デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場

759円 (税込)

3pt

両手の指9本を失いながら“七大陸最高峰単独無酸素”登頂を目指した登山家・栗城史多氏。エベレスト登頂をインターネットで生中継することを掲げ、SNS時代の寵児と称賛を受けた。しかし、8度目の挑戦となった2018年5月21日、滑落死。35歳だった。彼はなぜ凍傷で指を失ったあともエベレストに挑み続けたのか? 最後の挑戦に、登れるはずのない最難関のルートを選んだ理由は何だったのか? 滑落死は本当に事故だったのか? そして、彼は何者だったのか? 謎多き人気クライマーの心の内を、綿密な取材で解き明かした第18回開高健ノンフィクション賞受賞作!

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デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月02日

    日本の登山家 35歳という若さでこの世を去った栗城史多さん この本で彼の存在を知り色々な意味で、色々な方面で影響力のある冒険家と思った。凍傷で指を失いながらもエベレスト登頂に挑む姿勢。独自のこだわりがあったんだろう。登頂に成功していたら…もう その後に続く彼の描いたシナリオ夢や目標を知ることができな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月27日

    登山家・栗城さんの訃報はなんとなく覚えている。
    自分の登山する姿をネット配信するヒト、ぐらいの認識だった。

    一人の人間が持つ魅力、エネルギー、挑戦、挫折、そして人間としての弱さを丹念に描いた文章にドラマ以上のドラマを感じた。

    最後、それまで著者がその存在に胡散臭さを感じていた占い師との対話によっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月04日

    栗城さんは、純粋な登山家というのではなく、山に登るインフルエンサーとでも定義すべき人なんだろうと感じた。
    以前ならば自分で自分の業績を宣伝するには(あえて宣伝と書きます)せいぜい自費出版位で、しかも自費出版本などほとんど影響はないのですが、技術の進歩によりやり方によっては本当は内容が伴わなくても、影...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月19日

    栗城さんの活動の初期に取材で関わった著者が、没後、彼の周囲の方々を取材し、謙虚に丁寧に書き上げられた良書と思います。
    私自身は、彼の夢の共有には一度も参加することなく、ネットの記事を追いかけていた程度の者です。興味はあったので、購入して、自分にとってはとても早く、3日ほどで読み終わりました。
    孫正義...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月08日

    今年から雪山に登るようになったせいか書店でふと目に止まり読んでみました。彼の事は知らなかったのですが、帯にある通りまさに毀誉褒貶、賛否両論といった具合で山の本というよりは現代社会の宿痾のようなものを感じました。自分自身を商品として企業に売り込み支援してもらい、マスメディアに取り上げられ箔がつく。その...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月28日

    よく登山を人生と例えられるが…
    栗木さんは無酸素のような生きづらく息苦しい世界を、単独一人で登ってた生きてたような気がした

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    Posted by ブクログ 2024年03月18日

    栗城さんの事は全く知りませんでした。
    確かにこの登山のスタイルは賛否両論あるでしょうね。
    共有という言葉が一つのキーワードになっていますが、最終的には共有が栗城さんにとって呪いみたいな効果になってしまったのではないかと思いました。真っ直ぐで頑固で純粋がゆえに。もうこの世にいないという事が残念でなりま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月11日

    カッコ悪いところを見せられることが、一番かっこいいのに。

    話題性とユニークなキャラクターで一躍有名になり、「No Limit」「否定という壁への挑戦」という言葉を掲げてエベレスト登頂を目指すも、2018年に山中で滑落、不慮の死を遂げた栗城史多さん。彼の活動初期を共にしていたTVディレクターによるノ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月12日

    栗城さんのことは亡くなった時のニュースでしか知りませんでしたが、なぜここまで世間から賛否両論の注目を浴びたのかよくわかりました。
    人を惹きつける才覚と嫌われる才覚は紙一重だなあと。

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    Posted by ブクログ 2023年02月27日

    ネットニュースで見かけたりSNSで話題になるのを過去に見かけて、気になって調べたこともあったが、久しぶりに「栗城史多」の文字を見て本書を購入。

    栗城史多の登山家としての評価、ビジネスマンとしての才覚、実際のエベレスト登山の考察、それらだけで構成されていると思っていたが、テレビマンとしての著者の葛藤...続きを読む

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