まず、私は前作や普段のXでのポストでの福徳さんの表現や言葉が自分自身が大切にしていることと同じなことが多く共感ができて好きです。なので、この本は細かい心情描写やストーリーの展開を求めて読むよりも、各話の人の優しさやめんどくささが「あぁ共感できるな。わかるな。」と思いながら読み進めました。
世の中にはいろんな形の「好き」があって、その好きを伝えるのか伝えないのか、伝えるとしてどう伝えるのか、どう受け取るのか、さまざま登場人物の気持ちを覗き見しつつ共感しながら読ませていただきました。
「恋人ごっこ」は、私は恋人ができた時のさまざまな妄想に憧れていた。けれど、実際に恋人ができてみると、妄想に比べてなにか物足りず長続きはしない。現実にできる彼は妄想を叶えるための道具にしかならず、恋人ごっこでなく、あの人と〇〇したいって気持ちの大切さに気がつく。
これって、あるあるじゃないですか?周りにも恋人ほしーって人いたりするけど、それって特定の誰かではないですよね?私も彼氏ほしーって言っちゃうことあるけど、そうじゃないんですよね。好きな人、特定の誰かとあれやりたいなこれやりたいなが大切なんですよね、本当は。なんかハッとさせられました。
‘好きな顔と、愛しい顔は違うんだ’ 「厄介な彼氏」
、、、すごいわかるっっ!人は顔じゃないって言葉あるけどこれはこういうことでもあるなと。そりゃあ好きな俳優さんなり推しのアイドルなり好きな顔ってあるけど、愛しい顔かって言われたら違う。その人と関わって過ごしていくうちにふと愛しさって感じると思うのですよ私は、、。大共感。
‘キミの優しさが、僕の優しさを生んだ’「嫉妬と同情」
優しさって、連鎖だなあと。優しい人を好きになると自分もいくらか優しい人になったと思うことありません?