福徳秀介のレビュー一覧

  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    心に残った言葉を書き留めます。

    人と変わってる方が、簡単に生きられる。だってみんなと合わせて生きていたらちっちゃな違いが目に付いてしまうから。
    恥ずかしい時は自分を他人だと思えばいい。
    ありがとうとどういたしましてはセットの言葉。
    嫌いな人が困ってたら助けてあげること。それから、私に助けられて、ざまあみろと思えばいい。
    朝を楽しめる女は1日を楽しめる。
    人を嫌いになる時は理由があるけど好きになる時は理由なんてない。助走ないと好きなんて伝えれない。
    他人に自分を思い出してもらう時、笑顔で思い出してもらえるように。
    笑って頬が痛くなるのはうそ笑いの証拠。本気で笑ってたらどこも痛くならない。
    くだ

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    2025年11月18日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    ネタバレ

    さっちゃんのあの告白のときの場面、一番泣けた
    もはや号泣のレベル

    察してはあかんけど
    言わずに思い続けてることってたくさんあるよね

    察してとまでいかなくても気付いてくれたらいいなぁとかって

    でもそのうちまぁいいかってあきらめる

    自分の中で完結させる方法をさがす

    結局そんなもん見つからんくて心の奥深くに封印して何もなかったみたいに笑ってるんよ

    それが痛いほどわかる

    だから本当に心を殴られたほど痛い想いをして泣いたのはさっちゃんやと思う

    伝えきれない想いを伝えたところで恋を終わらせるって…
    それは一回小さく死ぬのとおんなじやから

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    2025年09月24日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    ジャルジャルアイランド(YouTubeチャンネル)に河合優実が出演していてなぜだろうと思い福徳の小説が映画化されることを知る。以前から福徳の世界観に興味を持っていたので購入、一気に読み切った。
    大学のキャンパスで陽キャの輪に入れず、むしろそんなやつらを蔑むことで自らの存在意義を確保しようとする主人公・小西徹と彼を取り巻く少数の面々たちが織り成す日常と彼らの微妙な心の揺れに、痛いほど共感してしまった。

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    2025年08月13日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    ネタバレ

    小説を読んでから映画を観ました。
    河合優実さんは小説のなかの女性そのものでした。
    気になったことが一点ありました。
    銭湯掃除のアルバイトで夜中の2時まで働いたとしたら、さっちゃんはどうやって家まで帰ったのだろう、という疑問が残りました。
    関大前駅から南千里駅まで2駅だけど、終電後なので電車はないはずです。
    自転車でもなく、歩くとかなり時間がかかるはずです。

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    2025年08月31日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    映画を先に見ました。ちょっとピンとこなくて原作で補完しようと思いまして。
    原作を読んで良かった。

    映画よりも情報量が圧倒的に多いので、物語に厚みがあるように感じます。
    読み手の年齢によって、受け取るものは全然違いそうだなぁ。でも、それぞれ受け取れるものがあると思いますので、年齢に関係なく読むといいね。

    大学生達の恋愛。
    チャートで表すと面白いような恋愛。
    矢印の向きや太さで表すとせつないね。
    さっちゃんの矢印は永遠にあのままかと思うと
    本当にせつない。
    その矢印の外にいるさっちゃんのお父さんは、
    なかなかのの存在感。手紙にはやられた。
    同様に、
    主人公はもちろん小西君ですが、影の主役は小西

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    2025年08月02日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    映画もみた。

    小説の方が良かった。
    映像化は
    やっぱりどこを削ってどこを残すか?
    が肝やった(生意気)

    芸人ならでは?というか心情描写がリアルすぎる。
    3つくらい出てくる超絶長ゼリフのパート。そこは映画でも良かったけど、心の中の思いをぶちまけてる感じが、青くてアツくて感動した。

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    2025年05月25日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    映画がすごく良くて、監督が原作をどのように調理したのか確認したいという特殊な動機で読んでみた。映画は原作にかなり忠実に作られていて、劇中主演3人の印象的な長台詞があるのだが、これは多少省略はあるがほぼ原作の一字一句そのままだった。やはりコント芸人である著者ならではの台詞の言葉の選び方、順番、テンポなど、魅力を最大限に伝えるならこの原作どおりで映画の台本もいくという判断の正しさを感じる(逆に通常の小説で書かれている台詞は、一見ナチュラルに思えても実際に口に出してしゃべると不自然なもので、そのまま台本には使用できないものなのかも知れない)。映画にくらべると原作は、より主人公の小西徹の物語と言う感じ

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    2025年05月24日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    ネタバレ

    小西の個性的な感情。
    山根との日常。
    バイトのさっちゃん。
    1人ざる蕎麦女。
    どの登場人物との会話にも
    印象に残り刺さる言葉が多かった。

