ユーゴーのレビュー一覧

  • レ・ミゼラブル 下

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    ネタバレ

    貧困、善と悪、宗教について深く考えさせられた本。

    お腹を満たすことのできない時代に、本人も望んでいなかったであろう犯罪に手を染めてしまう悲しみ。自分と家族を守りたいが為に、願ってもいない暗い人生へと転落していく姿。時代背景や取り巻く環境が与える影響の大きさに、個の無力さを感じてしまう。
    はたまた、ミリエル司教の持つ善の心はあまりにも眩くて、全てをゆるすあの心の大きさったら。ジャン・バルジャンの心を大きく変える出来事の先は、マドレーヌ氏として市を盛り上げたことで多くの人々の生活を支え、命をつなぐ数々の場面へと繋がっていく。コゼットやマリユス、色々あったけどジャヴェール然り。1人の司教の教えが、

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    2024年01月31日
  • レ・ミゼラブル 上

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    ネタバレ

    貧困、善と悪について深く考えさせられた本。

    マドレーヌ氏として生きていたジャン・バルジャンが、法廷にて自分の姿を明らかにしたことで再び逮捕される点に疑問。
    →前科者が自身の身柄を偽っていたこと自体が罪とされていたのでは、というコメントに納得

    後半に向かうにつれて盛り上がってきた。
    買おうかな。

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    2024年01月31日
  • レ・ミゼラブル 上

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    脱獄犯でありながら哀れな人やその娘のコゼットを助けてやるという心の優しさが感じてとれた。脱獄犯なのでとても身体能力が高くそれが助ける上で役に立ったとも言える(w)

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    2022年07月22日
  • レ・ミゼラブル 上

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    ネタバレ

    言わずと知れたジャンバルジャンの話。
    伊坂幸太郎のホワイトラビットを読んで、また読みたくなって読みました。
    今読み返すと色んな発見がありますね。
    有名なのは銀の燭台の所ですが、(小学校の道徳にもある)その後のジャンバルジャンの人生をみて「善と悪」について考えさせられるですよねー。
    罪を犯した彼は許されるべきなのか、ジャベールの正義は善と言えるのか。私たちも現代において、間違いを犯した人を永遠に責め続けるのか、許すべきなのか。それはいいことなのか、悪いことなのか…価値観はそれぞれですが、私は信じて許せる人になりたいなあーと思いました。

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    2020年08月06日
  • レ・ミゼラブル 下

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    いやー、ほんと、すばらしい翻訳(抄訳)と思います。
    大人が読んでも全く幼稚っぽくなく、面白い。もちろん、子どもにも絶対的にお勧め。
    私が保証します。名訳。

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    2020年07月27日
  • レ・ミゼラブル 上

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    子供の頃、アニメで見てハマったのがきっかけ。
    中学生?高校生?の時に小説を読みました。
    最後まで読んだかなー?でも最後の方の記憶はあるので、読んだのかな?
    機会があればもう一度ちゃんと読みたいです。

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    2015年11月01日
  • レ・ミゼラブル 上

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    岩波少年文庫 豊島与志雄訳はその時代の貧しさや人間性が手に取るように著わされていて先を読まずにはいられない魅力に満ちていました。

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    2013年01月30日
  • レ・ミゼラブル 下

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    真夜中に本読んで嗚咽するなんて人生初めての体験かも。
    次の日は案の定目がまんじゅうに。
    ジャンバルジャンという男の人生。
    そして彼の生きた時代。
    少年文庫とは言えあの頃読んでもきっとわからなかった色んな事が、じわりじわりと胸に突き刺さってきた。
    大人にもお薦め。
    私のように漢字の苦手な方には特に。
    報われた彼の人生が、とてもとても嬉しかった。
    ‥でもこれ、名作ランキングで名作、ではあっても超名作、ではないんですね。Why?

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    2010年07月19日
  • レ・ミゼラブル 上

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    ≪評価≫
    インパクト─A
    本の厚さ─B
    登場人物の濃さ─B
    共感度─B
    読後の成長性─A
    話のスケール─C
    笑い─D
    暖かさ─A

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    2009年10月04日
  • レ・ミゼラブル 上

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    ジャンバルジャンのお話。
    内容もとても面白くて一気によんじゃいます。名作です!
    心洗われるコト間違いなしっ。

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    2009年10月04日
  • レ・ミゼラブル 上

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    困窮と絶望の果てに罪を犯した男ジャンバルジャンが人の魂に触れ、その後他人に与えるものへと変貌する。
    ナポレオン後のフランスの混乱を描いた時代背景も秀逸。

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    2009年10月04日
  • レ・ミゼラブル 下

