カンザキイオリのレビュー一覧

  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    嘘は嘘でも、幸せにするためにつく嘘もある。
    童話好きの人たちに送る一冊の本。アルデンセン童話が元ネタになっているこの本は、童話という悲しい場面のある話をフル活用して、読者を感動へ導いています。
    花譜さんの「それを世界と言うんだね」(歌の方)も、聴きながら読んでみてください!

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    2023年08月24日
  • それを世界と言うんだね

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    この本が読める年齢の子なら親しみが湧くであろうキャラクターと謎解き物語ですが、結末が見えてくると大人目線で泣けました。子どもには面白かった、だけで終わる物語だと思いますが…。設定の理解や言葉遣いなど、本を読み慣れていないと難しく感じるかもしれません。

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    2023年07月02日
  • それを世界と言うんだね

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    5.6年から。楽曲もあるし、ラノベぽさがでるかと思いきや、しっかり小説として、想像を超えてきたり、伏線回収したりと、読後のすっきり感があって面白い。子どもたちの好みの中、物語の面白さを感じられたり、名作の本や作家への興味につながるところも良い。

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    2023年05月31日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    普段、ほとんどミステリーばかりなので、こう言う話しは久々に読んだが、とても楽しく読め感動もした。

    初読みの作家さん、もっと他にも読んでみたいと思った。

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    2023年05月02日
  • それを世界と言うんだね

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    ポプラキミノベルということで、表紙はお姫様と王子様みたいで可愛らしい!

    大好きな綾崎隼先生の作品
    綾崎先生の新たな一面を見れるような作品であった
    こんな作品も描けるのかと、素直に驚いてしまう
    ファンタジー感の強い今作はドンピシャに好み
    子供の時に読んだら、今以上にワクワクしただろうなって断言出来る

    何も覚えていない少女が目覚めた場所は、物語管理局と呼ばれる物語で不幸になった者達がたどり着く場所
    そこでは少女の先輩である王子
    童話の住人たちであるはだかの王様やマッチ売りの少女、人魚姫、おやゆび姫、みにくいアヒルの子など様々な住人たち
    不幸になった者を助ける物語管理官
    なんて魅力的な設定なのだろう!
    少女と王子は不幸になった住人たちを幸せにするために物語の世界へ!
    色々な方法でハッピーエンドにしていくので凄く凄く面白い
    物語の矛盾や結末は、綾崎先生らしくてすごく好きだ
    彼の、そして彼女の物語と秘密
    子供たちの言葉と楽曲が原点の作品、素敵な結末で大満足
    楽曲も耳に残り、素敵な音楽

    こちら、ポプラキミノベルには単行本には無い先生のあとがきが書かれてます!
    先生も昔から、本が大好きな少年だったんだなって
    絶対に少年少女が好きだと言うような作品だし、私自身もこの物語をとても好きになった

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    2023年03月26日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    凄く素敵な表紙!
    クリアカバーに少女が描かれていてとても綺麗だ

    大好きな綾崎隼先生の作品
    綾崎先生の新たな一面を見れるような作品であった
    こんな作品も描けるのかと、素直に驚いてしまう
    ファンタジー感の強い今作はドンピシャに好み
    子供の時に読んだら、今以上にワクワクしただろうなって断言出来る

    何も覚えていない少女が目覚めた場所は、物語管理局と呼ばれる物語で不幸になった者達がたどり着く場所
    そこでは少女の先輩である王子
    童話の住人たちであるはだかの王様やマッチ売りの少女、人魚姫、おやゆび姫、みにくいアヒルの子など様々な住人たち
    不幸になった者を助ける物語管理官
    なんて魅力的な設定なのだろう!
    少女と王子は不幸になった住人たちを幸せにするために物語の世界へ!
    色々な方法でハッピーエンドにしていくので凄く凄く面白い
    物語の矛盾や結末は、綾崎先生らしくてすごく好きだ
    彼の、そして彼女の物語と秘密
    子供たちの言葉と楽曲が原点の作品、素敵な結末で大満足
    楽曲も耳に残り、素敵な音楽

    先生のあとがきは、こちらにはありませんがポプラキミノベルに書かれてます!

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    2023年03月26日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    〜童話を愛したすべての大人へ〜

    アクリル?プラスチック?製の特殊なクリアカバーと綺麗な女性が空から降るような書影が気になり、本日衝動買いして、一気読みして、大号泣なぅ。

    タイトルと書影から連想してたんとちゃう内容に意表を突かれ、こんな展開で泣かせてくる本作は、もっともっともっ〜〜と宣伝しなきゃダメですってば!!

    間違いなく本屋大賞モノですよ!!

    本作はネタバレ厳禁ですが、子供の頃に読み聞かせて貰った童話を軸にしたファンタジー小説でありながら、終盤の展開と『ある人』を知ることで、一気に感動と感謝で胸が苦しくなります。

    本当に多くの人に読んで欲しいと思った名作です!!

