田沢みんのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ猫カフェで働く優しいヒロインと、完璧な御曹司であるヒーロー。
最初は接点のない二人が、猫をきっかけに心の距離を少しずつ縮めていく過程がとても温かかったです。
ヒロインが抱えている過去のトラウマや、人との距離を取ってしまう癖もリアルで、そんな彼女を“そっと見守りながら癒していく”ヒーローの存在が本当に素敵でした。
一見クールで完璧に見えるヒーローですが、ヒロインの前では不器用で甘い一面を見せるギャップが最高。
猫と一緒に過ごす時間の中で自然に生まれる優しさや笑顔が、恋愛の始まりをやわらかく彩っていました。
田沢先生の筆致はとても穏やかで、登場人物たちがゆっくり心を通わせていく流れに安心感があります。
どんなに傷ついても「誰かを想うこと」をやめないヒロインの強さと、そんな彼女を包み込むヒーローの誠実さが、読後にじんわりと心を温めてくれました。
恋愛の甘さだけでなく、“人を癒す力”が物語の中心にあるような作品で、猫の存在がふたりを繋ぐ“架け橋”になっていたのも印象的。
静かな時間の中で生まれる愛の形に、思わず頬が緩むような優しい一冊でした -
匿名
ネタバレ 購入済み後読感良し!
同じ歳の幼馴染みのヒーロー兄(8歳上)と、ヒロイン姉(5歳上)の結婚式から物語が始まる。
生まれた時からマンションのお隣同士で家族ぐるみの交流がある二人。
ヒーローはクォーターだけど、祖母の遺伝が強く、かなり外国人寄りの見た目で幼い頃女の子のようだった為、周りの子供達から容姿を弄られていたのをヒロインが庇うという、ここまではよくあるパターン。
いつも守られてばかりなのを不甲斐なく思っていたヒーローは強くなる為に剣道に打ち込むように。
この頃から、何かとヒロインとの関係が拗れるように。両片想いで互いを思っての行動だけど、タイミングが悪くすれ違いまくり、結婚式から約10年の月日が経って、ヒーロー父の経営する整形外科クリニックで秘書の仕事で雇ってもらうようになったのをキッカケにヒーローと繋がるように。
ヒーローに想いを寄せる当て馬女が出てきて、また関係が拗れそうになるものの、ヒーローがしっかり拒絶したり、ヒロインへの長年の想いを打ち明けて、お互い両想いであったことを確認します。
学生時代から目立つヒーローはモテモテで女の子なんて選び放題だったものの、ヒロイン以外に興味を持てず、誰とも付き合わず、ヒロイン一筋。
もちろんヒロインもヒーローに一途でした。
一途と言いながら、お互い忘れる為に他の人と付き合ってみたとかって話もよく見かけますが、これこそ本当に一途!!
物語が短い為、ヒーローの医者としてや、ヒロインの秘書としての仕事の部分の描写や、ヒロインがセクハラを受けて辞めた前職での詳細などはサクっとしか触れられていませんが、両sideの気持ちが描かれていたので、今日に至るまでの気持ちがよく分かり、感情移入が出来最後まで楽しく読めました!
二人の結婚や出産後までの話もあって満足です。 -
購入済み
めでたし、めでたし!
目次みたなページを見た時に、何となく結末は予想しつつ、ヒナがトモヤを拒絶する理由が気になったので、購入しました。家族も仕事仲間も好い人だし、二人が幸せになって良かった!
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ネタバレ 購入済み
太陽と月の愛情
太陽のような存在の兄の大志と月ような存在のその親友冬馬。そんな二人に愛情を注がれる桜子。
自分の愛が兄ではなくひとりの男の愛である事を告げられなかった大志はさぞ無念だったことだと思うけど、何から何まで抜かりない完璧さで親友といもうとの将来を予見していた。
こんな兄とその親友が近くにいたら、桜子になかなか彼氏ができないのも納得だし、大志の妨害工作が絶妙に響いてある意味グッジョブだった。妨害工作のセリフが最初に出た時にピン!ときたけど。
読み終わってからじんわりする話だった -
購入済み
世界一深刻なバカップルな話
導入部分での展開が読めてしまい、物語の半分くらいで想像していた内容が出揃ってしまい、その後の展開はどうなるのだろう?と興味を持ちつつ読み進められた。
ヒーローの朝哉が雛子の事を溺愛しすぎていて、読んでいて恥ずかしくなるほどだったし、これはコメディなのか?と思うほどシリアスなシーンのはずなのに思わず吹き出してしまうエピソードがそこここに散りばめられている。
ヨーコと竹千代の息のあったコンビも好感が持て、この二人はどうにかならないのかな?とも思った。 -
ネタバレ 無料版購入済み
支えてくれる初恋の旦那様
実父の DV のせいで、両親は離婚し母と暮らしていた桜子。
離婚の相談をした弁護士は妻と死別し中学生の息子と二人暮らしで、再婚して家族になった。
新しい妹を可愛がるお兄ちゃん。男性恐怖症の桜子にとってお兄ちゃんとその友人の冬馬さんだけが、心を許せる居場所だった。
