久保(川合)南海子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
プロジェクションサイエンスについては、こないだオーディブルで聴き終わった「心と現実」でなんとなく理解し、面白いな、と思ったので「推し」に特化したこの本を手に取りました。なんと作者さんが、「心と現実」を引き継いで刊行させた方の配偶者さんということが最後に明かされて、それがいちばんの衝撃でした。この事実を先にプロジェクションしてからこの本を読んでいたらどんな感じだったかなー、と思います。自分はこういう学際的な分野に興味があるので、これからの類書の発刊を注視します。あと、プロジェクションって、某レンガ本の新書ミステリィ作者の第1作のメイントリックに使われているよね?とも思いました。場合によっては人に
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Posted by ブクログ
「推し」についての心理学からのアプローチ。
主に「プロジェクション」についての論考。「投影」とは違うようだ。どちらかというと「共同幻想」に近いものかもしれない。
宗教もある種の「推し活」なのだなあ。
キーワードは「一体感」。
<アンダーライン>
★★★
「推し」に救われたという経験は、自分をとりまく世界のとらえ方が変わったということなのでしょう。
★★★★
「推し」を応援すると、行動でも感情でも「推し」との一体感が生じる
★★★★★
プロジェクションとは、作り出した意味、表象を世界に投射し、物理世界と心理世界に重ね合わせる心の動き
★★★
二次創作は創造的誤読
★★★
プログラムどお -
Posted by ブクログ
二次創作の話は心当たりがあることばかり書かれていて恥ずかしかった。
ぬいぐるみへの投射は理解できなかったけどこの本にも書かれていた通り他人のプロジェクションを馬鹿にしてはいけないなと思った。でも本人ではなくぬいぐるみに旅させる「ウナギトラベル」は面白い発想だなと思った。病気で旅行に行けない人でも擬似体験できるから良いサービスだと思う。
ネアンデルタール人が全滅して私たちの祖先であるサピエンスが生き残った理由の話が一番面白かった。「推し」とは程遠いことを語っているようで、人々が推しに熱中できる理由がしっくりきた。今そこにないものを想像し、そのために行動できるって人間ならではの知性なんだなと