コリーン・フーヴァーのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ駆け抜けるように読み切った。
世界的にかなり有名な本なのに、日本でそこまで話題になっていないのが不思議。
ここでもコメント数少なかったし、もったいないなあと思う。
日本作家のこの手の小説はあまり読まないから分からないが、男女の描写が濃厚で大胆でセクシー。
文章の引き込み力がすごい。
ライルの視点を知りたいし書いてほしいが、想像するからこそ魅力があるのだろうと思う
個人的にどうしても引っかかった部分がある。
リリーが妊娠していることが分かり、産むと決めたとき、ライルの子ということに対しての複雑な気持ちの描写はあったものの、ここまで経営者でありバリキャリのキャラクターなのに『仕事と子育て』に -
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Posted by ブクログ
ネタバレ・ここまで強く、自分を守る決断をできる人は多くないのではないかしら。私なら絶対ほだされる。でも、リリーのママの言う通り、限界はどんどん押し流されるのだろう。最初はちょっとしたことだったし、二回目も事故みたいなものだったし、三回目も、私に悪いところがあった。いろいろと言い訳を重ねて、気づくと取り返しのつかないところまで来ている…誰が見ても「別れなよ」と思うようなところまで。でもその頃には限界など分からなくなっているから、いつ別れればいいのかもう判断できない。
・ごく稀に暴力を振るう男だとしても、あとは本当に完璧なのだ!きっとあの暴力は事故だった、ちょっとしたことだった。彼のことは心の底から愛して -
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Posted by ブクログ
ネタバレリリーとアトラスにピッタリの不器用で美しい恋物語だった!!
ボストンの街で遭遇した2人の気持ちの昂りから本作は始まる。リリーはアトラスと恋人になりたいけれど、ライルが彼に対して嫌悪感を抱いていることを知っているため、これ以上恋仲になってライルが自分やエマ、アトラスに危害を加えてこないかと不安に駆られていた。
アトラスはそんなにリリーを見て敬遠されていると焦りながらも、自分のお店での襲撃事件に頭を悩ませていた。そして昔自分を追い出した母が突然姿を現し、自分の息子、つまりまだ見もしないアトラスの弟が行方不明であることを伝える。そしてアトラスは襲撃犯が弟のジュシェであると目星をつけ、彼を捕まえ彼を -
Posted by ブクログ
ネタバレ一般的な恋愛小説かと思いきや、DVを繊細に扱ったリアルな恋愛小説だった。
主人公リリーは、聡明で明るい女性。そんな彼女は自分の父の葬儀のあと、脳神経外科医のライルと出会い恋に落ちる。2人は順調に愛を育むが、ちょっとしたことが原因でライルがリリーを殴り、お互いのトラウマを引き起こすことになる。それはリリーの父がDV男であったこと、ライルは自分の兄を誤って銃で殺してしまったことだった…
そんなあるとき、とあるレストランでリリーたちはアトラスに再会する。アトラスは昔ホームレスのときに、リリーに助けられて恋に落ちた過去があった。アトラスはリリーの傷ついている姿を見て見ぬふりができず何とか支えようと努 -
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