ユーゴーのレビュー一覧

  • レ・ミゼラブル 下
    貧困、善と悪、宗教について深く考えさせられた本。

    お腹を満たすことのできない時代に、本人も望んでいなかったであろう犯罪に手を染めてしまう悲しみ。自分と家族を守りたいが為に、願ってもいない暗い人生へと転落していく姿。時代背景や取り巻く環境が与える影響の大きさに、個の無力さを感じてしまう。
    はたまた、...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 上
    貧困、善と悪について深く考えさせられた本。

    マドレーヌ氏として生きていたジャン・バルジャンが、法廷にて自分の姿を明らかにしたことで再び逮捕される点に疑問。
    →前科者が自身の身柄を偽っていたこと自体が罪とされていたのでは、というコメントに納得

    後半に向かうにつれて盛り上がってきた。
    買おうかな。
  • レ・ミゼラブル 上
    脱獄犯でありながら哀れな人やその娘のコゼットを助けてやるという心の優しさが感じてとれた。脱獄犯なのでとても身体能力が高くそれが助ける上で役に立ったとも言える(w)
  • レ・ミゼラブル 上
    言わずと知れたジャンバルジャンの話。
    伊坂幸太郎のホワイトラビットを読んで、また読みたくなって読みました。
    今読み返すと色んな発見がありますね。
    有名なのは銀の燭台の所ですが、(小学校の道徳にもある)その後のジャンバルジャンの人生をみて「善と悪」について考えさせられるですよねー。
    罪を犯した彼は許さ...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 下
    いやー、ほんと、すばらしい翻訳(抄訳)と思います。
    大人が読んでも全く幼稚っぽくなく、面白い。もちろん、子どもにも絶対的にお勧め。
    私が保証します。名訳。
  • レ・ミゼラブル 上
    子供の頃、アニメで見てハマったのがきっかけ。
    中学生?高校生?の時に小説を読みました。
    最後まで読んだかなー?でも最後の方の記憶はあるので、読んだのかな?
    機会があればもう一度ちゃんと読みたいです。
  • レ・ミゼラブル 上
    岩波少年文庫 豊島与志雄訳はその時代の貧しさや人間性が手に取るように著わされていて先を読まずにはいられない魅力に満ちていました。
  • レ・ミゼラブル 下
    真夜中に本読んで嗚咽するなんて人生初めての体験かも。
    次の日は案の定目がまんじゅうに。
    ジャンバルジャンという男の人生。
    そして彼の生きた時代。
    少年文庫とは言えあの頃読んでもきっとわからなかった色んな事が、じわりじわりと胸に突き刺さってきた。
    大人にもお薦め。
    私のように漢字の苦手な方には特に。
    ...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 上
    ≪評価≫
    インパクト─A
    本の厚さ─B
    登場人物の濃さ─B
    共感度─B
    読後の成長性─A
    話のスケール─C
    笑い─D
    暖かさ─A
  • レ・ミゼラブル 上
    ジャンバルジャンのお話。
    内容もとても面白くて一気によんじゃいます。名作です!
    心洗われるコト間違いなしっ。
  • レ・ミゼラブル 上
    困窮と絶望の果てに罪を犯した男ジャンバルジャンが人の魂に触れ、その後他人に与えるものへと変貌する。
    ナポレオン後のフランスの混乱を描いた時代背景も秀逸。
  • レ・ミゼラブル 下
    貧困、悲劇があろうと最後まで誠実さ優しさを貫いたジャン・ヴァルジャン。
    愛する人の幸せのために生きる男の姿は最後まで本当に勇ましく、美しく、謙虚でした。

    コゼットが愛するということで嫌っていたマリユスを窮地の状態の時に見捨てず、祖父の家まで連れていったり、自分を追い詰めていたジャヴェルを人質から救...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 下
    ジャン・ヴァルジャンの一生が描いてある。(もちろん他の人物についても)

    ラスト数十ページに私は涙が溢れそうだった。
    訳者あとがきにて、「いつも新しい問題、愛と正義とをとりあつかってー以下続くー」とあるが、その通りだと思う。いつの時代にも通用する内容だからこそ読み継がれているのだろう
  • レ・ミゼラブル 下
    素性をかくして社会的な地位を得たジャン バルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。

    テナルディエの悪役プリが半端じゃない。
    楽して生きるためには本当に何でもする。
    とことん赦せない人でした。

    ジャン バルジャンのコゼットへの愛情に心打たれました。コゼットが結婚をし、幸せに暮らせる...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 下
    青空文庫で読みました。
    非常に面白かったけれど、冗長な部分もあり、いまこのような本が出ても編集が入りまくるだろうと思う。

    しかし当時の生活風俗が詳細に描写されていることは、この本の大きな魅力であり価値のひとつである。原文で読んでみたくなりますね。
    そういう点も今なお高く評価されている要因なのではな...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 上
    ミュージカル観劇の予習ということで。

    児童文学なのでとても読みやすかったです。
    たまに、そのために結構削られている部分もあるのかなぁと思ったりもしましたが。この作品をざっと知るには十分だと思います。

    貧困のためにたった一切れのパンを盗んだことから、ジャンバルジャンの人生は堕落の一方を辿ります。
    ...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 下
    真夜中に号泣しながら読み終わり、その後何が正しいのかわからなくなった。
    ジャンバルジャンのような人間は存在するのだろうか。
    人はこんなにも変われるのか。
    彼は元々その性質を持ち合わせていたから、改心出来たのだよね?
    その性質はもって生まれたものなのか、幼少期からのものなのか…
  • レ・ミゼラブル 下
    おもしろかった〜

    一応ラストはハッピーエンドっぽくてよかった

    後編はコゼットとマリユスの恋愛と
    テナルディエとその家族のもろもろ

    マリユスはふつうにいい子だと思う

    テナルディエが悪すぎてびっくり

    エポニールがかわいそう

    弟がまた(名前がわからない)かわいそう

    貧乏ってつらい‥

    この時...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 上
    おもしろい〜!!!

    かわいそうな話もりだくさんのレミゼ

    実は(もう実はってレベルじゃないけど)初読みです

    劇団四季?とかがやってるイメージ

    パンぬすんだらつかまった
    ってところしか知りませんでした><

    やむにやまれず(お腹をすかせたこどもたちのために)パンを盗んだジャン・バルジャン
    つかま...続きを読む
  • レ・ミゼラブル 下
    素性をかくして社会的な地位を得たジャン・ヴァルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。慈しんで育てた孤児の少女コゼットは美しく成長して青年マリユスと恋におち、ジャン・ヴァルジャンは複雑な思いで見守る。