コリーン・フーヴァーのレビュー一覧

  • リマインダーズ・オブ・ヒム あなたの遺したもの

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    ネタバレ

    やっぱりコリーン・フーヴァーさんの作品はおもしろい!
    海外の大人の恋愛って感じがする。
    レジャーの板挟みな立ち位置がかわいそうだった。カナも悪すぎるわけではないし、息子が死んだ親の気持ちも分からなくはないし。
    レジャーが勇気を出してカナの手紙を読ませたのは一か八か感があってよかった。

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    2025年09月16日
  • スローンはもう手遅れだから

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    麻薬捜査官のカーター(本名ルーク)は、ドラッグの売人アサの捜査のなかでアサの恋人スローンと出会う
    アサに怯えるスローンを愛するようになり、深い仲になっていくが…という物語
    ドラッグあり、セックスあり、暴力あり、銃撃戦あり、アメリカの若者ってこうなのか…!?と思わず疑ってしまうほどハラハラの展開で終始どきどきしっぱなし
    男のハートを鷲掴みにするスローンの魅力はうらやましいけど、話が通じないアサの執着は本当に怖い

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    2025年07月27日
  • ヴェリティ/真実

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    ネタバレ

    怖かった。ヴェリティって動くの?っていうところから始まり、この物語は真実?それともベッドの下から出てきた手紙が真実?どれが真実かわからなくなり。
    ジェレミーが軽々しく人を殺していくのも怖くて、病んだ子どもクルーがどこまでやんでいるか、どこまで真実を知っているかもわからず。

    怖い本だった。でも夢中で読んでほぼ一気読み。作者のコリーン・フーヴァーさんの書き方、訳者の相山夏奏さんの訳し方が素晴らしく、読みやすかった。

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    2024年10月18日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    駆け抜けるように読み切った。
    世界的にかなり有名な本なのに、日本でそこまで話題になっていないのが不思議。
    ここでもコメント数少なかったし、もったいないなあと思う。

    日本作家のこの手の小説はあまり読まないから分からないが、男女の描写が濃厚で大胆でセクシー。
    文章の引き込み力がすごい。

    ライルの視点を知りたいし書いてほしいが、想像するからこそ魅力があるのだろうと思う

    個人的にどうしても引っかかった部分がある。
    リリーが妊娠していることが分かり、産むと決めたとき、ライルの子ということに対しての複雑な気持ちの描写はあったものの、ここまで経営者でありバリキャリのキャラクターなのに『仕事と子育て』に

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    2024年08月01日
  • イット・スターツ・ウィズ・アス ふたりから始まる

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    とても素敵な恋愛小説。

    前作の終わり部分から始まる。
    アトラスとリリーの行末を見届けることができて幸せ。

    著者は当初は続編を書くつもりはなかったらしいけど、読者の熱烈な要望で今作を書いたらしい。
    続編を読むことが出来て良かった。

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    2023年08月24日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    洋書で読みました。

    Lillyの感情の描写が緻密なのがよかった。
    日本語だとうまく表現できないけど、英語ならではの痒いところに手が届いている表現?がいくつかあった。読んだ方には伝わるはず。

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    2023年06月14日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ひさしぶりの恋愛小説。現実には起きないロマンチックな恋愛を疑似体験した気持ちになるくらい没頭して読んだ。どんな理由があれ、虐待をする男とは離れるべき。85%が戻ってしまうと本に書いてあったが私自身も許してしまうかもしれないと思った。自分の幼少期の体験を生かして、子どものためを思ってさっぱり離婚を決意したリリーがかっこよかった。ダメな恋愛からはどんなに苦しくてもやめないといけない。

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    2023年05月21日
  • イット・スターツ・ウィズ・アス ふたりから始まる

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    リリーとアトラス、いいラストだったぁ!(拍手)

    カウンセラーwのテオと、アトラスの○○○○のジョシュの出現で、前作”It ends”とは違う深みがストーリーに出て面白かった。暴力とか心が痛むシーンが少なくなったのも良かった。

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    2025年03月10日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    愚かで可愛くて可哀想。

    ボロボロ泣いちゃった。憎むって身も心も削るのよね。『泳ぎ続けろ』が結構響いちゃって目が痛い。うだうだ振り返って憎んでちゃ、美しくはなれない
    わ。

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    2025年02月24日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    表現、描写が分かりやすい。
    構成的にも読みやすいと思う。
    その分、リリーがDVを受けている描写がリアルに想像出来て怖かった。
    タイトルの意味がラストに回収されたときに「なるほど、そういうことか!」となった。
    続編を読むか悩み中です。

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    2025年01月05日
  • スローンはもう手遅れだから

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    SNSの紹介で読んでみた。

    アメリカの小説(10代〜30代のロマンス)和訳にした本の様でした。
    ヤクの売人、親の育児放棄、
    冗談がアメリカみたいだなと‥と思った。

    私は英語は全く話せませんが、調べたら文章の組み立てが
    日本語→主語+目的語+動詞
    英語→ 主語+動詞+目的語
    なので始めは読みにくかったのですがドキドキしながら考え読み終えた。面白かったです。

