カンザキイオリのレビュー一覧

  • あの夏が飽和する。

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    夏の温度感を感じる爽やかな側面があり読みやすい作品。
    反面、生々しい心情描写が夏のジメジメした不快な暑さも連想させる。
    面白かったけどあまり読み返したくないと感じさせるほどに、主人公に感情移入してしまった。

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    2025年10月21日
  • 親愛なるあなたへ

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    文章や書き方がとてもうまくて全然予想がつかないラストでした。読み始めは普通の小説かと思いましたが話が進むにつれどんどん惹き込まれいきました。

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    2025年10月16日
  • あの夏が飽和する。

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    10代のころの心がパンパンに膨れ上がっていく過程を、それぞれのキャラを通じて極端ながらも現実的に描いている作品。
    後半からは、感情移入してしまい、どうか彼、彼女らにとってのハッピーエンドで終わらせてくれないかと祈る気持ちでいっぱいになった。

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    2025年10月08日
  • あの夏が飽和する。

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    曲を聴いたことある人は読んでほしいし、
    曲を聴いたことない人は読んで聴いてほしい
    生々しいけど後半になるにつれてはまる怒涛のピースに鳥肌が立ちます。


    「あの夏が飽和する/カンザキイオリ」
    「人生はコメディ/カンザキイオリ」
    「死ぬとき死ねばいい/カンザキイオリ」
    「正体/カンザキイオリ」

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    2025年10月02日
  • あの夏が飽和する。

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    はじめはカンザキイオリさんの曲をよく聞いててそれきっかけで本を出していることも知ってこの本を衝動買いしました!

    最初は曲のストーリーを詳しく書いてる感じかな~って思ってたら曲のあとのことを書かれててびっくりしたけど、読み進めていくたびにどんどん引き込まれていってめちゃくちゃ良いです✨

    ちょいセンシティブなところあるけどそこも物語を素敵にしてくれてて読んでる最中はこれが物語だって言うことを忘れるくらい良かったです!

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    2025年08月04日
  • あの夏が飽和する。

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    『あの夏が飽和する』を読んで

    私はいつも、本はゆっくり読むものだという美学を大切にしてきた。ページをめくる時間の中に、余白を見つけたいと思っていた。だけど『あの夏が飽和する』は、その美学を軽々と越えてきた。気づけば3日で読み終わっていた。これは、私の中で初めての経験だった。

    この物語の魅力は、千尋や瑠花という2人の関係だけにとどまらない。登場するすべての人物が、それぞれに「抱えているもの」を持って生きている。
    物語が進むにつれ、それぞれの心の傷や関係性が浮かび上がってきて、最後にすべての線がつながった瞬間、私は鳥肌がたった。

    ここで、私自身の話をさせてほしい。

    最近、友人が首を吊って自

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    2025年04月15日
  • あの夏が飽和する。

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    曲が大好きだから買った、曲の細部を書いたものでは無く、主人公のその後の話を書いたものだったけど面白かった。一気に読んじゃった。展開にはいろいろ驚かされたし、それぞれの登場人物の繋がりにもびっくりしたけどそれがまた面白い。

    一人で抱え込んだらいけないなって、どんな悩みでも受け止めてくれる人はいるはずだから、なるべく人に頼ってみようかなって思った。

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    2025年03月06日
  • 親愛なるあなたへ

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    高校生の時に読みたかったな、、となった。
    楽曲「爆弾」が好きだったのと、元々気になっていたので読んだ。
    曲と、曲のMVで小説の解像度がより鮮明になってとても良いです。
    楽曲「偶像」と「爆弾」のMVもご覧になることをおすすめします。
    それら含めて好きな作品です。

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    2025年02月26日
  • あの夏が飽和する。

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    元々歌が好きで、聴いてから読み始めたから最初はてっきり千尋と流花の逃避行の話かなと思ってたら、その話から何年も経った後の物語だった。
    主な登場人物は、目の前で自殺した恋人 流花を13年経った今も引きずり続けている千尋。父子家庭で父親に甘えられない孤独をマッチングアプリで出会った男性で紛らわせている女子高生 瑠花。家庭内暴力を受けているが、笑顔を繕い1人で闇を抱える男子高校生 武命。
    全員が孤独を抱えていて、それによって出来た心の穴をそれぞれ埋めようとする。創ることで埋めるか壊すことで埋めるか。
    何故そのようなものが選択肢として入ってしまったのか。何故信じることを選択肢に入れることができなかった

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    2025年02月16日
  • 親愛なるあなたへ

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    読み進める内にどんどん引き込まれていく素敵なお話でした。
    小倉雪、柿沼春樹という二名の人物の視点が交互に描かれていくのですが、序盤はサスペンス要素が薄いので起承転結がハッキリしてる作品を好む方は少々物足りなく感じるかもしれません。
    しかしとある瞬間からガラッと流れが変わるとそこから読み進める手を止められなくなり、ラストはずっと泣きながらページを捲っていました。
    花火が終わったあとの、火薬の匂いがするような物語です。