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    2025年04月19日
  • 耳たぷ

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    笑いあり涙ありの短編集でした!
    短編なのに壮大な物語を読んだかのような錯覚に陥る、とてもコスパの良い本です。福徳さんさすが!あとがきも楽しい。

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    2025年04月16日
  • 耳たぷ

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    わかる。あるある。
    自身の経験ではこれと言ってピンとくるものはないけど、感情のどこかに必ず感じたことのある感情。
    それをとても上手に掬い上げて物語にしていた。
    脱帽。

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    2024年12月29日
  • 耳たぷ

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    ドンピシャ過ぎて、読み終えるのが惜しかった。
    好きな話は、「大好きと好き」「恋の非行行為」「おもしろい女友達」
    私も、大人数の食事会が苦手な人についての話し合いがしたい。

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    2024年11月10日
  • しっぽの殻破り

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    面白い。ゲラゲラと声が伴う面白いではなくて、心がホッとして、ニコッと笑顔になるタイプの面白い。

    様々な視点で書かれた物語。 青春時代に戻った様な感覚にトリップ出来ます。

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    2023年12月12日
  • しっぽの殻破り

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    ものすごく楽しみにしていて、今日届いて即読んだ。前作の「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」とはまた違って短編が続いて読んでいてほっこりした。本の紙カバーの裏に書いてある話もとても良かった。あとがきもすごく好き。 また読みたいし久しぶりに前作も読み返したくなった。

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    2023年11月01日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    映画館に映画を見に行くのが億劫だった時期に公開してしまい、泣く泣く(?)原作を読んだ。
    いや、文章うますぎーーーーーーこれ、映画より先に本で読んでよかったランキング上位!
    若者はこうやって成長していくんだよって感じですかね(はあ)
    感情が乏しい自分のまま人と交流できた学生時代、尊かったなと思う
    初恋クレイジー、聞いたよ

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    2025年11月10日
  • 耳たぷ

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    ネタバレ

    カバー裏の物語も面白かった!!

    誤字発見

    p130 「葉川」さんの話なのに急に「葉山」さんになってる

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    2025年07月07日
  • 耳たぷ

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    個人的に今まで読んだ恋愛短編集の中で一番好きだった。沢山の魅力的なキャラクター、福徳さんの言葉選びのセンス、独特な空気を味わえた。懐かしさ(エモさ)みたいなのもあった。自分の恋愛を振り返りつつ、こういう恋愛してみたい〜甘酸っぱい〜ってなった。

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    2025年06月19日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    4.0 よくできた恋愛小説。関西出身、自意識過剰の自分にとっては共感部分は結構あった。誰かの横にいたいと思うことは、人生の勝利であり、奇跡だと思う。結果がついてこないことも含めて。映画も良かった。見た後で読んだので、俳優の顔しか浮かばなかった。

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    2025年06月16日
  • 今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は

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    ジャルジャルのカクカクした顔の方の小説。
    いや、正直 福徳さんがこんなに文才ある人だって1ミリも知らなかった。
    予想以上に面白かったです。
    独特な言葉の言い回しとセンスのよさ。
    回りくどいけど全然嫌味がない、むしろ心地良かったな。最初から最後まで文章もすべて変わり者って感じだった(いい意味で)
    人と群れるのが苦手で、華やかなキャンパスライフからかけ離れた地味な大学生の小西くんが恋に落ちたのは、学食でひとり蕎麦を食べるお団子頭の「一人蕎麦女」桜田さん。
    青くて甘酸っぱくて可愛くて優しい、めちゃくちゃハートフルな青春物語。
    小西くんのおばあちゃんや桜田さんのお父さんの家訓のような名言がどれも素敵だ

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    2025年06月14日
  • 耳たぷ

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    『「しっくりくるといつまでも覚えていて、しっくりこないとすぐ忘れちゃうのかな」「そうかもな」僕は、黄信号と満月のあの言葉にしっくりきていた。言葉はきっと、発した人によって威力や意味合いが変わる。』p5
    ーこの一文を読み、頭に次々と私のために私だけのためにかけられた言葉たちがだいすきな人たちの声で再生された。その言葉ーその手が前からだと握手で、横からだと繋ぐ、みたいな。なにを言われたか、だれに言われたか。
    忘れられないあの人は、私にとってしっくりきていたのかな。

    『「お前と出会った日、楽しすぎたんだ。幸せすぎたんだ。この人と一緒にいられたら、毎十秒が永遠に楽しいって思ったんだ。でも、この十年、

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    2025年05月27日
  • しっぽの殻破り

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    開始20ページ、すでに良いのだが?
    今日の空に続いて、これまた読んでよかった予感。彼ほんとすごいわ、すきだわ、お笑いもできるし。

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    2025年05月13日