マシュー・D・ラプラントのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
老いは病、という提言。
健康に長生きするには、適度に体をストレスにさらす。食事量を減らす、飢餓状態を作る、例:断食を取り入れる。
寒い環境に身を置く。例:冬でも薄い布団で寝る
運動をする。
この先生曰く、老いが病なら、老いない体を作る事で、病を遠ざける。老いは病を引きつけるから。頭ではわかるが完全な理解って難しいしピンと来ない。
先生は、今の医療、病院の制度、構造に大不満。病や腫瘍を狙って治療するのではなく、そうならないための研究をなぜ行わない?
医療のテーラーメイドは、確かに。言葉は聞いていたけど、真剣に考えた事なかったなぁ。医療関連企業に勤めてたのに、恥ずかしながら。男女で寿命が違うし、もっと言うと、ある人はそばでアレルギー起こすが、そうでない人もいる。じゃあなぜ治療はその人それぞれにならない?まだ医療が発展途上で人の寿命も今より短い頃は、より大勢の人を対象としていて良かったが、もう認識変わってもいいのでは?いきなりにはいかないけど、、と言う著者の呼びかけは一考に値する。
遺伝子検査で、自分に起きやすい病気を知らせてくれる。車の安全センサーのように。
寿命が伸びる世の中はもうそこに。
前半は生物学や遺伝子学と言った学問バリバリで難しいが、後半は打って変わって、著書の希望や将来への問いかけ。長く積み上がった医学感、倫理観、常識を変えていくのは難しいし時間もかかる。しかし、やれないことではない。
先生が提唱する、健康寿命が伸びると、今の「治療のための」医療費が削減でき、その分、人は長く働けて社会に貢献できる、特に今は年齢差別で、元気で有能な中高年を社会の隅に追いやっている、と言う論調は、中高年にとっては希望だなぁと思う。実際に、著者の父は70超えても知能体力共に衰え知らずとのこと。私もそうありたいなあ。
半年以上、入院から施設入居し、もうほぼ寝てるだけの父を思いながら、この本を読んだ。もしかして、寿命を伸ばす、いやそこまで望まなくとも、柔らかな命の終え方のヒントがあるのか…結果、この本にそれはない。
とりあえず、私は、毎日一食抜いてみる、そこから始める。しかしそれはなかなか強い意志がいる事だ。著者に出てくるサプリは日本で売っているのかな。だとしても、私は買うかなぁ。 -
Posted by ブクログ
著者によると「老化は病気の一種であり治療可能。誰でも健康的に150歳まで生きるのが当たり前になる時代がもうすぐ到来する」とのこと。なんの根拠もなく150歳くらいまで生きるつもりだったからありがたい。どちらかというとNMNの発見とかがメインだけど、やっぱり健康的な生活は必須っぽい。
「古い価値観の政治家の交代サイクルが長くなる」「地球温暖化が他人事じゃなくなり高齢者も環境問題に関心を持つようになる」など、人類が老いを克服できた場合のメリットデメリットの考察がSF的で面白い。
"本来、人類に寿命はないが、全人類が寄生生物に寄生されているせいで寿命が存在する"っていう設定で書かれた、アシモフの短編「ホステル」を思い出した。 -
Posted by ブクログ
老化こそ全ての死因の確率を上げる克服すべき最大の病である。そして、その病は治療可能である。
この本はそのメッセージについて書いている。そして、この定義と いかにして老化を防ぐか という適切な問いを立てたおかげで、健康長寿への道が飛躍的に進化していることが書かれている。
著者の 「人口割合の高く、投票率が高い高齢者こそが、未来に当事者がない」ことを変えたい という想いは響いた。
一方で、健康長寿に目処が立ち始めているゆえに、地球環境問題、特に気候変動、温暖化の問題こそ、喫緊解決すべき最大の問題になりつつあることも、再確認できた。
そして健康長寿が科学的可能になることを見越した、倫理と社会制度設計も急務である。生きられるようになったら、死ぬ権利をどう考えるか。 -
Posted by ブクログ
遺伝子動態の記述が難しかった。
高校の生物の先生が近くいにいたので、エピゲノムを高校で学ぶのかと聞いたら、知らないとのことだった。
大学レベルの内容なのかなと思い
もう一回勉強しなおそうかなと思った。
著者は第3章で老化を病気として説明している
その根拠として、・・・書こうと思ったが付箋を紛失してしまった
加齢による疾患の源流として老化があり、51%の人が経験するものでこれを治すことが未来は明るいと書いてあったような気が・・・