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    ネタバレ

    貧困、悲劇があろうと最後まで誠実さ優しさを貫いたジャン・ヴァルジャン。
    愛する人の幸せのために生きる男の姿は最後まで本当に勇ましく、美しく、謙虚でした。

    コゼットが愛するということで嫌っていたマリユスを窮地の状態の時に見捨てず、祖父の家まで連れていったり、自分を追い詰めていたジャヴェルを人質から救い出すなど、なぜここまでジャン・ヴァルジャンは善人なのか。。
    牢獄に長い間閉じ込められ、人々から見捨てられた中で、司教から与えられた優しさが本当に貴重なものだと知ったから?司教のように自分も誰かを救おうと決意したのか。。

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    2024年05月15日
  • レ・ミゼラブル 下

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    ジャン・ヴァルジャンの一生が描いてある。(もちろん他の人物についても)

    ラスト数十ページに私は涙が溢れそうだった。
    訳者あとがきにて、「いつも新しい問題、愛と正義とをとりあつかってー以下続くー」とあるが、その通りだと思う。いつの時代にも通用する内容だからこそ読み継がれているのだろう

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    2014年06月11日
  • レ・ミゼラブル 下

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    素性をかくして社会的な地位を得たジャン バルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。

    テナルディエの悪役プリが半端じゃない。
    楽して生きるためには本当に何でもする。
    とことん赦せない人でした。

    ジャン バルジャンのコゼットへの愛情に心打たれました。コゼットが結婚をし、幸せに暮らせるように、一生懸命自分の心を偽る。最期の刻、少しは幸せに過ごせて本当に良かった。

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    2013年03月28日
  • レ・ミゼラブル 下

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    青空文庫で読みました。
    非常に面白かったけれど、冗長な部分もあり、いまこのような本が出ても編集が入りまくるだろうと思う。

    しかし当時の生活風俗が詳細に描写されていることは、この本の大きな魅力であり価値のひとつである。原文で読んでみたくなりますね。
    そういう点も今なお高く評価されている要因なのではないだろうか。

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    2013年01月10日
  • レ・ミゼラブル 上

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    ミュージカル観劇の予習ということで。

    児童文学なのでとても読みやすかったです。
    たまに、そのために結構削られている部分もあるのかなぁと思ったりもしましたが。この作品をざっと知るには十分だと思います。

    貧困のためにたった一切れのパンを盗んだことから、ジャンバルジャンの人生は堕落の一方を辿ります。
    牢獄は、貧困は、人をこうも変えてしまうのだなと思いました。
    司教に出会えたこと、ファンティーヌ、そしてコゼットに出会えたことが彼の救いであり転機であったのだと思います。

    時代背景をもっとよく知っていたら、よりおもしろいんじゃないかなと思いました。

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    2013年01月05日
  • レ・ミゼラブル 下

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    真夜中に号泣しながら読み終わり、その後何が正しいのかわからなくなった。
    ジャンバルジャンのような人間は存在するのだろうか。
    人はこんなにも変われるのか。
    彼は元々その性質を持ち合わせていたから、改心出来たのだよね?
    その性質はもって生まれたものなのか、幼少期からのものなのか…

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    2012年12月14日
  • レ・ミゼラブル 下

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    おもしろかった〜

    一応ラストはハッピーエンドっぽくてよかった

    後編はコゼットとマリユスの恋愛と
    テナルディエとその家族のもろもろ

    マリユスはふつうにいい子だと思う

    テナルディエが悪すぎてびっくり

    エポニールがかわいそう

    弟がまた(名前がわからない)かわいそう

    貧乏ってつらい‥

    この時代のパリ(にかぎらない?)の囚人に対する差別がすごい

    最終的にはそれを乗り越えて誤解もとけてマリユスの尊敬を得たけど、
    上巻ではシスターの信頼は揺らがなかったけど

    囚人だった、ってことがそこまで受け入れられない社会だったら
    懲役を終えて出てきた人はどうすればいいの?
    っておもった

    ジャンバルジ

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    2012年06月03日
  • レ・ミゼラブル 上

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    おもしろい〜!!!

    かわいそうな話もりだくさんのレミゼ

    実は(もう実はってレベルじゃないけど)初読みです

    劇団四季?とかがやってるイメージ

    パンぬすんだらつかまった
    ってところしか知りませんでした><

    やむにやまれず(お腹をすかせたこどもたちのために)パンを盗んだジャン・バルジャン
    つかまって脱獄4回くらい企てて
    19年も牢屋にいたので
    すっかりすさんで悪い奴になる

    親切な牧師さんにさとされる
    改心する

    市長さんにまでなってみんなに尊敬されるけど
    別人がつかまってしまったのでそのひとの潔白のために名乗りでる
    ジャン・バルジャンの話と

    母親がはたらくのに預けられた家で虐待されてこ

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    2012年05月28日
  • レ・ミゼラブル 下

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    素性をかくして社会的な地位を得たジャン・ヴァルジャンだったが、警部ジャヴェルの疑いの目がつきまとう。慈しんで育てた孤児の少女コゼットは美しく成長して青年マリユスと恋におち、ジャン・ヴァルジャンは複雑な思いで見守る。

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    2011年08月19日