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    2023年04月02日
  • それを世界と言うんだね 空を落ちて、君と出会う

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    ネタバレ

    アンデルセンとアンデルセンに恋をした少女のお話自分はみにくいアヒルの子が出てきたところで違和感を覚えてアンデルセンについて調べて謎が解けた。比較的読みやすかった。

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    2023年03月21日
  • それを世界と言うんだね

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    物凄くアニメに向いている作品だと思います。動く登場人物を見てみたい。そう思わずにはいられない作品でした。ファンタジー好きは必読、そうじゃない方も読んでみたら童心に帰れます。

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    2023年02月24日
  • あの夏が飽和する。

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    ネタバレ

    かなり重めの内容だったけど、現代の私たち(若者?)にとってすごく重要な内容だったと思う!
    登場人物たちの関係性がパズルみたいに繋がっていって最終的に全員が繋がった時はすごくスッキリした。

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    2026年10月08日
  • それを世界と言うんだね

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    ものすごく優しい物語でした。
    綾崎隼さんの「死にたがりの君に贈る物語」を読んでファンになり、色々な小説を読みました。
    綾崎隼の名前を見てすぐ購入した本です。
    童話の話だったのでこんな物語だったんだと思ったり考えたりしながら読むことができました。そして、自分が何者かわからない謎を追う中で、苦しんだ先にこんなに素敵な未来があるのかと、心が温まる物語でした。
    いつもの綾崎さんの物語とは違ったけども、楽しく読むことができました。

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    2026年09月27日
  • あの夏が飽和する。

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    ネタバレ

    とにかくずっと重たい。この本を読み始めてからずーっと暗い沼にどんどん沈んでいく感覚で光が見えない辛さがあった。この小説を読んでいる私はここをもっとこうすれば良いのではないかといろんな考えが浮かぶこともあり、しかし作中の登場人物の目線になるときっと環境によって私も視野が狭まってしまうんだろうなと感じた。作中に出てくる登場人物は、その環境で育ってきた私である気がして私自身も同じような人生を歩む可能性があると怖いなと思った。

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    2026年09月21日
  • 命に嫌われている。

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    ネタバレ

    重く、美しい文章だと思った。

    東日本大震災は誰にとっても衝撃的な出来事だったから、震災のワードが出るとそれだけで心が重くなる。

    主人公は生きたいけど、命に嫌われているから死にたい。そして、死にたいけど、どうしようもなく生きたい。
    そしてその隣には、東北の震災で亡くなった命が、きっと生き続けたかったであろう命が存在している。
    すごい矛盾の連続。
    心がしんどい時に読んだら持っていかれそうな気がする、そんな重い一撃が続くような小説だが、緩急がありするすると読めてしまう。

    あと気づいたのは、臭いとか、汗とか、血とか、生物的な描写が多いということ。
    主人公が若者だから、生物として生きる力が強いというのも感じる。
    だから余計に主人公は命に嫌われている状況が辛いのだろう。

    そんな彼を愛してくれるのは家族ではなく、同性愛者の男性。
    男性が言ってた、君は両親に望まれて生まれてきたんだという話、すごかった。真実だと思った。
    彼が期待するような望まれ方ではないだろうし、完全に親の独りよがりでしかない。それでも彼の命を肯定してくれた瞬間があったのは、もはやそれは彼にとって絶望だったんじゃないかなと思う。

    そもそも、命に嫌われているってすごい表現。
    死にたいことに対する他責感というか。
    そこはとても若者らしさが出ているし、やっぱり生きたい気持ちが残っているというのが表現されていると思った。

    ちなみに、付録でついてた曲を聴いたけど、これまたすごかった。カンザキイオリさんまったく知らなかったけど、すごい方なんですね。
    個人的には小説や曲が纏っている重さ、痛々しさなどの雰囲気が、女王蜂に似ていると思った。
    女王蜂好きな人には刺さると思う。

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    2026年09月05日
  • 自由に捕らわれる。

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    ネタバレ

    重たい内容の話でしたが、ミステリー要素が強いというよりかは、人間関係だったり、高校生が考える将来への不安、恋愛対象が異性ではないこと、SNSでの晒しなど、現代ならではの試練が姿夜を取り巻く物語です。
    琥太郎さんと姿夜の関係性、美生心と姿夜の関係性、姿夜の両親と兄弟との関係性、それぞれに色んな意味を持たされており、考えさせられました。
    作品に引き込まれる要素が多いと感じるので、読んでいる間は、別世界にいる気分でした。
    エピソードが濃く、衝撃的なものが多い気がしますが、それがストーリーに入り込める理由なのかも、とも思いました。
    琥太郎さんの死については、最後までその理由は分かりませんが、姿夜がこの死を追及していく中で、人間としての変化を得たこと、知見を得たことを読んでいくと理解することができました。
    なんでも自分で決められる「自由」という一見すると好条件な状況だけれども、それは選択の自由だけでなく、その選択をした将来への責任も自分で負わなくてはいけないという状況で、琥太郎さんになんでも教えを乞いながら生きていた姿夜がその人を失って、自分で選択を強いられる毎日を生きていくことでの葛藤や単純に好きな人を失った悲しみにもがきながらも生きていく姿は来るものがありました。
    読んだ後でも余韻がある物語でした。