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    2024年12月21日
  • スローンはもう手遅れだから

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    ネタバレ

    装丁のスローンに惹かれて読みました。
    タイトルが不穏だったのでバッドエンドかと思いましたが、ハッピー?寄りで良かったです。
    ただ、どういうバッドエンドになるか期待まではいかずとも、想像しながら読んでいた自分もいました。

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    2024年10月20日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    これは…リアルでした。
    愛する人から暴力を振るわれても…離れられない心情が痛いほどよく分かった。
    聞くだけだと何で?離れなきゃ!って思うけど、この本を読んで、何とも言えない気持ちになりました。ラストも最高に良かったです。
    ラストに分かる、タイトルの意味。
    続編を読むのも楽しみです!

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    2024年10月14日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ・ここまで強く、自分を守る決断をできる人は多くないのではないかしら。私なら絶対ほだされる。でも、リリーのママの言う通り、限界はどんどん押し流されるのだろう。最初はちょっとしたことだったし、二回目も事故みたいなものだったし、三回目も、私に悪いところがあった。いろいろと言い訳を重ねて、気づくと取り返しのつかないところまで来ている…誰が見ても「別れなよ」と思うようなところまで。でもその頃には限界など分からなくなっているから、いつ別れればいいのかもう判断できない。
    ・ごく稀に暴力を振るう男だとしても、あとは本当に完璧なのだ!きっとあの暴力は事故だった、ちょっとしたことだった。彼のことは心の底から愛して

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    2024年07月08日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    あるある。

    刺激的でどこか危なっかしい男の人って、魅力的に見えちゃう。

    自分が抱える過去のトラウマと相手の過去のトラウマ、そして我が子の未来を考えて不安要素を切り離す。簡単にはできない決断だけど、幸せに限りなく近づける第1歩。

    考えさせられるなー

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    2024年06月07日
  • イット・スターツ・ウィズ・アス ふたりから始まる

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    ネタバレ

    リリーとアトラスにピッタリの不器用で美しい恋物語だった!!

    ボストンの街で遭遇した2人の気持ちの昂りから本作は始まる。リリーはアトラスと恋人になりたいけれど、ライルが彼に対して嫌悪感を抱いていることを知っているため、これ以上恋仲になってライルが自分やエマ、アトラスに危害を加えてこないかと不安に駆られていた。
    アトラスはそんなにリリーを見て敬遠されていると焦りながらも、自分のお店での襲撃事件に頭を悩ませていた。そして昔自分を追い出した母が突然姿を現し、自分の息子、つまりまだ見もしないアトラスの弟が行方不明であることを伝える。そしてアトラスは襲撃犯が弟のジュシェであると目星をつけ、彼を捕まえ彼を

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    2024年02月28日
  • ヴェリティ/真実

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     冒頭から人の頭が割れるというインパクトの強さに驚く。事故で寝たきりとなった人気作家ヴェリティの作品を引き継ぐローウェンが、彼女のいる家に泊まり込み、目にした原稿から次々と驚愕の事実を知らされるし、動けないはずの彼女が動いている気配を感じるしで、どうオチをつけるのかと思いながら読んだ。
     期待を裏切らず、ラストにえ〜っという気分になり、エピローグで更に嫌な気分になり、作品を楽しむことができた。
     ロマンス要素、こんなにいる?と思い−1。

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    2024年02月11日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    ネタバレ

    一般的な恋愛小説かと思いきや、DVを繊細に扱ったリアルな恋愛小説だった。

    主人公リリーは、聡明で明るい女性。そんな彼女は自分の父の葬儀のあと、脳神経外科医のライルと出会い恋に落ちる。2人は順調に愛を育むが、ちょっとしたことが原因でライルがリリーを殴り、お互いのトラウマを引き起こすことになる。それはリリーの父がDV男であったこと、ライルは自分の兄を誤って銃で殺してしまったことだった…
    そんなあるとき、とあるレストランでリリーたちはアトラスに再会する。アトラスは昔ホームレスのときに、リリーに助けられて恋に落ちた過去があった。アトラスはリリーの傷ついている姿を見て見ぬふりができず何とか支えようと努

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    2024年02月09日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    DVを受けていた側の人間として感じていたことがリアルに書かれていた。
    DVから逃げないのは馬鹿って見放すんじゃなくて、なぜ逃げられないのかよくよく考えて欲しい。本当に根深い問題だとおもう。

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    2023年12月27日
  • イット・エンズ・ウィズ・アス ふたりで終わらせる

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    たしかブックチューバーさんの紹介で本作を知り、読み始めたのですが…
    原書でないのできっと細かなニュアンスはつかめないのかも、なんて思っていましたが訳者さんによるものなのかサクサクと読めました。
    400ページめにある母の言葉、涙でした。

    読めて良かった作品です。

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    2023年12月13日