ユーゴーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ下巻の始まりはガヴローシュから。
そしてたっぷりとマリユスのこと。
マリユスとテナルディエ、ガヴローシュ、エポニーヌとの繋がりにびっくり。
映画でのエポニーヌはマリユスに付きまとってるようであまり良いイメージがなかったけれど、小説のエポニーヌは、映画よりも少し距離を保っていて、どこかさっぱりとしている。それでもマリユスへの想いは確かで、切なかった。
映画でのマリユスの印象は、コゼットに恋する青年というイメージが強かったが、小説で生い立ちや人間らしさ(グズなところも)知られて面白かった。
映画では、出会って、目があっただけで恋をしてしまったようだったが、小説ではかなりもどかしい。
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Posted by ブクログ
ネタバレ・少年文庫なのにあまりにも容赦がなく、悲劇的すぎて情緒が本気で殴られる。
・「人が善くあろうとすることは、こんなにも困難で、それでも価値がある」ということを真正面から知らされる。
・冬に読みたいと思って、購入から半年以上温めてきた。
・映画は何度も見た。
公開時1回目は友達と、もう一度集中して観たいと思い2回目はひとりで。
配信でも数回視聴し、昨年の再上映も観に行った。
・映画を何度も観たからこそ、5日間でするする読めた。
・映画を何度も観たのに、こんな場面あったかしらと見返したくなった。でも話の大筋は同じで安心。
以下、ネタバレを含む印象に残ったところと、映画では無かった -
Posted by ブクログ
ネタバレ貧困、善と悪、宗教について深く考えさせられた本。
お腹を満たすことのできない時代に、本人も望んでいなかったであろう犯罪に手を染めてしまう悲しみ。自分と家族を守りたいが為に、願ってもいない暗い人生へと転落していく姿。時代背景や取り巻く環境が与える影響の大きさに、個の無力さを感じてしまう。
はたまた、ミリエル司教の持つ善の心はあまりにも眩くて、全てをゆるすあの心の大きさったら。ジャン・バルジャンの心を大きく変える出来事の先は、マドレーヌ氏として市を盛り上げたことで多くの人々の生活を支え、命をつなぐ数々の場面へと繋がっていく。コゼットやマリユス、色々あったけどジャヴェール然り。1人の司教の教えが、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ言わずと知れたジャンバルジャンの話。
伊坂幸太郎のホワイトラビットを読んで、また読みたくなって読みました。
今読み返すと色んな発見がありますね。
有名なのは銀の燭台の所ですが、(小学校の道徳にもある)その後のジャンバルジャンの人生をみて「善と悪」について考えさせられるですよねー。
罪を犯した彼は許されるべきなのか、ジャベールの正義は善と言えるのか。私たちも現代において、間違いを犯した人を永遠に責め続けるのか、許すべきなのか。それはいいことなのか、悪いことなのか…価値観はそれぞれですが、私は信じて許せる人になりたいなあーと思いました。 -
Posted by ブクログ
主人公ジャン・ヴァルジャンはひとつのパンを盗んだために19年牢に入るが、世間は一度罪を犯した彼を受け入れない
辛く長い懲役暮らしと、世間の風あたりの強さに屈折してしまい、優しくもてなしてくれた司教の銀の食器を盗んでしまう
だが司教は銀の食器だけでなく、銀の燭台さえもジャン・ヴァルジャンに与え「正直な人間になるために使う」ように言う
司教の慈悲深さに胸を打たれるが、その意味を考える苦しみの中、出会った少年に情け容赦ない仕打ちをしてしまう⋯
司教だけでなく少年に対しても不誠実な行為をして悔いてるから、のちにすべての人に対して慈悲の気持ちと、誠実さをもって接しているんだと思った
どんどん展開し -
Posted by ブクログ
ミュージカル観劇の予習ということで。
児童文学なのでとても読みやすかったです。
たまに、そのために結構削られている部分もあるのかなぁと思ったりもしましたが。この作品をざっと知るには十分だと思います。
貧困のためにたった一切れのパンを盗んだことから、ジャンバルジャンの人生は堕落の一方を辿ります。
牢獄は、貧困は、人をこうも変えてしまうのだなと思いました。
司教に出会えたこと、ファンティーヌ、そしてコゼットに出会えたことが彼の救いであり転機であったのだと思います。
時代背景をもっとよく知っていたら、よりおもしろいんじゃないかなと思いました。