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    2026年08月27日
  • あの夏が飽和する。

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    ネタバレ

    「命に嫌われている。」などの大ヒット曲を発表したボカロP・カンザキイオリさんの小説ということで、当時その曲をよく聴いていたこともあり、興味を持って手に取った。

    500ページを超えるかなりボリュームのある作品だったけれど、久しぶりに徹夜してしまうほど続きが気になり、読む手が止まらなかった。伏線の張り方と回収が鮮やかで、「そうやって物語がつながるのか」と何度も驚かされた。特に4章で武命の母親の浮気相手が明らかになる場面は衝撃的で、ここまでつながるのかと感心した。

    印象に残ったのは、武命の「助けてって普通に言えたら楽なんだよな。でも相手を間違えると、逆に痛い目にあう。弱さをさらけ出すのは結構危険なことだ」という考え方。

    本当にその通りだと思った。助けを求めることは大切だけれど、誰にでも弱さを見せればいいわけではない。相手を間違えれば、その弱さを利用されることもある。だからこそ、助けを求められずに一人で抱えてしまう人もいるのだと思う。

    また、武命や瑠花が他人の家庭を羨ましく思う描写にも共感した。自分にはないものを持っている人の家庭が、外から見ると幸せに見えることはある。でも実際には、どんな家庭にも外からは見えない事情がある。この作品では、機能不全家族、ネグレクトやいじめ、売春など、家庭をめぐるさまざまな問題が描かれていて、内容はかなり重かった。残虐な描写もあり、読んでいて苦しくなる場面もあった。

    一方で、終盤の伏線回収には少し無理があるようにも感じた。特に「この世界、狭すぎない?」と思う展開があり、石田なんてどこにでもいるだろ、とツッコミたくなった。たまたま武命と同じ苗字だからといって、そこから親だと分かる展開にはさすがに驚いた。

    武命のお父さんにもかなり苛立ち、正直、最後まで読んで「もう殺してくれたほうがスッキリしたのでは」と思ってしまった。

    細かいところではツッコミたい部分もかなりあったけれど、それを差し引いても、作品を飽きずに一気読みさせるストーリーの力とテンポの良さはすごい。

    重いテーマを扱った作品だからこそ読んでいて苦しくなる部分もあったけれど、それ以上に「この先どうなるの?」という気持ちが勝った。

    完璧に納得できる作品ではなかったけれど、久しぶりに徹夜してまで読み切ってしまった本。

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    2026年08月21日
  • あの夏が飽和する。

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    悲しくて残酷なジュブナイル小説。なのに、どこか美しさを感じてしまったのは不謹慎だろうか?
    後半にかけて熱量が高くなり、読む手が止まらなかった。
    過激な描写も多々あるので、人にはおすすめしづらい。
    ヘビーな内容だが、個人的に共感ポイントは無かったので、フィクションとして良い意味で俯瞰して読めた。

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    2026年08月13日
  • 命に嫌われている。

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    いじめや震災でたくさんのものを失ってなお生きる理由を考える話

    読後に聴く曲とのシンクロが最高すぎる。無価値な自分への嫌悪と、外側と内側の「」がない台詞にから伝わる性のズレと苦しさ。死に抗いつつも勝てない弱さの描き方がとてもいい。生きろ

    たくさん人が亡くなったのに、別の絶望で死にたいと思ったりむしろ震災に巻き込まれたら何か変わったのかと思うことはそれすら罪なのか。曖昧な感情のゆくえはどこへいこうね。最近地震が多い

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    2026年07月18日
  • あの夏が飽和する。

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    自殺した恋人に似た女の子に出会った。死を選ぶ彼らを救えるか

    わぁお、すごっ。人間の狂気を肯定してくれる本。地の文で語られる心理が人を殺しても納得する真に迫った描写で圧巻です。それが歌詞から削ぎ落とされた感情となればファンは垂涎もの

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    2026年06月20日
  • あの夏が飽和する。

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    ネタバレ

    ✶印象に残った言葉✶
    「不思議だ。なんで人は傷つけられながらも、人を好きになれるんだ。」

    「人を殺してなくても悪い奴はいるし、人を殺していても良い奴はいる。」

    「悪があって、善がある。その裏、善があって悪がある。片方だけの人間なんていない。」

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    2026年06月11日
  • 自由に捕らわれる。

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    ヒューマンドラマの側面が強い

    現実的ではない(私が知らないだけでどこかではあるのかな)かもしれないし、どの人物に感情移入しやすいか、読み手がどんな経験をしてきたかで読後に納得できるかどうかは大きく変わると思うけど、私は好きだった

    主人公の少年のまっすぐな気持ちが印象的で、誰かにそのような気持ちを躊躇いなく向けることができるのも、そのような関係の人がいることも眩しくて羨ましく感じた

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    2026年03月13日