生物学的に見て自分がどれだけ年老いているかの簡単な検査がある
例えば腕立て伏せを46歳で20回超えてできるようなら大したものらしい
他には立ち座りテスト(ARS)
人間の寿命を長くする大まかな道筋はいか7つに集約される
1,AMPK活性分子
2,TOR阻害分子
3,サーチュイン活性化合物(STAC)
↑実効性が高いもの
4,メトホルン
5,NDA増強分子
6,ラパログ(ラパマイシン類似態)
7,セノリティクス(老化細胞除去薬)
で実際どんなことができるのか
・断食
・運動する
・寒さに耐える
・肉を動物性から植物性に変える
・タバコや有害物質放射線から身を守る
個人的には以下章
第3部 わたしたちはどこに行くのか 8章 未来の世界はこうなる
寿命が延びた世界、それは社会に、個人の価値観に大きな影響をもたらす。
政治家の政治生命延長による社会制度新陳代謝の低下
金持ちのさらなる資産拡大(長期資産運用による資産の増大)それによって生じる格差拡大
富裕なものは自分たちに良いものをいち早くためせ、より健康的に裕福になっていく
消費量が伸びたことにより地球環境破壊の深刻化
9章では健康長寿時代に何をすればいいのかが示されていた。
老化を治療する薬として
糖尿病患者に処方されるメトホルミン
サーチュインを活性化するレスベラトール
サーチュインの燃料となるNAD そも能登となるNMN
・著者は何をしているのか
・NMN1グラム1000ミリグラム
レスベラトロール1グラムおよび -
Posted by ブクログ
・原初のサバイバル回路:様々なストレスがゲノムにかかっている時は損傷の修復に専念し、好ましい時期が訪れた時だけ生殖を許す(最も必要とされる場所にのみエネルギーを振り向ける)
・ピアノ(ゲノム)を弾くピアニスト(エビゲノム)のミスタッチ:私たちの遺伝子を使って生命の音楽を奏でている
・雑音が生じてくる=DNAの損傷などのように細胞が大きく傷つけられた時=緊急事態→サーチュイン遺伝子がゲノムを離れる
・老化は病気
・がん発症リスク:50歳到達で100倍、70歳で1000倍…
・食事の量や回数を減らせ(間欠的断食:16時間空腹)
・動物性タンパク質の量を制限する
・運動、HITT、寒さ
・NMN1g(1000mg)、レスベラトロール1g、メトホルミン1gを毎朝摂取
・ビタミンD・K2の1日推奨量を摂取し、83mgのアスピリンを服用
・砂糖、パン、パスタの摂取量をできるだけ少なく、デザートはたまに味見
・1日のどれか1食を抜くか、少なくともごく少量に控える
・週末はジム、ジョグ、サウナ、水風呂
・植物をたくさん摂取、ほ乳類はなるべく避ける、運動したときは肉
・電子レンジにかけたプラスチック、過度な紫外線、レントゲンやCTスキャンは避ける
・日中と就寝時は涼しい場所にいるようにする
・フレンチ・パラドックス:飽和脂肪が多いにも関わらず心疾患が少ない(赤ワイン)
・ゼノホルミシス:厳しい環境に耐えて生き残る
・不自然なもの:よりよい暮らしを送るためにできることには限界があるという考えを受け入れること
・哲学者セネカ:どんなに忙しくても足を止めてバラの香りをかぐ余裕を持て「過去を忘れ、現在をおろそかにし、未来を恐れる者には、人生は短く、不安に満ちている
・ホッキョククジラ130歳、ホホジロザメ150歳で性的成熟、510歳も -
Posted by ブクログ
【自由研究】人はなぜ老いるのか?①
本書はおそらく壮大な【プレゼンテーション+プロモーション】なんだと思います。研究資金を得るための。
■本書の主張は明快です
・老化は病である
・ゆえに細胞を入れ換えれば長生きできる
・結果、人生130年時代になる
・人生の終わらせ方は選択制になる
■今後予想されること
・NMNというサプリが爆売れするでしょう!
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本書が正しいかどうかは別としても、今後健康寿命を延ばすことはますます盛んになるでしょう。
我々は寿命をいじることへ本能的に「違和感」を覚えます。著者はこうした批判や「諸問題」に対し、反論や解決索を提示します。
ただ、どの説明もどこか〈詭弁〉感が否めません…。この問題は倫理の問題なのできっと答えは出ないでしょう。
著者が唯一反論できなかった批判は、皮肉なことに著者の息子さんからのものでした。
「パパの世代もその前もみんな、地球が破壊されていくのを黙って見ていたよね。そのうえ、何?今度は人がもっと長生きできるようにしたい?世界をもっと傷つけられるように?」