河野啓のレビュー一覧

  • HHH インド人、ジャパンの競馬をHelpします!

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    競馬の世界にいない河野氏によるノンフィクションルポ。HHHはヒンディー・ホッカイドウ・ホースマンの略称(造語)だが、登場人物はヒンディーに限られず、イスラム教徒もいるし、出身地もインドに限らずベトナム・南アメリカ・ジンバブエなど幅広い。また、取材地も北海道が中心だが、千葉に行った人を追いかけたりもしている。

    北海道ではインド人が多数いることや、マレーシア人のエージェントがいることはなんとなく噂では聞いていたし、地方競馬場では日本人ぽくないルックスの方が馬を引いているのをよく見るようになった。
    そのあたりの事情が非常によく分かる。

    浦河町では2015年に13人のインド人が初めて住民登録をし、

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    2026年02月05日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    日本の登山家 35歳という若さでこの世を去った栗城史多さん この本で彼の存在を知り色々な意味で、色々な方面で影響力のある冒険家と思った。凍傷で指を失いながらもエベレスト登頂に挑む姿勢。独自のこだわりがあったんだろう。登頂に成功していたら…もう その後に続く彼の描いたシナリオ夢や目標を知ることができない

    南西壁挑戦の謎を解く
    夢枕獏さんの「神々の山嶺」読んでみようと思います。

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    2023年08月02日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    登山家・栗城さんの訃報はなんとなく覚えている。
    自分の登山する姿をネット配信するヒト、ぐらいの認識だった。

    一人の人間が持つ魅力、エネルギー、挑戦、挫折、そして人間としての弱さを丹念に描いた文章にドラマ以上のドラマを感じた。

    最後、それまで著者がその存在に胡散臭さを感じていた占い師との対話によって一気に解き明かされる本当の姿。
    著者が栗城さんに対して抱く浅からぬ愛憎があってこそ、たどり着けた真実であるように感じた。

    白くて大きく立ちはだかるエベレストに、ちっちゃなちっちゃな人間が挑む。
    でもその人間自身もその人生の毀誉褒貶や、複雑な人間関係をはらむ、いわば小宇宙なのだ。

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    2023年07月27日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    栗城さんは、純粋な登山家というのではなく、山に登るインフルエンサーとでも定義すべき人なんだろうと感じた。
    以前ならば自分で自分の業績を宣伝するには(あえて宣伝と書きます)せいぜい自費出版位で、しかも自費出版本などほとんど影響はないのですが、技術の進歩によりやり方によっては本当は内容が伴わなくても、影響を及ぼすことが可能になった。
    しかしいいことばかりでないのは自明の理で、ある意味栗城さんの死はそれによって引き起こされた可能性だってある(それとなく文内でも暗示されているが)
    報道に携わる人そして情報を受け取る我々も、この点はくれぐれも考えてゆく必要があると強く思った。

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    2023年05月04日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    ネタバレ

    2023/3/15 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。
    2023/6/1〜6/8

     劇場型登山家?栗城史多氏の取材をしていた河野氏による、栗城氏のノンフィクション。第18回開高健ノンフィクション賞受賞作。
    活動当時から栗城氏の名前は知っており、毀誉褒貶の激しい人だなぁ、と思っていたが、こんな人だった(少なくとも河野氏の眼を通しては)んだな、ということがよくわかる。他分野でもこういうタイプの人は居ると思うが、私個人としてはあまり関わりたくない感じの人だと思った(栗城氏もそうであったように、近しい人にはものすごくファンも多いのかもしれないが)。なかなか、考えさせられる内容であった。

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    2023年06月08日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    栗城さんの活動の初期に取材で関わった著者が、没後、彼の周囲の方々を取材し、謙虚に丁寧に書き上げられた良書と思います。
    私自身は、彼の夢の共有には一度も参加することなく、ネットの記事を追いかけていた程度の者です。興味はあったので、購入して、自分にとってはとても早く、3日ほどで読み終わりました。
    孫正義さんの、「未来をつくるため、いかがわしくあれ」という、インタビュー記事を思い出した。
    当時なかった登山のライブ中継や、動画配信、夢の共有といったキャッチーな行動が多くの人に受けいれられ、彼はいかに見せ、自分がどうあるべきか、登山そのものより、追求された。見え方を追求しすぎて、いかがわしさももっていた

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    2023年02月19日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    今年から雪山に登るようになったせいか書店でふと目に止まり読んでみました。彼の事は知らなかったのですが、帯にある通りまさに毀誉褒貶、賛否両論といった具合で山の本というよりは現代社会の宿痾のようなものを感じました。自分自身を商品として企業に売り込み支援してもらい、マスメディアに取り上げられ箔がつく。その繰り返しの中で制御不能になり止まれなくなった末の悲劇だったのか。彼を死に追いやったのは自分かもしれないという著者の反省に何とも言えないもどかしさを感じました。

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    2023年02月08日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    河野啓『デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場』集英社文庫。

    第18回開高健ノンフィクション賞受賞作。

    亡くなった人物を批難したくはないが、1ミリも共感出来ない人物を赤裸々に描いたノンフィクションであった。栗城史多の『一歩を越える勇気』が恐ろしいまでに内容が浅く、酷い自己啓発本だったので、これは最初から解り切っていたことなのだが。

    タイトルの『エベレスト劇場』はまさにという感じだ。ドラマチックなストーリー重視の最初から登る気の無い態度は現地のシェルパにも指摘されている。

    巷で『下山家』と呼ばれた自称登山家の栗城史多の虚言と無謀な行動の数々が描かれている。始めのうちは『七大陸最高峰単独無

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    2023年02月23日
  • HHH インド人、ジャパンの競馬をHelpします!

