、その恐るべき用意周到さに驚かされるからです。
悪意とはここまで人を不幸にできるのです。
今回の -
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匿名
同調圧力が怖い
多分ハインツは最後で戦死するのだ。ギュンターも然り。「スタンド・バイ・ミー」でもそうだが、勇気と思慮がある者に限って若死にする現実。
水木しげるの体験談でも部下に生き延びろと言って逃がすために白旗を振って、同胞の陸軍少尉に撃ち殺された帝大出身の海軍少尉の話があった。実話です。
戦時中の日本とまったく同じで、同調しないと「非国民!」と言われましたね。最近の若い人のSNSでの発信に「歴史は繰り返す」という言葉が頭に浮かびます。歴史を学ぶことを軽視する風潮がありますが、同じ過ちを繰り返さぬよう謙虚に学ぶ姿勢が大切だと思います。