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    2024年08月28日
  • あの夏が飽和する。

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    私の本当に大好きなボカロである「あの夏が飽和する。」が題材の本。カンザキ・イオリさん流石すぎます、、
    内容は激重です。衝撃の連続で読んでいて辛くなる場面もありました。感情移入して何度も泣きました( ; ; )青春の一言では片付けられない気もしますが、それでもこれは圧倒的な青春小説だなと感じました。誰もが通ってきたであろうあの頃のどうしようもない苦しさと1人では抱えきれないさまざまな感情が生々しく描かれていました。中高生の頃に出会いたかった。これはきっと誰かの命を救う物語です。
    「あの夏が飽和する。」が好きな方は絶対読むべき!解像度上がります!

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    2024年08月16日
  • あの夏が飽和する。

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    私はこの曲が好きだから買った。

    内容は怖かった。でもリアルだと思った。
    家庭環境の大切さ、自分の弱さ
    全てが自分にあてはまって自分を重ねた

    読んでよかった

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    2024年07月17日
  • あの夏が飽和する。(3)

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    ネタバレ

    重いよ、暗いよ、怖いよ。
    いや、別に怖くはないな…。

    ということで、物語は進んでいくわけですが、まあ重いね!
    千尋と瑠花、武命のそれぞれが何というか、生きづらい現場を抱えていて、明るくない。闇って感じですね。

    うーん。
    しかし、この後、この物語はどういう方向に向かうのかしら?ハッピーエンドの気配が今んとこ見える気がしないんよね。
    続きも楽しみ。

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    2024年04月27日
  • あの夏が飽和する。(2)

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    ネタバレ

    うーん。こういう展開になっていくのか。
    なかなか救いのない結果にしかならなさそうだけど、これどうなるんだろ?

    人間関係も狭すぎる(笑)
    水原家と石田家の接点が多すぎる。

    千尋と瑠花は今のとこ事件には未関係だけど、このまま無関係でもいられないだろうし、続きが気になる。
    流花が死んだ原因も気になるけど、その辺もちゃんと書かれるのかしら?

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    2023年11月19日
  • それを世界と言うんだね

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    神ですよ。
    主に楽曲について紹介します((
    「命に嫌われている」で有名なカンザキイオリ様作です!
    ボーカロイドと言っていいのかわからないんですけど、ボーカロイドはかふちゃんです。
    なんか、とても考察のし甲斐があるような曲です。
    読者様からアンケート(?)を取って作ったらしいです。すばらしい!
    あの、本は読まなくても楽曲だけは聞いてください(ここは本をレビューする場所ですよね・・・?)。
    キミノベルのホームページから見てくださi((

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    2023年08月26日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    嘘は嘘でも、幸せにするためにつく嘘もある。
    童話好きの人たちに送る一冊の本。アルデンセン童話が元ネタになっているこの本は、童話という悲しい場面のある話をフル活用して、読者を感動へ導いています。
    花譜さんの「それを世界と言うんだね」(歌の方)も、聴きながら読んでみてください!

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    2023年08月24日
  • それを世界と言うんだね

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    この本が読める年齢の子なら親しみが湧くであろうキャラクターと謎解き物語ですが、結末が見えてくると大人目線で泣けました。子どもには面白かった、だけで終わる物語だと思いますが…。設定の理解や言葉遣いなど、本を読み慣れていないと難しく感じるかもしれません。

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    2023年07月02日
  • それを世界と言うんだね

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    5.6年から。楽曲もあるし、ラノベぽさがでるかと思いきや、しっかり小説として、想像を超えてきたり、伏線回収したりと、読後のすっきり感があって面白い。子どもたちの好みの中、物語の面白さを感じられたり、名作の本や作家への興味につながるところも良い。

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    2023年05月31日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    普段、ほとんどミステリーばかりなので、こう言う話しは久々に読んだが、とても楽しく読め感動もした。

    初読みの作家さん、もっと他にも読んでみたいと思った。

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    2023年05月02日
  • それを世界と言うんだね

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    ポプラキミノベルということで、表紙はお姫様と王子様みたいで可愛らしい!

    大好きな綾崎隼先生の作品
    綾崎先生の新たな一面を見れるような作品であった
    こんな作品も描けるのかと、素直に驚いてしまう
    ファンタジー感の強い今作はドンピシャに好み
    子供の時に読んだら、今以上にワクワクしただろうなって断言出来る

    何も覚えていない少女が目覚めた場所は、物語管理局と呼ばれる物語で不幸になった者達がたどり着く場所
    そこでは少女の先輩である王子
    童話の住人たちであるはだかの王様やマッチ売りの少女、人魚姫、おやゆび姫、みにくいアヒルの子など様々な住人たち
    不幸になった者を助ける物語管理官
    なんて魅力的な設定なのだ

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    2023年03月26日