桜子は二十歳の時に両親を交通事故で亡くし、それから4年後お兄ちゃんも病気で亡くなってしまう。
お兄ちゃんの発病後、共同経営者となって仕事をカバーしてくれていたり冬馬さんが桜子と結婚し、支えてくれることに。 -
ネタバレ 購入済み
泣いちゃいました。
レビューを読んで購入しましたが、本当にウルウルです。ヒロインもヒーローもヒロインの義兄も皆んな素敵でした。心を残して亡くなった義兄の優しくて大きな愛情にヒーローもヒロインもつつまれ、2人の愛を育んで行く姿に涙が出てしまいました。義兄の想いにも胸が痛くてまた泣きました。
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ネタバレ 購入済み
感動
身近な大切な人の死を経験した2人が本当の夫婦になっていく姿がとても良かったです。
主人公の兄の気持ちも切なくて何度も涙しました。
作者さんが小説を書いているサイトに兄目線や水口さん目線の番外編がありそちらもとても良いです。兄が可哀想で可哀想で。
その分2人には幸せになって欲しいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ本作は「消防士編」「ドクター編」の二編を収録したアンソロジー。
いずれも“スパダリ職業男子”というテーマ通り、責任感が強く不器用で、想いを胸に抱え込んでしまうヒーローたちが印象的でした。
消防士編は、亡き兄の親友である消防士・北斗と、兄を失ったヒロイン真誉の同居から始まる物語。
「家族代わり」という立場に縛られ、恋心を押し殺してきたヒーローの想いが、ある出来事をきっかけに溢れ出していく展開は王道ながらも胸を打ちます。
危険と隣り合わせの仕事だからこそ、ヒロインを想う気持ちに慎重になる北斗の葛藤には説得力があり、読みながら何度も「頑張れ…!」と応援したくなりました。
ヒロインもただ守られる存在ではなく、ちゃんと自分の気持ちを受け止め、前に進もうとする姿が好印象でした。
ドクター編は、姉の身代わりとして優秀な外科医・悠生と政略結婚するヒロイン波瑠のお話。
仮面夫婦から始まる関係ですが、ヒーローの溺愛は序盤からかなり分かりやすく、安心して読めるタイプのストーリーです。
やや既視感のある設定ではあるものの、ヒロインを大切にしようとする姿勢は一貫しており、安定感のある一編でした。
特に番外編のお姉さん視点の独白は良いスパイスになっていて、思わずクスッとさせられました。
全体として、どちらのヒーローも「本当は好きなのに言えない」「立場や状況を考えて踏み出せない」タイプで、そこがこのアンソロジーの共通した魅力だと感じます。
ヒロインたちも控えめながら芯があり、感情のやり取りが丁寧なので読み応えがありました。
二編ともきちんと満足感があり、アンソロジーとしてのお得感も高め。
この巻から読んでも問題なく楽しめましたが、シリーズの他巻も読んでみたくなる一冊でした。
スパダリ職業男子が好きな方には、安心しておすすめできる作品です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ
優秀な姉と比べられ続け、母からも正当に愛されなかったことで自己評価が低くなってしまった咲弓。
食品会社の仕事で訪れた海外イベント先で、彼女はエリート外交官の聖凪と出会います。実は彼は、咲弓が子どもの頃に密かに想いを寄せていた“初恋の幼なじみ”。しかしその再会は、名前を偽ったままの一夜で終わってしまいます。
一方、相手の正体に気づかないままでも彼女を忘れられなかった聖凪は、日本に戻った後、偶然再会した咲弓に対して諦めることなく猛アプローチ。
外交官という立場とは裏腹に、不器用で必死な姿がとても印象的でした。
ヒロインの母と姉はかなりの毒っぷりで正直しんどい存在ですが、物語としては長引かず、案外あっさり距離が取れる展開だったのが救いでした。
また、ありがちな“面倒な元恋人”ポジションの人物が出てこなかったのも、ストレスなく読めたポイントです。
咲弓はかなり自己肯定感が低く、うじうじしてしまう場面も多いのですが、聖凪が終始一途で積極的なので、バランスとしてはこれくらいでちょうどよかったように思います。
特にヒーローsideが豊富で、冷静沈着なエリート外交官が、咲弓の前では感情ダダ漏れになるギャップが楽しかったです。
終盤では、母と姉の影からようやく抜け出し、咲弓が自分の人生を取り戻していく姿が描かれ、番外編で彼女の夢が叶う展開には胸が温かくなりました。
それを全力で応援する聖凪の姿も含めて、「一途なヒーローってやっぱりいいな」と思わせてくれる一冊でした。
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購入済み
ケンカップルなのかな?
女医のヒロインとライバルとして見ていた医者の彼とのラブストーリー。
ヒロインが外ではサバサバクールでシゴデキだけれど、本当は少女漫画や可愛らしいものが好きで、それを含めてさらけ出せる相手と結ばれて良かった