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    ポップな表紙や語り口とは裏腹に、余りにもハードでドライで物悲しい競馬牧場の外国人達のドキュメンタリーだ。
    浦河町に限らず日本は既に多民族国家で、且つ選ばれない国になりつつある。だからこそ気取ったり現実逃避したりせず、共に生き抜く為の知恵と勇気が必要だと思った

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    2026年02月07日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    ネタバレ

    何度も何度も本を読む手が止まった。
    心が痛すぎて。

    栗城史多氏のことは、北海道出身の若き登山家で、七大陸の最高峰を単独無酸素での登頂を目指していることを、たまたまつけていたラジオで聞いて知っていた。
    明るく元気な青年という感じで、少なくとも無口な山男ではなかった。
    無酸素にこだわるのは、「酸素ボンベって重いんですよ~」ということだったので、そうなのか、とその時は何も思わず納得した。
    その時のラジオは、確かに彼を応援していたはずだ。

    数年後、雑誌かネットニュースか何かで見たのは、彼が詐欺師であるという記事だ。
    だから逮捕された、という話ではなく、そういう声が多数あがっているという情報。
    けれ

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    2026年01月18日
  • HHH インド人、ジャパンの競馬をHelpします!

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    精神科医の香山リカさんは現在、北海道むかわ町の診療所でかかりつけ医として働いておられる。

    週に1回、毎日新聞にコラムを書かれていて、読むのを楽しみにしている。

    ある日「HHH」という本のことに触れられていた。

    北海道のインド人たちが日本の競馬会を支えている?

    本は一期一会、私はネット書店に注文した。

    さて、先ほど読み終わったのだが、泣けてきてしまった。

    涙腺のパッキンが緩みきった還暦オヤジであることを差し引いても泣ける本だ。

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    2025年11月07日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    登山の臨場感がある小説と思いきや、登山家栗木史多の真実に迫る小説だった。凍傷で指を失くしながらもエベレスト単独登山に挑む栗木氏。度重なる挑戦とついには滑落死。栗木氏にとってエベレストとは。なかなか面白い本でした。

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    2025年09月11日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    著者の河野啓(1963年~)氏は、北大法学部卒、北海道放送のディレクターとして、ドキュメンタリー、ドラマ、情報番組などを制作。『北緯43度の雪』で小学館ノンフィクション大賞(2011年)、本書で開高健ノンフィクション賞(2020年)を受賞。
    栗城史多(1982~2018年)氏は、北海道生まれ。2002~09年に、6大陸(北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、南極)の最高峰、世界6位の高峰チョ・オユー、7位の高峰ダウラギリに登頂し、その後、2009~17年にエベレストに7度挑む(様々なルートで)も敗退、2018年に8度目の挑戦に失敗した下山中に滑落死した。35歳没。「単独無酸素」を謳うと

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    2024年05月14日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    よく登山を人生と例えられるが…
    栗木さんは無酸素のような生きづらく息苦しい世界を、単独一人で登ってた生きてたような気がした

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    2024年03月28日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    栗城さんの事は全く知りませんでした。
    確かにこの登山のスタイルは賛否両論あるでしょうね。
    共有という言葉が一つのキーワードになっていますが、最終的には共有が栗城さんにとって呪いみたいな効果になってしまったのではないかと思いました。真っ直ぐで頑固で純粋がゆえに。もうこの世にいないという事が残念でなりません。
    YouTubeで野口健さんが栗城さんの事を話して下さっている動画があるのですが、この本を読んだ方にはぜひ見てもらいたいです。

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    2024年03月18日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    カッコ悪いところを見せられることが、一番かっこいいのに。

    話題性とユニークなキャラクターで一躍有名になり、「No Limit」「否定という壁への挑戦」という言葉を掲げてエベレスト登頂を目指すも、2018年に山中で滑落、不慮の死を遂げた栗城史多さん。彼の活動初期を共にしていたTVディレクターによるノンフィクションです。

    栗城さんのことは存命中から知っていましたが、いいイメージではありませんでした。巧みな営業力で有名企業から援助として莫大な金を調達し、おかげで何度もエベレストに挑戦できているけど、実力もトレーニングも不足しているから毎度失敗し、時には登山データの改ざんも図るといった体たらくのた

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    2023年08月11日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    栗城さんのことは亡くなった時のニュースでしか知りませんでしたが、なぜここまで世間から賛否両論の注目を浴びたのかよくわかりました。
    人を惹きつける才覚と嫌われる才覚は紙一重だなあと。

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    2023年07月12日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    ネタバレ

    栗城史多、一時夢中でネットを追いかけていたけれど、途中から胡散臭さを感じて離れた。
    本当はどうだったんだという疑問にやっぱりなと納得できたと同時に、彼の取り巻きはそれを知っていて、ウソを真実かの如く発信していたと想うとさらに腹立たしい。
    そう非難されるたくないから取り巻きはすべからく取材拒否。まったくだ。

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    2023年05月28日
  • デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

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    ネットニュースで見かけたりSNSで話題になるのを過去に見かけて、気になって調べたこともあったが、久しぶりに「栗城史多」の文字を見て本書を購入。

    栗城史多の登山家としての評価、ビジネスマンとしての才覚、実際のエベレスト登山の考察、それらだけで構成されていると思っていたが、テレビマンとしての著者の葛藤や、人間臭さが随所に織り込まれていて、ワンランク上のノンフィクション大作となっている。

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    2023年02月27日
  • HHH インド人、ジャパンの競馬をHelpします!

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    タイトルは予想通りRRRのパクリ?
    外国人が支える日本の厩舎の現状を伝えるドキュメンタリー。
    こうした事実は多くの人たちが知るべきではないのかな?

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    2026年02月07日